【参考書大全②】英語のおすすめ勉強法&参考書
ばってんです♨️
7個の記事にわたり、参考書選びのポイントや進め方のコツ、各科目の勉強法やおすすめ参考書を詳しくまとめていっていますが、今回は第2弾で、英語のおすすめ勉強法&参考書を紹介します。
英語はやることが多いですが、独学で一気に成績を上げて、得点源にしやすい科目でもあります。
もちろん学校でも様々な教材が配られていると思いますが、全員に同じものを配られるため、自分にとって最適ではない場合も多いと思います。
学年問わず、自分で学んでいきたい方や迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
記事一覧
- 参考書の選び方や進め方のポイント
- 英語のおすすめの勉強法&参考書(← 今回)
- 数学のおすすめの勉強法&参考書
- 国語のおすすめの勉強法&参考書
- 理科のおすすめの勉強法&参考書
- 社会のおすすめの勉強法&参考書
- 情報のおすすめの勉強法&参考書
英語のおすすめ勉強法
長文ができない、ということで、いきなり長文読解の問題集から入ってしまう人が多いと思いますが、それだとなかなか成績が上がらない場合が多いです。
人によって前提は異なるかと思いますが、英語長文を読めるようにするには一般的に
英文法のルールを知る → 英文解釈で短い文を正しく読めるようにする → 長文読解で内容を理解できるようにする
という流れになります。これに、英単語や英熟語の知識を足すことによって、英語の長文は読めるようになります。土台作りをすっ飛ばしていきなり長文が読めるようにはなりません。ぜひ、この流れを意識してみてください。
英語のおすすめ参考書
では、英文法・英文解釈・長文読解のおすすめ参考書や、勉強を進める上でのポイントを紹介します。okke上の動画検索へのリンクも紐づけているので、使い方などもしっかりと動画で確認してみてください!
英文法のおすすめ参考書
総合英語Evergreen(いいずな書店)
(Amazon、okke動画)
古くは桐原書店から総合英語Forestとして販売されていた、王道の文法書です。読みやすく、レベルも分かれているので、苦手な人にも得意な人にもおすすめできます。細かい知識が必要ない場合は、Part 1やPart 2だけ熟読して文法のルールを理解し、Part 3は調べる用に使う、といった使い方も効率的です。
ネクステージ・Vintage・UP GRADEといった学校で配られる英文法の問題集をインプット用としてやろうとする人も多いと思いますが、解説があまり詳しくないため、全体像を理解せずにこれらの問題集の答えをまる覚えしてしまうのは効率が良くないです。学校で配られている総合英語の参考書やEvergreenのような文法書でまず理解して、これらの問題集でアウトプットすると効率よく英文法をマスターできます。
Evergreenや学校で配られている総合英語の参考書が少し難しいなと感じる人は、大岩のいちばんはじめの英文法(Amazon、okke動画)や、成川の深めて解ける! 英文法INPUT(Amazon、okke動画)がおすすめです。
全解説 入試頻出 英語標準問題1100(桐原書店)
(Amazon、okke動画)
※ okke動画の方は、この1個上のレベルの「全解説 頻出英文法・語法問題1000」の紹介になります!
古めの本ですが、ネクステージ・Vintage・UP GRADEといった学校で配られる英文法の問題集よりも、解説が圧倒的に詳しいので、単なる丸暗記にならず理解しながら進めることができます。関先生の英文法ポラリスも解説が詳しいですが、全解説シリーズではさらに解説中に各テーマのまとめなども散りばめられているので、より効率的に知識を整理することができるのがポイントです。
英文法以外にも、語法やイディオムの問題も多く掲載されているので、英文法を固めるという目的であれば、とりあえず語法・イディオムのセクションは一旦飛ばして終わらせるのもおすすめです!
英文解釈のおすすめ参考書
入門英文問題精講(旺文社)
(Amazon、okke動画)
英文法の知識を使って、短い文の構造を正確に把握し、正しく訳せるようになることが英文解釈の勉強の目的です。そのためには、文の構造についての詳しい解説が必要不可欠なのですが、この入門英文問題精講では「なぜそう考えるのか」という部分が詳しく解説されており、独学であっても英文解釈の力をつけることができます!英文解釈の学習において主目的ではない英単語については、ヒントが与えられているのもポイントです。
「構造を理解する」というのが、どういうことなのかわからない人も多いかと思いますが、その場合は、サボらず全問題自分で訳を書いてみてください。正しい訳と同じように訳せていれば、構造が理解できているということです。
問題は72問ありますが、短い文章も多いため、全て自分で構造を説明できるように(≒ 正しく訳を書けるように)なるまで取り組んでほしい一冊です。
少し難しく感じる人には、さらに短い文で英文解釈を学べる、肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(必修編)(Amazon、okke動画)もおすすめです!
長文読解のおすすめ参考書
関正生のThe Rules英語長文問題集シリーズ(旺文社)
(Amazon、okke動画)
長文読解では、英文解釈のように一つ一つの文を正しく理解していく精読力に加え、全体の論旨の流れを限られた時間で読み解く速読力も求められます。参考書を選ぶ際は、これらを意識して選ぶのがポイントです。
精読でつまづいた際には、解説で一つ一つの文の構造解説(全文解説)が載っていると重宝しますし、速読力を上げるための音読を行うためには、まっさらな長文が載っていることが意外と大事です(問題には書き込みが残るため)。The Rulesでは、どちらも盛り込まれているのでとてもおすすめです。
ただ、The Rulesの音読用の長文には、リズムをとるためのスラッシュが付いてしまっているので、音読するときは白文がいい!という人には、同じ関先生の英語長文ポラリス(Amazon、okke動画)のシリーズがおすすめです(その分、ポラリスでは全文解説の説明が基本的に文型の解説のみとなり、The Rulesより若干薄めです)
冒頭にも触れた通り、いきなり英語長文の参考書から始めるのではなく、英文法 → 英文解釈 → 長文読解という流れを意識して、自分がどこでつまづいてしまっているのかを考えてから参考書を選ぶようにしてみてください!意外と多くの人が英文法から詰まっていると思います💦
また、英単語や英熟語の知識がないともちろん長文は読めないので、同時並行でどんどん覚えていきましょう。これは覚えたもん勝ちです。単語帳や熟語帳もめちゃくちゃたくさん種類があるので、実際に本屋に行って、レベルや続けられそうなレイアウトかなどを確認して買うようにしてみてくださいね。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました〜
次回は、数学のおすすめ勉強法や参考書の話をします。お楽しみに!
他の記事一覧