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私の東大合格体験記 part9


体験記
2023年6月22日

私の東大合格体験記 part9

どうも、フジです。

この記事だけで完結するようにはしていますが、先に part8 までを読んでいただけると幸いです。
最後にリンクを載せています。

文系として迎える最初の冬

文系に進むのか、あるいは理系に進むのか。それを決めた後最初の長期休暇が高校1年生の冬休みです。夏休みと同様、長期休暇の始まりはギアを入れるのに最適なタイミングなので、私も自分が文系を選んだことを踏まえて、どの教科にどれだけの時間を割いていくのかを改めて考え直しました。

高校1年生の冬休みまでの間は、数学と英単語にかなりの時間を割いていました。既習範囲の青チャートは、問題を見たら「あぁこれはこうやって解くよね」とパッとわかるくらいにはなっていました。英単語に関しては、夏休みに暗記した鉄壁を忘れてしまわないように常に復習復習。

それに対して、数学と英単語以外はと言えば、平均かそれ以下くらいの強度でやっていましたね。古文漢文は人並みにザックリやっている程度。実力テストでも国語が笑っちゃうくらい足を引っ張っていました。国語だけ見ると350人中100位くらい。「古文漢文の点が取れる人は、きっとそういう類のセンスがあるんやろうなぁ、俺には無理」と思っていた時代です。もともと理系志望だったこともあって、世界史は定期テスト前に雑に詰め込んでなんとか70点前後(平均点くらい)の点を取っていたって感じ。定期テストが終われば、しっかり記憶から抹消されていました。

文系なのに国語と社会弱いんかい!と。

高校2年生になって文系として本格始動する前に、国語と世界史をある程度完成させておかなくてはならないと悟った私は、高校1年生の冬休みをその2つの総復習に充てました。

これ以降続けていく世界史の勉強法が自分の中で固まったのもこのタイミングでした。

冬休み以前の定期テストでは70点前後(平均点あるかないかくらい)しか得点できていなかった世界史ですが、冬休み明けのテスト、1年生最後の期末テストでは100点近い点数をマークして、以後それをキープし続けました。既習範囲を完璧にしてテストで高得点を出すと、それ以降学習する範囲は都度完璧にして、高得点を取り続けたいという欲が出てくるので、都合がいいです。

まだ基礎でいい

高校1年生の間は基礎固めが大事だと一般的に言われていますが、本当にその通りです。

基礎力不足が原因でバンバンミスをするようなら、演習をする意味はないに等しいと思います。高校1年生からカッコつけて赤本なんて開いているやつは失敗します。徹底的に基礎を固めてください。

高校1年生で習う内容は、高校1年生の間に完璧にしておくべきでしょう。遅れを取り戻すチャンスは、夏休みと冬休みで2回あるわけです。もし受験を頑張ろうというのであれば、遅くとも冬休みには勉強と向き合って欲しいところでしょう。私は文系なのであまり詳しくはありませんが、理系の方だと特にそうなのではないでしょうか。

文系であれば高校2年生の半ばまでに、世界史と地理/日本史を除いて、受験に必要な部分はあらかた習い終えるはずです。それ以降は、社会2科目の暗記に追われながらも、国数英の演習を積み重ねていくことになります。演習が始まった段階で基礎力が大幅に欠いている場合、その現実に直面した時に「俺結構ヤバいな、よし、基礎の総復習を今から頑張るぞ!!」とやる気を出せる人は一握りな気がしています。多くの人は、戦意喪失…なのでは。

そうならないためにもきちんと準備しておくことが大切です。

これ以前の記事はこちら↓

小学校・中学校
part1, part2, part3

高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!