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フジ

私の東大合格体験記 part20

2023年7月8日

私の東大合格体験記 part20

どうも、フジです。

過去の記事のリンクは最後に載せていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。

センター試験対策はちゃんとしましょう

秋の東大模試も終わり、冬がやってきます。

二次試験が2月末にあるわけですが、それより先の1月の半ばにセンター試験を受けなければならないということで、私の学校では「1ヶ月前あたり(12月頭)からセンター試験対策を始めましょう」と言われていました。

が、私は二次試験対策の勉強ルーティンをこなす毎日を送っていたので、そこにセンター試験の過去問を解く時間が入り込んでくることが非常に不快でした。そのため、自分の時間を割いてセンター試験対策をしたのは、本番直前の1週間だけです。

たった1週間でなんとかなった(実際にはなんとかなったとは言い難いので、なんとかなると思えたが正確)のには理由がありまして。

私の学校では、12月の半ばに「センター試験対策ウィーク」たるものがあったんですよね。様々な予備校が出してるパック模試を、毎日1つずつ(2日で1つだったかも?)解いていく1週間。学校の授業時間を使ってこれを行ってくれていたので、「とりあえずこれやっとけばなんとかなるか」と思えていた部分がありました。

東大を目指す人ならわかると思いますが、110点に圧縮されるとはいえ、最低でも9割、つまり900点満点の810点はセンター試験で取っておきたいところ。それに対して私のパック模試の点数は…残念ながら1度も9割に達しておりませんでした。なんなら800点を超えた記憶すらありません。それでも何故か「まあなんだかんだ本番は9割いくんじゃね」と根拠のない自信だけは持ち合わせていました。また「9割いかなくてもどうせセンター試験の点数は110点に圧縮されるし、足切りさえ突破してたら大差ないやろ」とも思っちゃってましたね。

センター試験をナメていたというか、軽視していたというか...。

ヌルっと迎えた本番でした

センター試験本番当日。

私の受験会場は、家からそれほど離れていない場所にあったので、1人自転車で会場へ向かいました。当日は確かBiSHにハマっていて、歌を歌いながらチンタラ自転車を漕いだ記憶があります。(BiSHの曲を聴くと、この頃のことをよく思い出すんですよね。皆さんにもこの時の曲といえばこれ!みたいなのがあったりしますか?)

会場に着くのは、かなりギリギリの時間でした。

普通は早めに会場入りして、参考書を読んだり、気持ちを落ち着かせたりするものらしいのですが、私は朝のルーティンは崩したくなくて、いつも通りの朝を過ごしていたらギリギリになってしまいました。前日に緊張で寝れなかったなんて事もなかったですし、特に変わりない1日が始まるなぁという感じでした。

周りには同じ学校の生徒が大勢いたので、全く緊張はしませんでしたね。

「2日目が終わるまで自己採点はするな!」とよく言われていますが、そんなことを言われると自己採点したくなってしまうもので、私は1日目、帰宅してすぐに自己採点をしてやりました。

センター試験を受けてみて面白いなと思ったのは、テスト終了後なら普段喋らないような人とも会話が弾むという事です。センター試験を一緒に受けたことで、仲間意識が芽生えるのでしょうか。理由はわかりませんが、私は、1回も会話したことがないのにお互い顔だけは知っているくらいの人と仲良くおしゃべりができました(笑)

良くも悪くもなく

では、結論から先に述べます。

センター試験の点数は、900点満点の770点でした。

8割5分。

「どうせ110点に圧縮されるし、9割取れてる人ともまだ10点差もついてない。俺の得意な数学で、大問1つ他の人より多く完答すればその瞬間ビハインドは埋まる」と思っていたので、ほとんど不安や焦りは感じていませんでした。

2019年度入試の合格最低点が1番高くなっていのが文科二類で、合格最低点が1番高かったことを理由にそこを受験しようとしていたのですが、「(1番受かりやすいと言われている)文科三類に出願した方がいい…のか…?」と思ってしまった瞬間はあったような。一瞬ですけど。

センター試験の細かい点数のメモは流石に残っていなかったので、友達とのLINEのトークを遡ったりして確認してみたところ、こんな感じの点数でした。世界史と地理のハッキリとした点数はわかりませんでした。

国語 150
数1A 73
数2B 85
英語(リスニングは除く) 198
世界史 90強
地理 80強
理科基礎 90

対策は1週間前からしかしてないんですよ。

失敗の要因は「対策を1週間前からしかしてないこと」以外のなにものでもありません。

個人的には数学が気になりますね。

東大の数学は100分で4問、つまり1問あたり25分の時間をかけることができるんです。煩雑な計算をいかに正確に迅速にこなせるかというよりは、どこに着眼点を置くかを問われる試験なので、目の付け所さえ間違えなければゆっくり解いても25分かからない…みたいな感じなんですね。そのせいで、今までずっと、計算スピードや思考スピードなんて気にしたことがなかったんです。

東大の数学とは対照的に、センター試験の数学はスピード勝負。1週間前からでは、流石にどうしようもありませんでした。

センター試験最後の年に受験しているので、共通テストの問題は見たことがないのですが、もしスピードが問われる問題形式なのであれば、早めに対策を始めるべきかもしれません。


良くもなく、悪くもなくのセンター試験。
110点中94点というなんとも言えない点数を引っ提げて、東京大学文科二類を受験することになります。

【過去の記事はこちら】
小学校・中学校
part1, part2, part3

高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)

高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)

高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)
part15(東大模試分析)
part16(高3の学校行事)
part17(高3秋の東大模試)
part18(センター地理対策)
part19(東大地理対策)

フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!

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