皆さん、英語の勉強は楽しいですか?なかなか目の前の英語の勉強のモチベーションがわかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これまでも何度かインタビューをさせていただいている立命館アジア太平洋大学(APU)さんにご協力いただき、在校生の方々や英語を教えていらっしゃる先生に、英語の勉強法やモチベーションの上げ方について詳しくインタビューさせていただきました!
普段の英語の勉強の意義を見出せて、モチベーションも上がる記事なので、ぜひ読んでみてください。
このインタビュー記事は、以下の2部構成になっています。
- 前半:高校と大学での英語の学びの違いについて、APUの学生に聞いてみた
- 後半:英語の勉強のモチベーションが上がらない方へ、実践的なアドバイス(← 今回)
後半のこの記事では、英語の勉強のモチベーションを高めるための実践的なアドバイスを、とことん深掘りして聞いていきます。

(APU在校生のLEE(リー)さんと柴垣花恵さん、衛藤先生にお話を伺いました!)
APU生と先生から、英語の勉強のアドバイス!
- では英語を勉強している高校生に向けて、アドバイスがあればお願いします!
柴垣さん:英語のスピーキングに関しては、自分は特に必要性を感じて勉強を始めたわけではないのですが(前回の記事参照)、もししゃべれるようになりたい!という方がいたら、自分で機会を見つけて、新しい環境に飛び込んでみるのが大事だと思います。
また、実際に話すだけではなく、一人で頑張る勉強も大事にしてほしいなと思います。一人の勉強は安心できますし、座学で学ぶものでスピーキングにも役立つものはたくさんあります。
受験に関しては、いわゆる「受験のための英語」を嫌がる人もいると思うのですが、自分はバカにせずに頑張るべきだと思います。しゃべれるわけでもないのに、そこを取捨選択してしまうのはおすすめしません。
もし英語が得意なら、IELTSとか英検とか、外の機会にも触れるべきだと思います。その際に、学校で周りが英検2級を受けているからといって2級で止まるのではなく、周りを気にせずどんどん進めていった方が良いです。
また、IELTSや英検などの外部試験に向けた勉強のコツなのですが、単語を頑張ると良いです。自分は、本番が近づくと単語帳を開くのが怖くなって、単語の勉強をやめていたのですが、英検準1級に2回落ちてしまい、怖がらずに最後まで単語帳を見るようにしたら合格できました。わからないことを怖がるのではなく、腹を据えて学習するべきです。
- 具体的なアドバイスをありがとうございます!リーさんからはいかがでしょうか?
リーさん:私としては、言語の勉強を最終目的にするのではなく、言語を手段として、何かを成し遂げることを目標にしてほしいなと思います。
言語の習得自体を目的にしてしまうと、点数などの数字でモチベーションが変わってしまうのですが、もっとやりたいことのために言語の勉強を頑張るようにすると、モチベーションを維持しやすいと思います。
自分自身は「もっと日本社会について理解したい」という思いで日本語を勉強しています。韓国のメディアで流れている日本社会の姿と、実際に日本で感じる日本社会の違いを知るために、日本語を勉強しています。
受験を通じて学んだ英語の知識についても、間違いなく大学に入ってからのアウトプットの土台になっているので、切り捨てるのではなく、いつか役に立つだろうと未来志向で頑張ってみるのがいいんじゃないかと思います。
- 素敵なメッセージありがとうございます。では、実際にAPUで英語を教えていらっしゃる衛藤先生からも、何かアドバイスを頂ければと思います!
