「受験勉強が苦しい」は受け入れろ
どうも、フジです。
今回は、「勉強をしなければならないが、勉強が嫌いでなかなか手をつけられない」と、本当に困っている人へ向けた記事です。part2 になりますので、先に part1 を読んでいただければと思います。
「勉強を楽しむ」は習慣化の先にある
前回の記事の最後に述べたことを改めて。
勉強のやる気が出ない時の対処法的な記事では「勉強を習慣化するのが良い」と書いてあることが多いですが、この勉強の習慣化というのは、勉強するのを当たり前だと思っている人とそうでない人とでは、比べものにならないくらいハードルの高さに差があるんですね。
勉強するのが当たり前だと刷り込まれている人は、いざ勉強をしなければならないとなったときに、スッと勉強に取り掛かることができます。勉強をしたいとは思っていなくても、勉強をすることがそれほど苦ではないわけですね。こうして勉強を始めて続けていくうちに、勉強が習慣となり、勉強時間は伸びていき、勉強を楽しいと思い始める…。
それに対して、「勉強したくないなぁ、なんで勉強なんかしなきゃいけないんだよ」と思っている人は、第一歩を踏み出すことができないわけです。習慣化する以前の問題ですよね。こういう人たちにとって「勉強を習慣化しろ」は、もはやなんのアドバイスにもなっていないんです。
やる気が出ない時の対処法として「勉強を楽しむと良い」的なことを書いている記事もちょいちょい見かけますが、これも残念ながら解決策にはなっていませんよね。だって、勉強が楽しめるようになるのは、勉強を習慣化できてからの話ですから。マリオだって、1-1を始める前からクッパを倒したくてワクワクなんて、しないでしょ?ゲームですら楽しくなってくるのはしばらく経ってからなはずですから、勉強なんて、ねぇ。
待っていてもその日は来ない
「もう少し切羽詰まったらきっと、嫌でも勉強をやるようになるはず!」と根拠のない希望を抱いている方がいるかもしれません。
そんな方々にとっては非常に残念なお知らせですが、「勉強することは当たり前」の潜在意識がかけているあなたには、待っていたところで、勉強を楽しいと思える日、勉強に対する意識が変わる日はやってこないのです。
待てば待つほど、自分を窮地に追い込めば追い込むほど、その反動でものすごいパワーを発揮できるなんて展開は、漫画でしか起こり得ません。勉強から逃げれば逃げるほど、シンプルに苦しみが増していくだけなわけです。
さらにいうと、自分のやる気を爆上げしてくれる裏技がネット上のどこかに転がっていると信じていては、これもまた後の苦しみを増すだけなので、考え方を改めねばなりません。
結論、正面から挑むしかない
興味もない勉強をするのって本当にキツイですよね。でも、それはもう、そういうものだと受け入れるしかないんです。苦しさに正面から挑み、なんとか1日、1週間、1ヶ月、死に物狂いで勉強を続けるしかないんです。
今更ながら、何も大学進学が全てではないとだけ念のため述べておきますが、あなた自身が大学進学を望むなら、その道の途中に受験があるので、しんどくてもやる以外に道はありませんよ。
現実から目を背け続けるのではなく、しっかりと現実を見て、頑張ってください。待つのではなく、今、気持ちを切り替えましょう。














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