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【受験の現実】最後は運ゲー


その他
2023年11月22日

【受験の現実】最後は運ゲー

どうも、フジです。

みなさんは、受験にどれほどの運要素があると考えていますか? 私はかかなり運要素強めなゲームだなと、受験生当時もそうですが、今もなお思っています。

レベルの高い大学になればなるほど、運要素は強まっていく傾向にあるんじゃないのかなと。

最後は運という現実

確かに、自分の実力からしてどう足掻いても不合格になりようがない大学を第一志望としているのなら、流石に運要素はゼロに近いかもしれません。あるいは、日本に入れないレベルの大学はないくらいの、よほどの天才か。しかし、多くの人にとって第一志望は、手が届くか届かないか、そのギリギリのラインを攻めたものなはず。とすると、多くの人が運ゲーに片足を突っ込んでいる状態というわけです。

どのあたりが運なのかって?

数え始めたらキリがありませんね。

「当日の自分のコンディションが良好か」「試験環境が自分に適したものか」「その年の周りの受験生の実力はどうか」「自分にとって都合のいい問題がどれだけ出題されているか」「凡ミスをせず実力を最大限発揮できるか」

他にも多数ありますが、個人的には「自分にとって都合のいい問題がどれだけ出題されているか」に9割方かかっているんじゃないかなと思います。

私の話をしましょう。

私は中3秋から、東大を目指して自分にできる最大限の努力を続けてきました。結果、受験直前の段階で「俺の実力ってカンスト(これ以上伸び代がない状態)してね?」と思っちゃうくらいのレベルに辿り着いたんですよね。「もう実力アップのためにできることはやり尽くしたし、仮に東大に落ちて浪人することになっても、自分にできるのはきっと現状維持だけだなあ」と感じていました。

ここまで突き詰めてやっても、東大受験は運ゲーの域を出ませんでした。全ての教科で、自分に都合のいいように事が運べば、ようやく合格が見えてくるかな…くらい。「あぁ、やっぱり受験って運ゲーだったんだ」と思いましたね。

最難関を狙っている人は特に、これ以上ないくらいに頑張っても、運ゲーの域を脱せないなんてことはザラにあると思います。

あなたにできることは2つ

運要素をどうにかすることは不可能なので、あなたにできることは「自分の実力をカンストさせること」「本番で自分の実力を最大限発揮するためのメンタル作り」の2つしかありません。単純ですね。

まず、自分の実力を高めれば高めるほど、「自分にとって都合のいい問題」が出題される確率が高まっていくわけですね。「自分にとって都合のいい問題がどれだけ出題されているか」という点の運要素を、可能な限り排除しましょうという話。

そしてその先で「自分の実力をカンストさせること」を達成した暁に、「本番で自分の実力を最大限発揮するためのメンタル」を獲得することができるんです。「こんなに頑張ったのに、俺に運が味方しないなんてことある?」と本気で思えてきます。やれることを全部やれば、冗談抜きで「根拠のない自信」を得ることができるんです。私がまさにそれでした。模試じゃ一度もA判定を取ったことがなかった私ですが、合格する気しかしてませんでしたよ。この精神状態を手に入れることができれば、試験前なんて、不安を感じるどころかむしろワクワクです。自分の実力を出し切ることなんて容易です。

「これだけやっても運ゲーかぁ」って?

いやいや、可能な限り頑張ったあなたに運が味方しないことなんてないでしょ!!!!

まあ、結局のところ、やるしかないってことですね。

これは実は、過去問を解いてみて手も足も出ず、涙しているそこのあなたには、結構有益な情報ですよ。

私も、東大模試では最後まで散々な結果でしたし、過去問を解いてみて全然わからないなんてことも当然ありました。「こんな問題出たら俺絶対受からないよ?笑」みたいな。でも、受験は運ゲーですから、偶然その年が自分にとって都合が悪い試験だっただけで、あなたが受験する年がどうかはまだわかりません。そして、極限までやりこめば「自分の年は絶対自分に都合のいい問題ばっかりだわ」と思えてきますし、てか、運はあなたの味方をします(断言)!

過去問が難しすぎたことは諦める理由にはなりません。これを読んでいるあなたが受験生だとしても、あと3ヶ月ありますから、死に物狂いで頑張り続けましょう。

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!