衛藤先生:私は、言語学習センター(CLE)というAPUのすべての言語科目を担当するセンターで英語の授業と、自主学習センター(SALC)で学生への言語学習のアドバイスを行なっているのですが、今の自分にふさわしい目標を設定したり、その目標を達成するための方法を自分で考えて試してみる、ということを得意とする人が意外と少ないなと感じます。「英語を話したい」とか「英語を使って仕事をしてみたい」といった何となくのイメージはあるのですが、漠然としていて、今の自分がそこに到達するまでの具体的なステップが見えていない印象を受けます。
そこを、細かなステップに区切っていくためには、実際に英語を使ってみて、身近なものとして感じることが大事だと考えています。
例えば、私はバスケ部だったのですが、入部当初はドリブルの練習ばかりだったんですよね。何の役に立つのかわからずに、ひたすらドリブル練習を3時間やらされていたのですが、つまらなかったです。でも先輩の休憩時間に、たまに練習試合をさせてもらえることがあって、そこで普段練習しているドリブルの大事さがわかったり、シュートの練習もしなきゃ、パスも磨かなきゃ、と気付かされました。実際にやってみることで、何が足りてないかを自分で痛感できたんです。
英語も同じだと思っていて、練習試合をどう増やすかが大事かなと。それが楽しいですしね。そういうチャンスは、待っていても手に入るとは限らないので、自分で作っていく必要があります。
今回お話ししてくれているリーさんと柴垣さんは、目標に向けて自分で考えて動いている2人だと思います。
先生の言ったことを聞いたり、成功した先輩や友だちの勉強法を真似したりすることが成功への近道だと思う人も多いのではないかと思います。でも、目標達成への道筋はみんな違い、自分に合う勉強方法は自分にしかわからないので、失敗しながら見つけていくべきかなと。そのためには、やっぱり実際に英語を使って、試行錯誤を続けるのが大事だと思います。
失敗が怖くなったり、目の前の壁をどう乗り越えればいいのかわからないこともあると思うのですが、そんなときにはぜひ、これまでの人生でチャレンジしたことを思い出してみてください。英語の勉強に限らず、何か失敗しながらも頑張ってみたことややり抜いたことが、みなさんそれぞれあるのではないかと思います。その経験を思い出すと、自分だけのピンチ克服方法のヒントが見えてくるはずです。
柴垣さん:個人的には、そんなに難しく考えなくてもいいんじゃないかと。笑 自分も、ハロートークのアプリで英会話をやり始めたときは、ずっと手が震えていました。最初はみんな怖くて当たり前なんです。でもそれで聞き取れなければYouTubeでリスニング動画を見まくればいいだけですし、やる前に、そんなに難しく考えなくてもいいのかなと思います。
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(APUの授業のワンシーン)
- チャレンジするためのコツもとても参考になります。普段英語を教えていらっしゃる中で、学生さんからはどういった意見が出てきますか?
衛藤先生:このインタビューに向けて、自分の授業の中で、学生に「高校と大学での英語の学びの違い」について聞いてみたんですね。
すると、「高校生のときは、知識のインプットばかりで好きじゃなかったけれども、今は実際に英語が通じることが体験できて、コミュニケーションがとれるようになって嬉しいし、楽しくなった」という意見が一番多かったです。
ただ、柴垣さんのお話にも出てきていた通り、高校生のうちでもこの「英語が通じる」という体験はできますし、日本にいても手に入れられるということは知っておいてほしいなと思います。
また、リーさんの話にもありましたが、言語の「勉強」だけを目標にしないのは大事だと思います。英語の点数を上げて良い大学に行きたいとか、大学で英語を勉強して就活を有利に進めたいといったような、自分の外から求められる結果や報酬を期待して勉強する方も多いですが、逆にそれでストレスを感じてしまう人もいるのではないかと思います。自分の学んでいる言語が、どんなことでもいいので自分の中の「楽しい」や「やりがい」につながると、もっと気楽に継続的に学べるのではないかと思います。
前に柴垣さんと話していたときに、「発音を楽しむこと」がモチベーションになっていたという話が出てきましたよね?
柴垣さん:そうですね、自分は中高のときに、教科書の英文を綺麗な発音で読むことで、英語の勉強を楽しめていたんですよね。これは、自己肯定感がとても上がるのでおすすめです!
また最近は、言語によって文法構造が異なるので、それによって思考回路も変わることを感じ、そこにも語学の勉強の面白さを感じています。
- とても勉強になる話をたくさんお伺いさせていただき、ありがとうございました!
インタビューはここまでとなります。いかがでしたか?
私自身も、英語の勉強のモチベーションの上げ方についてとても参考になりました。受験勉強のインプット中心の英語の勉強であっても、楽しめる点を見つけてモチベーションを上げたり、実際に英語を使う機会を作ったりすることで、能動的に学んでいきましょう!
柴垣さんがおっしゃっていた「発音を意識して英語を読む」というのは、個人的にもとてもおすすめです!ネイティブになり切るのがポイントです。
また、言語は何かを成し遂げるための手段だという話も、とても勉強になりましたね。
APU自体の紹介は、以前別の記事で出しているので、まだ読んでいない方はぜひこちらも読んでみてください。
読んでいただき、ありがとうございました〜。






























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