前回の記事では、「合宿免許」という選択肢についてご紹介してきました。(前回の高3必見!合宿免許という選択肢はこちら)
しかし、皆さんの中には「とはいえ、一日中勉強なんてつらい」「友達との思い出づくりなんて言っても、実際は勉強で詰め詰めなんでしょ?」そう思う方もいるかもしれません。
ですが、実際はそんなこと全くありません!
むしろ“旅行気分で楽しめる”のが、合宿免許の魅力なんです。
そこで今回は、合宿免許の「とある一日」を紹介していきたいと思います。
(※あくまで筆者が体験した平均的な一日の流れです。日によって多少異なります。)
合宿免許の一日
朝は意外とゆっくりなスタート?
「合宿免許」と聞くと、朝早くから夜までびっしり授業…というイメージを持つ方も多いかもしれません。筆者も通うまではそう想像していました。
しかし実際は、朝はそこまで早くありません。
筆者の場合にはなりますが、一番早かった日で朝9時に宿舎を出発。それ以外の日は10時前後、時には昼からのスタートという日もありました。
また朝の過ごし方も自由です。
ゆっくり寝るのも良し、近くの観光施設へ行くのも良し、自習や仕事をするのも良し。自分のペースでゆっくり過ごせるスケジュールになっていました。
学科はすべてオンラインで完結
筆者が体験した合宿免許の特徴のひとつが「学科のオンライン化」です。
普通の自動車学校だと、学科も実技も学校に通って受ける必要があるため、かなり時間が拘束されると聞きます。
しかし、私が行った合宿免許では、学科はすべてオンライン受講!
1コマ50分程度の講義を、仮免前に約15本、卒業までにさらに約15本ほど見る形。好きな時間に受けられるため、時間の使い方に余裕がありました。
このオンライン受講について教官に聞いたところ、「せっかく合宿で来ているのだから、この土地を楽しんでほしい」という思いから、オンライン制度を導入しているそうです。
筆者は夜寝る前にまとめて視聴したり、朝起きて学校へ行く前に見たりと工夫していました。正直大変な部分もありましたが、普段レポートや記事を書くことに慣れている人なら、そこまで苦には感じないと思います。
(天気が良い日にはビーチを一望できるテラス席で過ごすことも!)
(筆者が撮影)
技能教習はリラックスした雰囲気?
では、実際に自動車学校に行く必要がある技能教習はどのようなものだったのでしょうか。
基本的に技能教習は1コマ50分ほどの枠なのですが、仮免前は午前の遅い時間や午後の時間帯、仮免取得後は午前や午後の早い時間帯が多かったです。
また試験のときこそ緊張しますが、普段の教習では教官もフランクで優しく、楽しい雰囲気の中で運転を学ぶことができます。
筆者がクルマが大好きなのも影響しているかもしれませんが、むしろ「学校に行くのが嫌」というよりも、「今日は何時から運転できるんだろう、楽しみ!」という気持ちの方が強く楽しみながら学ぶことが出来ました!
(時には教習で近くの観光施設に行くことも!)
(筆者が撮影)
温泉とご当地グルメでリフレッシュ!
合宿免許の一日はこれで終わりではありません。筆者が体験した合宿免許では、隣接する温泉施設を自由に利用できました。どうやらオーナーが同じだったようで、合宿免許生は入り放題!
温泉に入って疲れを癒したり、サウナで整ったりと、毎日が小旅行のような気分でした。
夜は、部屋でゆっくり過ごす人もいれば、友人と遊ぶ人、温泉に遅くまでいる人もいます。中には、飲み会に行ったり、タクシーで少し遠出をしたりする人もいました。
また、ご当地のグルメを食べに行く人も多く、筆者自身も何度か出かけましたが非常に楽しむことが出来ましたね。

(瀬戸内海に面していることもあり、魚が美味しかったです)
(筆者が撮影)
「勉強漬け」ではなく「ゆとりある毎日」
こうして一日を振り返ると、合宿免許は決して「一日中勉強」ではありません。
実際は、半日ほどで教習が終わり、残りは自由時間という日も多くあります。
観光・遊び・仕事など、自分のスタイルに合わせて過ごせる環境が整っているのです!
まとめ
この話を聞いて、「あれ、意外と大丈夫かもしれない」そう思ってもらえたなら嬉しいです。
少なくとも、筆者が体験した限りでは、想像していたよりもずっと身体的にも精神的にも楽でした。
勉強だけでなく、旅行気分も味わえる、それが合宿免許の魅力です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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