皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さん「なんとなく行きたくない」「気分がのらない」でも「学校には行かなきゃ」と思い、無理して学校に登校したことはありませんか?
恐らく多くの方が1度は経験したことがあると思います。
ですがその気持ち、体や心からの大切なSOSのサインかもしれません。
今回は「こんな時は休もう!」をテーマに休む勇気について、私自身の経験を交えながら話していきます。※熱などの体調不良については今回は省略します。
「なんとなく行きたくない」それも立派な理由!?
皆さん「何となく学校に行きたくないな」と感じたことはありませんか?
また特に月曜日など週の初めでは「あーまた1週間始まるのか…」って憂うつな気分になったこと1度は経験があると思います。
ですが多くの方はそこで「サボる訳にいかない」と無理して学校に行ってしまいます。
ですが、それって本当にサボりなんでしょうか?
たとえば…
- 友達にいじめられて、ちょっとイヤな思いをした。
- 学校生活が苦しい。
- 先生からパワハラを受け落ち込んだ。
こういった気持ちになったことある方も少なくないと思いますが、これら全て「心のSOS」なんです!
例え理由がはっきりしていなくても「なんか今日は無理かも…」と感じたら、それはちゃんと体が出してる休むべきサインなんです。
1日休むだけでも全然違う!
軽い心の不調なら、1日しっかり寝たり、自分の好きなことをしてみるだけでスーッと回復することもあります。
ですので「絶対に学校行かなきゃ!」って思い詰めるより、「今日は休もう」と休む勇気を持って欲しいと思います。
無理して、学校に行ってさらに心の不調が悪化すれば…、何十倍の時間を要することになりますから。
私自身の経験をもとに絶対に休むべきサイン
ここまで心のSOSについて話してきましたが特に次のようなときには、絶対に無理をせず休むようにしてください!
- 朝になると涙が止まらない。
- 何をしても楽しくない。
- 怒りやイライラが止まらない。
- 寝ても寝ても眠い、あるいはまったく眠れない。
- 誰とも話したくない、孤独感が強い。
- 学校のこと(先生や生徒を含む)を会うのが怖い。など。
学校は休んでも大丈夫な場所?
ここまで「休む勇気」について話してきましたが、「でも休んだら進級できないのでは?」と不安に感じている方はいませんか?
進級できなくなると不安になるのは当然ですよね。
ですが安心してください!
全日制の高校であれば休んだ日数が年間授業日数の約3分の1以下であれば進級(卒業)が可能なのです!
日数に直すと約60日前後です。※都道府県や学校によって若干基準が異なる場合があります。
また休んだ結果、仮に進級(卒業)が難しくなったとしても通信制高校に編入し高卒資格を取る方法もあります。
いずれにせよ無理して学校に行きメンタルを潰すより、「いま自分の心を守る」方が何倍も大切ということです。
皆勤賞よりも大切なこと
この記事を読んでいる読者の中にも「皆勤賞を目指しているから、何が何でも休めない」そんな人もいるのでは無いでしょうか?
もちろん皆勤賞を目指すことはとてもすごいことです。しかし皆勤賞よりも大切なことはたくさんあります。
1つの例として最近、あえて皆勤賞を廃止する学校も出てきているんですよ!
なぜ皆勤賞を廃止する学校が出てきているのかというと「無理してでも登校するのが正しい」っていう教育をしてしまった結果、自分で休む力がない方が多くなったからだそうです。そうなるのを防ぐために皆勤賞を廃止する動きがあるそうです。
実際問題、多くの日本人の中には「這ってでも出社」を美学と思い込んでいる方も少なくありませんから…。
だからこそ、「自分で休む判断をできる力」こそが今後の社会では求められていくのではないのでしょうか?
まとめ:自分の心と体に素直になること
このように「何となく学校に行きたくないな」という気持ちも、立派な心のSOSサインなんです。
そんな時は「思い切って休む」ことができるようになって欲しいと強く思います。
「もし午前中休んで元気になっちゃったらサボりになっちゃう」と考える方もいるかもしれませんが、それもサボりではありません。
もし、午後になって元気になったら、「午後から学校に行けばいい」それだけです。
大切なのは「心のSOSサインに気づき、しっかりと休み回復すること」。
それさえできれば、また前に進めます。
そして最後に、発熱や咳、鼻水が止まらない、などの体調不良も、しっかりと休んでください。
こうした体調不良は自分だけではなく周りにうつしてしまう可能性がありますから。
最後までありがとうございました。



