【参考書大全⑥】社会のおすすめ勉強法&参考書
ばってんです♨️
7個の記事にわたり、参考書選びのポイントや進め方のコツ、各科目の勉強法やおすすめ参考書を詳しくまとめていっていますが、今回は第6弾で、社会のおすすめ勉強法&参考書を紹介します。
社会に関しては、理科と同様、学校の進度が遅いなどで自力で進めていかないといけない人も多いと思います。
理系科目と比べると理解がしやすく自分で進めていきやすいですし、暗記要素が強いので早めに得点源として仕上げることも可能です。ですので、うまく参考書を活用して、先手先手で進めていきましょう!
学年問わず自分で学んでいきたい方や迷っている方は、この記事をぜひ1つの参考にしてみてください。
記事一覧
- 参考書の選び方や進め方のポイント
- 英語のおすすめの勉強法&参考書
- 数学のおすすめの勉強法&参考書
- 国語のおすすめの勉強法&参考書
- 理科のおすすめの勉強法&参考書
- 社会のおすすめの勉強法&参考書(← 今回)
- 情報のおすすめの勉強法&参考書
それでは、社会全般に通じる勉強法の話をして、そのあと地理・日本史・世界史・公民に分けておすすめの参考書を紹介していきます。
参考書によっては、okke上の動画検索へのリンクも紐づけているので、使い方などもしっかりと動画で確認してみてください!
社会全般の勉強法
社会については、
考え方や流れをつかむ(通史や、系統地理の考え方など) → 知識を入れる → 実践的に演習する
というのが基本的な流れになります。いきなりやみくもに一問一答などで知識を入れても、断片的になってしまい、よく練られた受験問題は突破できないので注意が必要です。
また、知識を入れる段階では、アウトプットを繰り返し、自分で知識を思い出す回数を増やさないと知識が定着しません。
参考書を読みっぱなしで終わりにならないように注意しましょう。
ここでは、地理・日本史・世界史・公民の各科目で、考え方や流れをつかむ上でおすすめの参考書を中心に紹介していきます!
地理
おすすめ参考書
村瀬のゼロからわかる地理Bシリーズ(Gakken)
(Amazon、okke動画)
系統地理編と地誌編の2冊で構成されています。おすすめポイントとしては、なんといっても圧倒的な読みやすさです。単なる暗記ではなく、背景を理解して頭に入れていくことができます。
わかりやすいがために、読んだだけでできるような気になってしまいがちなので、単元ごとなどで区切って、しっかりとアウトプットも行って、知識を定着させていくようにしてください!一問一答集や、下で紹介する集中講義などの問題集と併用するのがおすすめです。
また、同じタイプの参考書として、地理総合、地理探究の点数が面白いほどとれる本(Amazon、okke動画)もあり、こちらは同じ瀬川先生が出している問題集もあります。自分に合った方を進めてみてください。
日本史
おすすめ参考書
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書(SBクリエイティブ)
(Amazon、okke動画)
教育系YouTuberのムンディ先生(チャンネル)が出されている、通史を理解するための参考書です。参考書のタイトルの通り、読んでいくととてもスムーズに歴史の流れが理解できます。世界史版(Amazon)もあり、そちらもとてもおすすめです。
独学で進めるもよし、学校の授業でよくわからなかったところを定期テスト前に一気に復習するもよし、いろんな使い方ができる参考書です。
こちらも、わかりやすいがために、読んだだけで日本史ができるような気になってしまいがちなので、単元ごとなどで区切って、しっかりと一問一答集などのアウトプットも入れて、知識を定着させていくようにしてください!
一問一答 日本史 ターゲット 4000(旺文社)
(Amazon)
一問一答集では、山川・東進・Z会のものも有名ですが、この旺文社の一問一答の大きな特徴は、レベル分けされている点です。
他の一問一答集では、問題ごとにレベルが振られているため、難しいものまで覚える必要がない場合には、その問題を飛ばしていく必要があります。そのため、人によっては学習計画を立てにくかったり、進めにくかったりといった状況も出てきます。その点、こちらの旺文社の一問一答では、レベルによって章やページが分かれているので、とても進めやすくおすすめです。日本史以外にも、地理・世界史・公民版もあります。
世界史
おすすめ参考書
世界史探究授業の実況中継(語学春秋社)
(Amazon、okke動画)
予備校の授業を本にした通史の参考書です。内容が詳しくかなりボリュームがありますが、手書きのイラストや地図があるのでとても読みやすく、4冊に分かれているので進めやすいです。
また、別冊の授業プリントや世界史年表が圧巻で、時代の流れや重要テーマがコンパクトにまとめられており、凝縮されたエッセンスのみをいつでも復習することができます。読み終えて演習に移った際にも、手元に置いて復習したい、世界史学習の相棒になる参考書です。
世界史図録ヒストリカ:流れ図(山川出版社)
(Amazon)
世界史の通史を学習していると、世界という舞台の話になるので、どうしても、同じ時代にどこで何が起きていたのか、どのような前後の流れで起こったのか、を理解するのが難しいですよね。教科書や参考書でも、基本的には各章で一つの場所や時代を扱うので、流れを見失いがちです。そこでとても役に立つのがこの資料集です。
タイトルに「流れ図」とあるように、資料集の各見開きページに、時代の前後の流れや、他の地域の年表が入っており、世界史の流れを縦でも横でも捉えることができます。似たタイプの資料集としてタペストリー(Amazon)もありますが、ヒストリカは、より流れに特化したような資料集です。授業動画・教科書・参考書などによる通史の学習のおともとして、とてもおすすめです。
公民
おすすめ参考書
共通テスト 公共、政治・経済 集中講義(旺文社)
(Amazon、okke動画)
共通テストの対策本は多く出版されておりますが、この集中講義の特徴はなんといっても「講義」と「演習」がセットになっている点です。
講義のセクションでは、押さえておくべき必要な知識が必要十分にまとめられており、知識の復習や整理ができます。また、演習のセクションでは、実際の共通テストの問題などをもとに、実践的な演習ができ、詳しい解説で正しい解き方や考え方を身につけることができます。
公共、政治・経済のみならず、地理・日本史・世界史・公共倫理といった他の科目でも出版されており、どの科目を選択していてもおすすめです。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました〜
次回がラストで、情報のおすすめ勉強法や参考書の話をします。お楽しみに!
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