私の東大合格体験記 part26
私の東大合格体験記 part26
どうも、フジです。
過去の記事のリンクは最後に載せていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
世界史•地理
2日目の午前中は世界史と地理です。
数学に次ぐ、私の2つ目の武器こそがこの世界史。
世界史の勉強には、高2の頃から1日3時間を費やしてきており、当初から常に東大の論述問題を意識していました。不得意を自覚している単元もなく「今年の大問1はどの辺りが問われるのかな?」とワクワクしていましたね。この時期はもう、何を書けばいいかわからなくて悩むことよりも、むしろ字数を減らすために何を書かないかで悩むことのほうが多かったです。60点満点で、45点は取りたいところ。
地理は8割運ゲーだなと思っていました。
何をどう勉強したら確実に点を取れるようになるのかが、最後までわからなかったんですよね。全ての解答欄を埋めることはできても「この問題は確実に正解だ!」と言い切れる問題は1つもない…みたいな。運が悪ければ1桁の点数も覚悟していました(東大模試でも何度か10点を下回っている)。これでできなかったらしょうがないなと思えるくらいの努力を自分なりにしてきたつもりだったので、不安は感じてませんでしたが。最低30点は死に物狂いで、という目標で臨みました。
2日目も例外なく外で待たされる時間がありましたが、その間は地理のデータの確認と、世界史の文化史の確認を行いました。駒場東大前駅の改札前に突っ立って、データブックをパラパラした記憶があります。
試験開始は9:30。
試験開始の合図後、まずは問題をサラッと確認。
試験時間は世界史と地理合わせて150分なのですが、私の戦略は、最低40分は地理に充てられるよう残して、世界史に最大110分費やすという、結構極端なもの。世界史の解答を完璧に仕上げながら、頭の片隅でぼんやり地理を考えつつ…。
問題を見た感じ、世界史はわりと書きやすい。
大問1は資料の読み取りをさせるという見慣れない形式の問題でしたが、それでも知識量でゴリ押せそうだなと。使い所に悩みそうなキーワードが1つありましたが、一安心でした。大問2も知っているワードばかりが並んでいましたし、心の中でガッツポーズですよね。直前の東進の東大模試で触れられていたオーストラリアが出題されていたのには笑ってしまいました。
地理は「お!自分の住んでる地域の問題がでてるやん!」くらいしか見ていなかったような気がします(笑)
世界史の問題を解いている最中にシャーペンの動きが止まることはありませんでしたね。自分にできる最高の解答が完成したのは、試験開始から90分のタイミング。自分の中では上出来でした。
ここから地理。申し訳ないのですが、地理の記憶があんまりないという。確か、空欄は2つか3つほどあったような気がします。それでも「時間があればかけたなぁ!」的な空欄はなく、個人的には満足のいく形で終わることができました。
最後の力を振り絞って…
昼休憩では、最後の英語に備えて、リスニングの練習を行いました。英語の音声にできるだけ耳を慣らしておく作業です。英単語の復習もちょっとしたかな?
世界史•地理の150分間、ほとんど手を休めずに解答を書き続けてるわけで、もうヘトヘト。東大入試は体力勝負的な部分もなくはないなと思っています。
【過去の記事はこちら】
小学校・中学校
part1, part2, part3
高校1年生
part4(地方公立高校でよかった)
part5(部活を辞めて帰宅部になった話)
part6(夏休みの過ごし方)
part7(文化祭・体育祭と勉強の両立)
part8(私の文理選択)
part9(冬休みの過ごし方)
高校2年生
part10(高2最初の実力テストの罠)
part11(高2で受験する志望校の冠模試)
part12(分析の重要性)
高校3年生
part13(赤本のご準備を)
part14(高3夏の東大模試)
part15(東大模試分析)
part16(高3の学校行事)
part17(高3秋の東大模試)
part18(センター地理対策)
part19(東大地理対策)
part20(センター試験本番)
part21(志望校確定)
part22(共通テスト後の過ごし方)
part23(決戦前日)
part24(国語)
part25(数学)