Follow Us!!:

アプリなら、たくさんの便利な機能が無料で使える!
今すぐアプリをダウンロードして、もっと自由に学ぼう!

履歴の確認
お気に入り・フォローの登録
通知の受け取り
ファイルの作成・追加・複製
メモの作成・確認
モチベボードの投稿
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
運営会社お問い合わせ利用規約プライバシーポリシー

© 2025, okke, Inc.

yuto

偏差値の“本当の意味”知ってる?

2025年7月28日

こんにちは、yutoです!

模試の結果が出るたびに「偏差値〇〇だった…」「B判定でギリいけそう?」と盛り上がるのは、受験生あるあるだと思います。

でもふと思ったんです。

「偏差値って、そもそもなんなん?」

自分も高3の夏くらいまでよく分かってなかったし、「60超えてればすごい」くらいに思ってました。
ということで今回は、そんな偏差値の正体についてちょっと真面目に、書いてみます。

偏差値=点数じゃなくて“相対的な順位”

まず結論から。

偏差値ってのは「点数」じゃなく「相対的な順位」を数値化したものです。
つまり、偏差値が高いというのは、周りより上にいるってことを意味します。

模試の偏差値70って聞くと「すごい!」って感じると思いますが、実際そのくらいだとだいたい上位2〜3%(これは全体の分布によっても変わります)。
100人中2〜3人くらいしかいないくらいのレアキャラです。

逆に偏差値60だと上位15%くらい。
偏差値50だと、ちょうど真ん中あたり。
偏差値40は下位15%くらい。

この“相対的な位置”を数値化したものが偏差値です。

※ 数学1のデータの分析を学んだ人は、正確な計算式の定義も理解できるはず。偏差値の定義は、(自分の値 - 平均値) ÷ 標準偏差 × 10 + 50 です。つまり、偏差値60というのは「平均値から標準偏差1つ分離れている」、偏差値70というのは「平均値から標準偏差2つ分離れている」ことを表します。

偏差値は「自分だけじゃ上がらない」
ここがめちゃくちゃ大事なポイントです。

偏差値って、自分がどれだけ点を取ったかだけじゃ決まらない。
周りより上かどうかで決まります。
たとえば、自分が前回より20点伸ばしても、他のみんなが30点伸ばしてたら、偏差値は下がることもある。
逆に、そこそこしか点が取れなくても、みんなが爆死してたら偏差値は上がる。

これが「偏差値は相対評価」って言われる理由です。

つまり偏差値は、

自分がどれだけ勉強したか + 周りがどれだけやってるか

で変わるような、ちょっと残酷な数字なんです。

偏差値が上がらなくて凹む人へ

ここまで読んで「やっぱ偏差値ってキツいな…」って感じた人、いると思います。

僕も実際、現役のときはずっと偏差値55〜58くらいをウロウロしてて、「もうこれ以上伸びないんじゃね?」って本気で思っていました。

でも、ある時期を境に急に60を超えるようになって、秋には65を超える模試も出てきました。

このときの変化って、正直"自分が急成長した”というより、上にいる人たちとの差を少しだけ詰められたっていう感じなんです。

偏差値って、ある程度まで来ると“爆上がり”しないものなんですよね。
じわじわ上がって、たまにガクッと下がる。

だから、ここで言いたいのは、周りにも左右される偏差値を気にしすぎないで、数字の裏にある“自分の伸び”に目を向けるのが大事ということ。

偏差値は敵じゃない。むしろ道しるべ

偏差値に振り回される人、けっこう多いです。
「E判定だ…無理かも」
「A判定だ!勝ち確や!」
でも実際は、本番でA判定の人が落ちて、C判定の人が受かるなんてザラ。

だから、偏差値や判定は、あくまで“今の地点を知るための地図みたいなものでしかないんです。

それを見て、どこに向かってどう進むかは自分次第です。

おわりに:数字の“意味”を知って戦え

偏差値って、なんとなく「高ければ良い」って思いがちだけど、その数字が何を意味してるのか、ちゃんと知ってると心の持ち方も変わります。

大事なのは、「偏差値の数字より、自分がどう変わってるか」。自分に目を向けましょう。

毎日の勉強が、確実に何かを積み上げてるなら、それは絶対に結果として数字にも現れます。

だから、偏差値にビビるな、使いこなせ、ということです。

それでは、また!

yuto

地方自称進高校から早稻田大学政治経済学部に現役合格。受験生の役に立つ情報を発信していきます。

関連記事

#モチベーション

主体的に!
深夜に眠くなる人へ。勉強のコツ、あります。
受験生はこれを心に留めておけ
東大でカフェ勉してみない?
受験勉強で得られるもの

#受験勉強

科目を減らすのは「逃げ」ではないか?
「流れで覚える」歴史の勉強法
受験勉強とは「課題解決思考」の練習である
英文解釈に逃げるな!
「問題が解ける」に価値はない