機械工学科は何を学べて何になれる?(2/2)
こんにちは北の大学生です!
今回は前回の記事の続きで、機械工学科に進むと将来何になれるのかについて書いていこうと思います。
自分の通う北海道大学での体験談ですが、他の大学でもおおよそ似たような状況だと思いますので、ぜひ読んでみてください!
機械工学科卒に人気の就職先
まずは以下のページを見てください。公開されている、2022年度の北大工学部の就職実績です。
就職に強い!工学部
このページの、機械知能工学科の部分を見てみましょう。
業界としては、やはりメーカーが人気だと感じます。メーカーとは、製品の製造を行う企業のことです。三菱重工業やトヨタ自動車、本田技研工業などがメーカーに当たります。
メーカーが人気なのは、大学で学んだ内容が直結するからでしょう。直結すると言っても、もちろん入社後すぐに即戦力になるわけではありませんが、ある程度予備知識を持っているので、就活の際に業務内容も理解しやすいのだと思います。
例えば自動車メーカーだと設計の知識が役立ちます。他にも、材料力学は製品を安全に設計するため(部品の強度を計算)に役立ちますし、熱力学はエンジンの熱効率の計算などに役立ちます。
また、北大の機械工学科ではほとんどの人が院進し、メーカーでは理系院卒の学生を推薦で採用することが多いので、それも理由としてあると思います。
次に人気な業界は、IT系です。IT系といっても幅広いですが、アクセンチュアや野村総合研究所、DMG MORI Digitalなどが見られます。こちらは給与水準が高いこと、スキルが身につくこと、リモートワークが多いことなどが人気の理由でしょうか。
就職難易度が高い所も多いです。
その他に人気な業界は、インフラ系です。様々な地方の電力会社が見られますし、東京ガス、JALなども見られます。
人気な理由としては、安定していること、技術が活かせることなどがあると思います。私の知り合いもインフラ企業に技術系の職種で就職していました。
以上が機械工学科の学生に人気な業界でした。余談ですが、研究室配属されると企業の方と共同研究することがあり、その繋がりで就職できてしまうこともあるようです。
今回はここまでです!
それでは読んでいただきありがとうございました🙏