私の東大合格体験記 part2
私の東大合格体験記 part2
どうも、フジです。
こちらは前回の記事の続きとなっていますので、先に part1 を読んでいただけると幸いです。
中学時代はサッカー1色
中学時代は、部活動に一生懸命でした。
私は小学3年生の冬からサッカーをしていたので、迷わずサッカー部に入部。ありがたいことに、入部直後から中学3年生に混じって試合に出場していたんですよね。部員の中では比較的上手な方だったというのと、入学時で身長が173cm、体重が69kgと、かなり完成された体格をしていたからです。私がめちゃくちゃ上手だったというわけではないと、一応の謙遜だけはしておきましょうか。
まさか、こんなにも早々にスタメン起用されるだなんて思ってもいませんでしたし、こうなるともう「期待に応えたい!」の一心ですよね。サッカーに打ち込む以外の選択肢がなくなりました。
勉強の方は、定期テスト前だけ友達とマクドナルドで勉強する...提出物はあまり出さない...って感じでした。成績も微妙でしたよ。実力テストは良くて校内30位。
サッカー部の同期には「テストではいつも学年順位が1ケタ」という友達が2人もいて、実力テスト返却シーズンになると、彼らの元(サッカー部の部室)に1ケタ順位常連の賢者らが集まってくるんです。私は、それを横目にサッカーボールを蹴っていましたね。自分もあのハイレベルな会話に混ざりたいなぁなんて思っていました。そんな感じです。察してください。
中1からずっと主力メンバー(自分で言うな)でしたが、中学3年生になると、サッカー部のキャプテンとしてチームを引っ張っていくことに。
中高一貫校だったので、中学3年生にも関わらず勉強に対する焦りなんてものは一切なく、サッカーのことばかり考えていました。サッカーのことばかりを考えていたのに、最後の県総体は初戦敗退なんですけど、それにはあまり触れないでいようと思います。
夏、県総体で敗れて中学サッカー部を引退した後は、今度は高校サッカー部での活動が始まります。流石中高一貫校。中3の段階で、高校の部活に参加させてもらえるんです。ということで、9月以降もサッカーばかりしていました。ちなみに、10月にあった新人戦(U-16)にも、高校1年生とともに出場させてもらいました。こちらも結果についてはノーコメントです。この頃はまだ「この高校のサッカー部でサッカーを頑張るぞ!」の一心でしたね。
今思えば「人生のターニングポイント」的なやつって本当にあるんだなぁという感じです。
中学3年生の11月19日。急に高校受験をしたいと思うようになったんです。
きっかけはひねくれ思考
11月19日は、父方の祖母の法事の日でした。
私も含め親戚が皆集まっている中、1人、当時高校3年生だった従兄弟が欠席していたんです。大学受験の勉強があるからというのが理由でした。それに対して、当時の私は憤りを覚えてしまったんですよ、「法事に来ないなんてことがあるか!法事に出席したところで大学受験の結果はかわらねぇよ!」と。ここからどう自分の高校受験に繋がっていくんだと思った方もいるでしょうが、当時の私はたいそうひねくれていたみたいでして。
「俺が今から勉強を始めて従兄弟の志望校よりもいい高校に合格したら、『受かるヤツは1日くらい勉強できない日があったとて受かる』『法事の1日くらいじゃ受験の結果は変わらないんだから、従兄弟は法事に出席すべきだった』と、無言で訴えかけることができる」
こんなことを考えていました。
キショいですよね。
許してください。
まぁなんにせよ、これをきっかけに勉強に本気で取り組むようになったんですから、結果オーライ。この日、中高一貫校の特権であるエスカレーター進学を蹴って高校受験をすることを決意しました。目標は東京の開成高校に合格すること。
中学生の間も一応塾には通っていましたが、コースは中高一貫校用、さらに言うと授業に出ているだけ、という状態でした。前述の通り、学校のお勉強も疎かにしていたので、とてもじゃないけど開成高校なんて目指せる学力じゃなかったと思います。実際、なぜか受験した中3夏の駿台模試では、愛光高校や鹿児島のラ・サール高校ですらE判定だったんですよね。
よくもまぁこんなレベルで開成を受験するなんて言えたなと思っちゃいますが、このタイミングで両親の刷り込み戦略が功を奏したと。本気で勉強を頑張るぞと思ったときに、今まで目を背けていた大学受験が、ようやく自分事のように感じれらてきたんですよね。幼い頃から東大東大と耳元で囁かれ続けてきたせいで、大学受験では東大を目指すというのが脳内に刷り込まれていて、その潜在意識がこの時急激に表に出てきたって感じ。東大合格を念頭に置くと、東大に最も近い開成高校を目指すことは必然でした。
長い前置きになってしまいましたが、次回からようやく大学受験に繋がっていきます。もし気が向いたらでいいので、読んでいただけると幸いです。
【最終回までのリンクはこちら】
小学校・中学校
part1, part2, part3
高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)
高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)
高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)
part15(東大模試分析)
part16(高3の学校行事)
part17(高3秋の東大模試)
part18(センター地理対策)
part19(東大地理対策)
part20(センター試験本番)
part21(志望校確定)
part22(共通テスト後の過ごし方)
part23(決戦前日)
part24(国語)
part25(数学)
part26(世界史・地理)
part27(英語)
part28(合格発表/最終回)