友達と勉強するのはアリ?ナシ? part1
友達と勉強するのはアリ?ナシ?
今回は、「友達と勉強するのはアリなのか、それともナシなのか」について考えていこうと思います。
きっと誰しもが友達と勉強するという経験をしたことがあると思いますが、それは受験勉強を行う上で良いものなのかどうか、考えてみたことはあるでしょうか。ネットで調べてみたところ、友達と勉強するのにも様々なメリットがあるとのことでしたが、本当にそうなのでしょうか。改めて考えてみましょう。
そもそも「友達と勉強する」って何?
「友達と勉強する」という行為は、2つに分類することができると考えています。
「友達と同じ空間で勉強する(互いに干渉せず同じ空間にいるだけ)」か、それ以外か、です。それ以外というのは、例えば、友達と勉強を教え合ったりするようなものが該当しますね。
このどちらを行うかで「友達と勉強をする」ことのアリナシは変わってくるんじゃないでしょうか。
私は、前者ならアリ、後者ならナシだと考えます。
互いに干渉せず同じ空間にいるだけでいい
私は、あえて「友達と勉強する」のなら、互いに干渉することなく、同じ空間にいるだけというのが唯一選ぶ価値のある選択肢だと考えます。一緒に教室に残る、あるいは一緒に図書館や自習室に行く。そして、終わる時間を決めておいて、その時が来たら一緒に帰宅する。このやり方であれば、1人で勉強するよりも効率的に勉強ができる可能性があるでしょう。
このやり方で「友達と勉強する」メリットは、「モチベーションが上がる」ということです。あなたがもし、勉強を頑張っている人が近くにいたら自分も頑張れる!というタイプなのであれば、このメリットを享受することができるはずです。この場合に限り、1人で勉強するよりも高い効率で勉強することができることになり、あえてこのやり方をチョイスする意味がある。
しかし、あなたが私のように、周りに勉強している人がいない中で勉強をする方が「自分だけが頑張っている、頑張っている自分は偉い」という優越感によるモチベーションアップを図れる!というタイプの場合は、残念ながら、1人でどこか好きな場所を選んで勉強する方がいいということになります。
勉強中に互いに干渉することがある場合は?
一般的に「友達と勉強する」と言うと、こちらのことを指す場合が多いでしょう。友達と教え合ったり、休憩時間を共にしたり...。私はこのやり方は9割9分9厘ナシだと思っています。
このスタイルの魅力は、なんと言っても「楽しい!」ということじゃないでしょうか。
私自身、「友達と勉強をする」ということをしていた時期はありました。高校1年生の夏休み、放課後に帰宅部友達と教室に残って、机を並べて勉強したのは、今では私の青春の1ページとなっています。青チャートの問題を解きながら、時には黒板に落書きをしたり、時には雑談をしたり...。友達と一緒に教室に残って勉強をするのは、非常に楽しい時間でした。
魅力的ではありますが、メリットがあるというわけではないですよ。魅力的だからこそ、メリットを探してこのスタイルを肯定したくなってしまいますが、冷静に考えたら、「1人で勉強する」あるいは「友達と同じ空間で一切干渉し合うことなく勉強する」方がいいということに気が付きます。
次回に続きます!