「やりたいことがない人」に“夢を持て”って残酷すぎない?
こんにちは、yutoです!!
突然ですが、こんなこと言われたことありませんか?
「自分のやりたいことを見つけて、そのための学部を選びなさい」
「夢がないと大学で何を学ぶか決められないよ」
たしかに、一理ある。
でも正直なところ、「いや、やりたいことなんてないんだけど…」って思ってる人、多いんじゃないでしょうか。僕もそうでした。なんとなくで学部を決めて進学した側の人間です。
“夢がある前提”で話される進路指導の空気感ってなんかいやだよね、、
高校3年生になると、急に「将来どうするの?」という話が現実味を帯びてきます。
親や先生、時には塾の先生まで、「夢は何?」「将来なりたい職業は?」と問いかけてきます。
そして、夢から逆算して学部を選びましょう、という流れになる。
でも、そもそも“やりたいことがある”という前提で話が進んでいくことに違和感を覚えた人、いませんか?」
実際、明確な夢を持っている高校生なんて、ほんの一握りです。
にもかかわらず、「夢がないと進路が決められない」みたいな空気が充満している。
だからこそ、多くの高校生が“なんとなく”で夢っぽいものを作り、それに合わせて学部を選んでいるように見えます。
でも、やりたいことがないのは“フツー”です
僕も高校のとき、「これが一生の仕事にしたい!」という確信なんてありませんでした。
周りの友達が「法学部行って弁護士目指す」とか話しているのを見て、「すげえ…」って思ってた。
でも、後から知りました。
あのとき夢を語っていた友人たちの多くが、数年後には全然違う道に進んでいたんです。
つまり、やりたいことなんて途中で変わっても全然いいし、むしろ「最初から一つに絞れた方がレアケース」なんですよね。
つまり、 今「絶対これ」という夢を設定する必要は全くないのです。
学部は「めちゃくちゃ興味ある!」じゃなくても選んでいい
とはいえ、多くの大学では出願の際に希望学部を選ばないといけないですよね。
「夢がないのに、どうやって学部を決めればいいの?」
それは、多くの人がぶち当たる壁です。僕もそうでした。
そんなときの判断基準は、「まあ学んでも嫌じゃないかも」という感覚で十分です。
数学が嫌いなのに、数学を使う学部に行くとさすがに大学の授業がしんどいと思いますが、「絶対これ」ではなく「これ得意そう」「これは学んでみると面白いかもな」くらいで大丈夫です。
完璧な選択なんて最初からできません。
むしろ、「ちょっと面白そう」「嫌いじゃない」で選んだ道が、のちのち本気になることもある。
最初の一歩は、小さくていいんです。
夢は“後から出会うもの”という考え方
僕の先輩に、政治経済学部から介護の道に進んだ人がいます。
また、教育学部に入ったけどプログラミングにハマってIT企業に行った人もいます。
つまり、「大学で出会ってから見つかる夢」もたくさんあるということ。
そもそも、高校生のうちだと触れる世界がまだせまいものです。
夢って、事前に見つけておくものじゃなくて、人生の途中で出会うものだと思います。
この考え方を持っておくと、焦らず、自分のペースで選択していけると思います。
「夢がない」=「動かなくていい」ではない
ここで一つ勘違いしてほしくないのは、「夢がないなら何もしなくていい」って話ではないということ。
夢がなくても、学部は選ばなきゃいけないし、受験勉強もしないといけない。
ただ、そのプロセスのなかで「やってみたら意外と面白い」が出てくるかもしれない。
むしろ、何もしないと何も見つからないから、だからこそ、小さく動くことが大事なんです。
まとめ:「夢がない」は全然恥じゃない
「やりたいことがない」って悩んでる人は、実は“めちゃくちゃ普通”です。
むしろ、夢に縛られずに動ける人のほうが、後々しなやかに進路変更できたりします。
学部選びは完璧じゃなくていい。
大学に入ってから「これが面白い」と思えたら、それが夢の種になります。
焦らず、無理せず、でも止まらずに。自分のペースで未来を探せば、それで充分です。
今回は以上です!今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!











