私の東大合格体験記 part25
私の東大合格体験記 part25
どうも、フジです。
過去の記事のリンクは最後に載せていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
昼休憩
国語は順調に解答欄を埋めることができたので、心中は穏やか。
気持ちよく昼休憩を迎えることができました。
昼食は、行くときにコンビニで購入したおにぎりとパン、そしてinゼリーのブドウ糖。午後は数学ですからね。本当に効果があるかどうかはわかりませんが、全部気持ちの問題なので、少しでも頭の働きが良くなる可能性があるならと思って飲みました(テスト前はいつも飲んでます)。
私は地方の自称進学校で東大を受験している同級生もそんなにいませんから、昼食は1人で食べましたが、都会の超進学校の人たちは友達同士で集まってワイワイしていましたね。
すれ違いざまに会話が聞こえるんですよ。受験でテンションが高くなっているのか、他の受験生を威嚇するかのようなボリュームで「簡単だったくね?」的なことを言っている人が大勢いて笑っちゃいました。こういう雰囲気は受験会場あるあるですが、中学受験も高校受験も1人で臨んだ私にとってはあまり好きではない雰囲気です。
大爆死の数学
1日目の2教科目は数学です。
数学は、2つある私の武器のうちの1つ。大問が4つで各20点の80点満点、私が目指すは60点以上でした。いわゆる三完(大問3つ完答)ですね。
前年度の数学がとても簡単だったこともあって、自分の実力なら60点は狙えると本気で思っていましたし、数学で60点が取れたら合格は硬いとも考えていました。数学は大問1つ完答して20点、数学が得意な受験生とそうでない受験生では、最大20点の差が一気についてしまうわけです。他の教科で20点差つけるのは非常に難しいのですが、数学でならそれが可能。私は「数学の60点ですべてをひっくり返してやるぞ」くらいの気持ちでいたんです。
試験開始の合図とともに全ての問題に目を通します。その瞬間、冷や汗。なんかめっちゃ難化してない…?
大問1 : 整数混じりの微分
大問2 : 場合の数
大問3 : 図形と方程式
大問4 : 激ムズ数列
ザッと見た感じ、完答”できそう”な問題が大問1と大問3の2つ。焦ると結構冷や汗をかくタイプなんですが、過去最高レベルでシャツを濡らしましたね。
100分間ペンを走らせ続けました。
結果、0完。
試験終了の合図とともに、頭は真っ白に。
斜め前の受験生は泣いていました。
試験終了後、教室から出られるまで1時間ほど時間があるのですが、本当にしんどかったです。全てが崩れ去る音がしました。
帰り道、道玄坂を歩きながら、泣きながら親に電話したのを覚えています。東大に落ちるかもと初めて思った瞬間でした。
2日目があるのは…
ホテルに着く頃には気持ちは切り替わっていました。Twitterで文系数学は超難化したと言われているのを目にしたのが大きかったですね。
「何がどう転んでも、自分にできるのはただベストを尽くすことだけだよな。ベストを尽くして、あとは天命を待とう。」
夜ご飯はいきなりステーキ。
前日に食べた一蘭の隣にお店があり、前日にどちらを食べるか若干悩んだりもしていたので。結構な量のステーキを食べました。明日に向けて気合いの入れ直しです(笑)
ご飯を食べて戻ってくると20時過ぎだったので、この日はスタバではなくホテルで、かる〜く勉強しました。
高校の友達は皆文系なので、東大•京大•一橋を受験している人以外は25日で前期試験終了です。クラスのグループLINEで「お疲れ様〜!」と言い合っている人たちがいて、「みんなは今日で受験から解放されてるのか〜」とか思いながら机に向かっていましたね。
この日は耳栓をして、ベッドに入りました。
【過去の記事はこちら】
小学校・中学校
part1, part2, part3
高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)
高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)
高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)
part15(東大模試分析)
part16(高3の学校行事)
part17(高3秋の東大模試)
part18(センター地理対策)
part19(東大地理対策)
part20(センター試験本番)
part21(志望校確定)
part22(共通テスト後の過ごし方)
part23(決戦前日)
part24(国語)