まとめノートは意味がある!
どうも、フジです。
最近「まとめノート」って言葉、よく耳にしますよね? え?私が勝手に推してるだけですか?
「まとめノートって意味あるの?」的な議論が各所でなされているので、それに対して、私なりのアンサーをと思っての今回の記事です。
教科ごとに違うって話
当たり前ですが、教科ごとにまとめノート云々の話は変わってくるでしょう!私は文系なので、国数英と世界史/地理の5つで話を進めますね。
まず、国語は意味ない…というかむしろ、まとめノートの作りようがないです。何をまとめるねんって話です。古文にしても漢文にしても、参考書を開けば、これ以上ないくらい綺麗にまとめられています。
続いて、数学も同様。死ぬほどハイレベルな理解を目指している(受験数学をパターン化する勢い)でもない限り、何をまとめるねんって話になります。おとなしく青チャートなどの例題すべてを完璧に解けるようにすることを目指してください。
続いて、英語。こちらも国語•数学と同様で、何か頑張ってまとめるようなことがあるのかと言われると、残念ながらないですよねっていう。
ただ、英語と国語、まとめ作業は不要にしても「暗記事項の抽出作業」をすることには価値があるかと思います。英語と国語の参考書って、暗記すべき事項が各所に点在しちゃってるんですよ(解説や例文なんかが間に挟まっているせいで)。これって、暗記するには不都合な状況なんですね。暗記すべき事項は、一箇所にまとまっておいてくれた方いいんです。それぞれを比較しながら、関連付けながら暗記することができますからね。
なので、ノートか何かに暗記すべき事項のみを列挙する…なんてのは、非常に有効(≠まとめノート)なのかなと思います。
続いて、社会。
世界史については、まとめノート、死ぬほど有効です。まず、複数冊(教科書•資料集•用語集…)に散らばった知識を一箇所に集める作業が必要です。その上で、さらに、教科書内容の再編成を行う必要があるのかなと思います(これがまさにまとめるという作業)。
世界史の教科書は、国語や英語の内容解説とは異なり、誰にとっても理解しやすい最高の形になっているわけではありません(分量が膨大なので仕方ない)。だからこそ、いかに自分が理解しやすい形に整理できるかがポイントとなってくるわけです。一気に前範囲をまとめるのは不可能なので、少しずつ。苦手な単元だけでも十分でしょう。具体的な作り方については、別の記事で説明しているので、是非読んでみてください。
地理についても、まとめノートは有効なのかなと思います。覚えるべき情報と地図をうまく関連付けて整理してあげれば、視覚情報としても記憶に残りやすくなりますしね。
以上。
国語やら英語やらでは「暗記事項の抽出作業」が有用だと述べましたが、これについては、この抽出作業それ自体に価値があるわけではありません。「暗記事項の抽出作業」は、あくまでその後の暗記効率を上げるための行為なので、いわゆる”見直し”をしない限りは何の価値も有しません。
それに対して「まとめノートを作る」というのは、「まとめる」作業自体にも価値があるんです。ノートを作って、仮にそれを見直すことがなかったとしても、ノートを作ったことに意味がなかったなんてことにはなり得ません。
「暗記事項の抽出作業」と「まとめる」を混同してはいけないのです。
part2 へ続きます。









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