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私の東大合格体験記 part15


体験記
2023年7月1日

私の東大合格体験記 part15

どうも、フジです。

前回の記事では、夏の東大模試の点数を公開しました。今回はそれに加えて、各教科の反省点を書いていきます。

前回までの全ての記事のリンクは最後に載せているので、そちらもよかったらご覧ください。

夏の反省点

高3夏の東大模試の反省点は以下の通りです。

国語

まずは国語。
解答のスピードが遅く、第4問にほとんど時間を割けていないのが問題点でした。

第4問は文系のみに出題される問題で、難易度が高く得点も難しいため、解答優先度は低いです。そのため「何も書いてなければその時点で0点が確定してしまうので、流石にそれだけは避けたい」「とりあえず何かしら書いておいて、それで何点か貰えればラッキー」などと考える受験生が多いのですが、私もその1人でした。とはいえ、部分点を狙うにしてもせめて20分は時間を確保したい…。古文(第2問)→漢文(第3問)→現代文(第1問)の順で解いて、最後第4問に取り掛かろうとすると、残り5分ほどしか残っておらず第4問が一部空欄のままとなってしまっていたのは、明らかに改善すべきポイントでした。

どこに時間をかけすぎているとかではなく、第1問から第3問まで満遍なく時間がかかってしまっている状態だったので、全体的なペースアップが求められました。

数学

数学は高校2年生の時から相変わらずな点数でした。

点数は特に変わらずでしたが、数学の問題の「捉え方」は大きく変わっていました。

実はこの高3夏、新たな試みの真っ只中だったんですよね。

高校3年生の春から赤本を始めたというのは過去の回で既に触れていて、変化があったと言えばそのくらい的な書き方をしていたのですが、実は同時期からある塾に通い始めていまして。この東大合格体験記を通して塾の存在は基本的には無視してきているのですが(通う意味を今も当時もほとんど感じておらず、特に高3の間は、籍を置きつつもほぼ出席していなかったため)、この塾だけは行く意味があったなと思っておりまして。

京大に合格した先輩に「この先生は独自に大学受験数学をパターン化していて、それに基づいて思考過程をロジカルに解説してくれるから、マジで数学が得意になるぞ」とオススメされ、その先生の授業を受けるために入塾しました。

高校3年生の夏の段階では、その思考パターンの習得がまだ道半ばの状態で完全に使いこなせてはいなかったのですが、「問題を読んでやみくもに立式してとりあえず行けるところまで行く」スタイルとはもう完全に離別が完了していました。式をいじり倒す時間よりも、解答までのルートをじっくりと考える時間の方が圧倒的に長くなっていましたね。「この問題はこのジャンルの問題だから、答えに辿り着くためにはこれをしなくちゃいけない。問題文でこれらの条件が与えられているから、それを余すことなく拾うとこういう進め方になる…」みたいな。

ということで、夏以降はこの「思考パターン」のマスターに時間をかけることになりました。

今はもうかなり忘れてしまったのですが、時間がある時にこの数学の「思考パターン」に関する記事も書けたらいいなと思っています。

英語

英語はここまで、難しい英文を正確に読むことができるようになる努力をしてきました。英文読解の際の意識改革や英単語の強化ですね。また、高校2年生の冬から赤本を持ち歩き、大問を1つずつピックアップして解くということをしていました。

夏の段階では文章も比較的読めるようにはなっていましたが、まだまだ練習が必要だなという印象でした。

また、ここまで「英文が読めさえすれば、問題は間違えるわけないだろ」的な考えがあったのですが、ここでようやく、きちんと読めても正解できないことがあると気がつきます

東大の英語は様々な種類の問題が出題されるのですが、特に1Aの要約問題、1Bの空欄補充問題です。大問を1つずつピックアップして解くということをしていたのに、「英文を読む」ことにフォーカスしすぎていて「問題を解く」の部分が疎かになっていたんですよね。

夏以降、要約の仕方だったり、空欄補充問題の考え方だったりを勉強するようになりました。

これ以前の記事はこちら↓
小学校・中学校
part1, part2, part3

高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)

高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)

高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!