私の東大合格体験記 part21
私の東大合格体験記 part21
どうも、フジです。
過去の記事のリンクは最後に載せていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
センター試験後に志望校を変えるか?
センター試験の翌日は、学校に集まって各々自己採点をするという1日。私は、センター試験の1日目も2日目も、帰宅後すぐに自己採点をしていたので、点数を学校側に伝えるだけで終わってしまいました。
私は目指していた9割には届きませんでしたが、どうせ110点に圧縮されたら770点も810点も大差ないだろうということで、志望校(というよりは志望科類)の変更はしませんでした。東大文系だと、嘘か本当か、文科三類が1番合格しやすいと言われており、科類問わず合格したいという人は皆そこを志望するものらしいのですが、私は1番難しいところを攻めたかったので、前年度の合格最低点が最も高かった文科二類に迷わず出願しました。
周りには「センター試験の点数が微妙だったので志望校を変えます」と言っている人は多くいました。
「センター試験後に志望校を変える(入試難易度の低い大学に変える)ことはオススメしない」という一般論がありますが、私もこれには同意です。共通テストでも同じですね。
東大は志望科類の変更で問題が変わるわけではないのでまだマシですが、受験する大学を変えるというのは、どうあがいても合格できないという状況でもない限りは、あまり推奨されないでしょう。
理由はいくつかありまして。
志望校を下げるかどうか迷っているということは、少なくとも「どうあがいても絶対に無理」とは思っていないということになります。「この点数じゃちょっと厳しいかも…」「ちゃんと合格できるところを受けた方が…」と思って、頭を悩ませていると。受験は二次試験を受けてみるまで、本当に何が起こるかわからないんですよ。自分の点数だけで決まる勝負じゃないからです。
「どう足掻いても絶対に無理」というわけではないのなら、合格の可能性は大いにあると思うわけです。志望校を下げたとしても、合格できれば嬉しくないことはないでしょう。ですが、きっとモヤモヤが残るんじゃないかなと思います。
志望校を変えたことで合格可能性がより低下してしまうのが最悪のパターンですが、これもわりと起こり得る話です。
志望校を下げることで「まあここなら大丈夫だろう」と安心してしまい、努力量が低下してしまう可能性があるからです。センター試験以降の1ヶ月、受験生は皆死に物狂いで勉強するはずです。少しの安心感が命取りになることでしょう。また、志望校を変えると当然二次試験の問題形式も変わってくるというのも合格可能性を下げる要因になってきます。センター試験が終わってから二次試験まで、たった1ヶ月しかありません。今まで練習してきた問題形式を手放して、新しい形式に1ヶ月で適応する…。できますか?
やはり「絶対に無理」でもない限りは、志望校を下げないほうがいいんじゃないかなと思います。
【過去の記事はこちら】
小学校・中学校
part1, part2, part3
高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)
高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)
高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)
part15(東大模試分析)
part16(高3の学校行事)
part17(高3秋の東大模試)
part18(センター地理対策)
part19(東大地理対策)
part20(センター試験本番)