こんにちは北の大学生です!
先日院試(大学院の入学試験)の合格発表があったのですが、無事合格していました。という訳で、今回は北大の工学院院試の体験談について書いていこうと思います。
私は内部からの進学なので、外部から北大院を志望している場合の参考にはあまりならないかもしれませんが、「大学院にも行くぞ!」という高校生の方々にも、ぜひ読んでいただければと思います。
試験形式
まずは試験形式について書いていこうと思います。
私が受験したのは工学院・応用量子科学系研究室群だったのですが、そこでは数学が必須で、専門科目は9問から3問選択して回答するという形式でした。
専門科目は電磁気学、材料科学、原子炉工学・原子炉物理の3科目あり、それぞれの科目で大問が3つあるので、そこから3問を選択するという形式です。
数学は必須なのでしっかり勉強しなければなりませんが、専門科目は科目を絞って深く勉強するという作戦もあります。
私も実際に専門科目は2科目に絞って勉強を進めていました。
上記の筆記試験は1日目に行い、2日目は面接があります。内部生の場合は、面接は数分程度で終わるような内容でした。
また、英語でも点数が与えられますが、こちらは当日の試験ではなく取得してあるTOEICの点数に基づいて配点されます。
私は810点持っていて十分かなと思ったので、院試に備えてTOEICを受け直したりはしませんでした。
勉強期間・勉強時間
まず、しっかりとした院試対策を初めたのは1か月半ほど前からでした。
1ヶ月半ほど前からほぼ毎日研究室に通って勉強をし、総勉強時間は180時間ほどでした。使ったノートのページ数は270ページくらいです(Goodnotesを使っていました)。
バイトなどの用事があるとき以外は基本的に研究室に来て勉強していました。研究室に行くと同期も院試勉強していることが多かったので、モチベーションの維持に繋がって良かったです。
また、先ほど総勉強時間は180時間ほどと書きましたが、これは内部生の中でもかなり多い方だと思います。なぜこんなに勉強したかと言うと、他の受験生に比べて地頭に自信がなかったのと、かなりの心配性だったからです。
周りを見ていると20日前くらいから対策を始めてしっかり受かっている人もいたので、内部生の場合はそこまで心配しすぎる必要はないのかなと思います。
やるべきことをしっかりやっていればちゃんと受かるはずです。
どんな勉強をしていたか
次にどんな勉強をしていたかについて書いていきます。
私は「まず教科書をざっと読んで練習問題を解く→ひたすら過去問を解いていく」といった感じで勉強をしていました。大学受験よりも、教科書や過去問をやり込むことが大事になってきます。
先輩に「過去問数年分解いておけば大丈夫」と言われたのもあって、過去問ベースで勉強を進めました。
最初に過去問を見た時は解法が全く頭に浮かびませんでしたが、教科書を1周してからもう1回見てみると、スムーズに解けたり解答を見て納得する問題がかなり増えました。
そんな感じで過去問は数学に関しては結局10年分ほど解いたのですが、全てしっかり復習した結果、10年分はほぼ完ぺきに解けるようになりました。
この時私は「本番どんな問題がきても数学は大丈夫そうだな」と思っていたのですが、本番で見事にコケることになったのはまた後で書こうと思います。
専門科目も過去問を解きながら勉強をしていたのですが、分からない問題が数学よりも多く、ネットで調べたり教科書・授業のノートを読んでいる時間がかなり多かったです。
また、分からない部分を同期と話し合いながら勉強したりもしていたので、それでかなり理解が深められたと思います。
1人で悩むよりも、誰かと議論する方が理解が深まることを改めて実感しました。
今回はここまでです!
次回は院試本番の感想、院試の攻略方法について書いていこうと思います。過去問ベースの勉強でなぜ本番失敗したのかも書いているので、ぜひ読んでみてください。
それでは読んでいただきありがとうございました🙏








