私の東大合格体験記 part6
私の東大合格体験記 part6
どうも、フジです。
この記事だけで完結するようにはしていますが、先にここまでの記事を読んでいただけると幸いです。最後にリンクを載せています。
夏は気合の入れどころ
現在は6月。
高校1年生の方だと「まだ勉強に本腰を入れることができていない... 」「全然勉強できていないけどこれで大丈夫なのかな...」などと不安に感じていることもあるかもしれませんが、まだ大丈夫でしょう。むしろ、そういう心配をできているだけ優秀なんじゃないかなと思ったりしますね。前回述べた通り、私自身、高校1年生の夏休みまではほとんど勉強時間を確保できていませんでした。
ですが、まだ大丈夫とはいえ、ずっと心配しているだけではいつまで経っても状況は変わりません。どこかで踏ん張って、勉強を頑張り始める必要があるのです。グッと踏ん張って勉強を始めるに適した最初のタイミングというのが、そう、高校1年生の夏休み。
まだ6月ですし、皆さんにとって夏休みの話はまだちょっと気が早いって感じですかね(笑) ですが、心の準備だけはしておくといいと思います。
夏は基礎の定着を最優先せよ
私は、晴れて帰宅部となって、最初の夏休みに突入します。
本当に授業がないのは2週間弱だけで、夏休みの前半と後半には補修という形で、午前中だけですが授業が行われていました。授業終わりには、同じく帰宅部のクラスメート2人と教室に残り、校舎が閉まるまで勉強して帰っていましたね。今思えば、この頃がもっとも高校生活をエンジョイしていたのかもしれません。一緒に青チャートを解いて、どの問題が解けた、どの問題が難しかったと、いろんな話をしながら楽しい時間を過ごした記憶があります。
毎日勉強と真剣に向き合い、非常に有意義な夏休みでした。
帰宅部友達の2人も勉強に対するモチベーションが高く(実はそのうちの1人は私と同じタイミングで卓球部を退部している)、いろんな話をしながらではありましたが、勉強に主軸を置くことができていました。『友達と勉強』は効率がイマイチではありますが、まだ高校1年生ですし、既習の範囲も狭いので、楽しみながら勉強習慣を身につけるくらいのノリでと十分すぎるんじゃないかなと思います。
やはり、高校1年生の夏休みは、基礎の定着ですね。
友達と青チャートを解いていたのもそうですが、私が『鉄壁』の暗記を始めたのもこのタイミングなんです。帰宅部友達の1人が参考書に何故かめちゃめちゃ詳しくて(笑) 高校1年生の夏休みで鉄壁をひとまず一通りは覚え切ったのですが、これはやっといて正解だったなと強く思います。
英語にせよ数学にせよ、基礎がしっかりした状態で演習をするに効率で勝るものはありません。英単語を全然覚えてないのに長文読解問題を解いて、意味があると思いますか? 不正解の原因は、この単語の意味がわからなかった、文法の意味がわからなかった…。それはもう長文読解関係ないじゃないですか。そういうことです。
ちなみに、古文や漢文はそんなガッツリはやっていなかったですね…。世界史も本気で取り組み始めるのは冬休みが始まったタイミングです…。
特に数学と英語が大事ってことですね!!!
オープンキャンパスに行くべし
ちなみに、8月にはこの帰宅部友達のうちの1人と、東大のオープンキャンパスに参加しています。私は最終的に東大文二に進学するのですが、当時は理系志望だったため、東大の理工学部の説明会に参加したんですよね。3Dプリンターを使ってモンスターボールを作らせてもらいました。
夏休みに時間に余裕があるのは、高校1年生の特権です。早いうちに志望校をある程度絞っておいて、オープンキャンパスに行ってみると良いと思います。オープンキャンパスに行ってわかることといえば、キャンパス及びキャンパス周辺の雰囲気くらいな気がしますが、それでも勉強のモチベーションに繋がってくれれば万々歳です。
というか何より、オープンキャンパスに行くという名目で、普通に旅行に行けるわけですから、時間があるうちに行っとかなきゃ損です。
2人で新幹線で東京に行って、1泊2日。お茶の水のホテルに泊まりました。夜ご飯は2人で5,000円ずつ握りしめて叙々苑へ。8枚のお肉と1杯ずつのご飯、冷麺とサンチュを食べて、「田舎のガキンチョが何しにきたんだよ」と言わんばかりの冷ややかな対応を受けて帰宅しましたね。2日目は原宿の竹下通りで虹色の綿菓子も食べましたし、浅草でもんじゃ焼きも食べました。
流石にこの2日間だけは勉強しなかったな…。
夏が終わると次は文化祭•体育祭シーズンです。
これ以前の記事はこちら↓
小学校・中学校
part1, part2, part3
高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)