こんにちは北の大学生です!
今回は前回の続きで、院試本番の感想、院試の攻略方法について書いていこうと思います。
まだの方はぜひ前回の記事から読んでみてください!
本番の感想
なんやかんやあってついに筆記試験当日がやってきました。
1科目目が数学だったのですが、私は解き進めていくうちにこう思いました。「あれ、過去問より難しくない?」と。
単純に難しかったのもあるのですが、今年の院試はかなり傾向が変わっており、周りの人に聞いてもやっぱり今年は難しかったという人が多かったです。
それでもなんとか解ける部分はしっかり解いて、手応え的には6割~7割くらいで数学の試験を終えました。
正直数学は8割くらい狙っていたので、けっこうショックでした。
だいぶ落ち込んで臨んだ午後の専門科目でしたが、こちらは数学とは打って変わってかなり解きやすく、9割くらいの手応えで試験を終えました。
傾向はこちらも変わっていたのですが、素直な問題が多く、初見でも解ける問題が多かったです。
そんな感じでなんとか午後で巻き返したのですが、正直試験が終わった後はかなり不安でした。内部生は合格しやすいとはいえ、数学で過去一やらかしてしまったからです。
数学でやらかした原因としては、過去問ベースで勉強してしまったことが挙げられます。この勉強法では過去問で出てきていないような問題には対応できないため、本番で傾向が変わると柔軟に対応できないのです。
例えば過去問を解いて計算問題は解けるようになったけど、証明問題は過去問に出ていないからあまり勉強しない、教科書もその部分は読み飛ばしてしまう、などの勉強をやってしまっていました。
これだと本番で証明問題が出てくると詰んでしまいます。教科書をしっかり読み込んでいない人は解けないでしょう(私のように)。
実際、過去問をあまり解いていないが教科書をしっかり読み込んでいた友人はかなり手応えが良さそうでした。
私が院試勉強において一番やらかしたなと思った点でした。
これは院試以外の勉強にも言えることですが、柔軟に対応できなくなるため、あまり過去問ベースで勉強しすぎないようにしましょう。
過去問に対応する力をつけるのではなく、その科目を体系的に理解した方が、後々得をすることが多いです。
院試の攻略方法
最後に私が思う院試の攻略方法を書いておこうと思います。
- 早めに対策を始める
- 1人で勉強しない(誰かと一緒に勉強する)
- 過去問はやっぱり大事
- だけど過去問に頼りすぎるのはダメ
- 英語で点数を稼ぐ
- 情報を入手する
ざっと、これらが私が院試において大事だと思った点です。
まずは早めに対策を始めることです。
内部生の場合は、先輩に「内部からはほとんど落ちることないから安心して良いよ」などと言われることが多いと思いますが、それでも年に数人は内部生でも不合格になっているので、油断はしない方が良いです。
早めに対策を始めて、もし早く対策が終わってしまったなら他のことに時間を使えばいいだけです。
次に、1人で勉強しないということです。
先ほども書きましたが、1人でやるよりも誰かと相談しながら勉強した方が理解が深まりますし、正しい理解もしやすいです。
大学の勉強は暗記よりも理解が重要になってくるので、その点に注意してください。また、大学の勉強では、教科書や参考書の解説はかなり省略されているので、みんなで勉強していくのがオススメです。
過去問については、やはり重要ですが、過去問に頼りすぎると私のような失敗をしてしまいます(過去問で見たことないような問題が解けなくなってしまう)。
なので、しっかり教科書を読み込んで、体系的に理解するようにしましょう。
英語で点数を稼ぐことも1つの手段です。
院試はだいたいTOEICなどの外部試験の点数で英語の点数が決められるのですが、そこで高い点数を取っておくと少し有利になります。ただもちろん数学や専門科目の方が大事なので、「時間に余裕があればTOEICで高得点を狙ってみる」くらいで良いと思います。
最後に、情報を入手するということです。
内部生の場合はあまり情報には困らないと思いますが、外部生の場合は自分から求めないと情報を入手できません。
過去問や出題傾向、その他もろもろの院試に関する情報は、志望先の大学の友人から入手しておくと良いです。もし友人がいない場合は、志望研究室の教授にメールを送ってみるのも良いと思います。
今回はここまでです!
院試緊張しましたが、なんとか乗り越えられて良かったです。皆さんも院試を受ける際は、私のように油断しないようにしてくださいね。
それでは読んでいただきありがとうございました🙏









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