【参考書大全⑤】理科のおすすめ勉強法&参考書
ばってんです♨️
7個の記事にわたり、参考書選びのポイントや進め方のコツ、各科目の勉強法やおすすめ参考書を詳しくまとめていっていますが、今回は第5弾で、理科のおすすめ勉強法&参考書を紹介します。
理科に関しては、学校の進度が遅いなどで自力で進めていかないといけない人も多いと思います。
ただ、数学に比べると点数を安定させやすいので得点源にしやすく、パターンを押さえてしまえば解ける問題も多いので、うまく参考書を活用して、先手先手で進めていきましょう!
学年問わず自分で学んでいきたい方や迷っている方は、この記事をぜひ1つの参考にしてみてください。理科基礎にも適用できるものがほとんどなので、ぜひ文系の方も参考にしてみてくださいね。
記事一覧
- 参考書の選び方や進め方のポイント
- 英語のおすすめの勉強法&参考書
- 数学のおすすめの勉強法&参考書
- 国語のおすすめの勉強法&参考書
- 理科のおすすめの勉強法&参考書(← 今回)
- 社会のおすすめの勉強法&参考書
- 情報のおすすめの勉強法&参考書
それでは、理科全般の進め方の話をして、そのあと物理・化学・生物に分けて、おすすめの勉強法と参考書を紹介していきます。
参考書によっては、okke上の動画検索へのリンクも紐づけているので、使い方などもしっかりと動画で確認してみてください!
理科全般に言える勉強法
理科に関しては、数学と同様、解法の定石と計算力を身につけることで成績が上がっていきます。ですので、
・自分のレベルにあった参考書を選ぶこと
・最後の答えが合うまで自力で解き切ること
がとても重要です。ただ、数学と比較して、公式を単に当てはめるというよりは、運動の様子や実験の内容を理解して、どの式を使うかを見極めることが必要になってくるため、やみくもに問題を解き進めるのではなく、まずはしっかりと単元の内容を理解し、イメージをつかんだ上で演習を進めることがめちゃくちゃ重要です。
その際、個人的にとてもおすすめなのが「授業動画」の活用です。新しい概念を、参考書のテキスト情報で理解していくことはなかなか難しいと思います。ですが、映像で学ぶことで飛躍的に理解しやすくなります。okkeの授業動画検索もうまく使いながら、ぜひ効率よく理解していきましょう!
では、物理・化学・生物に分けて、おすすめの勉強法や参考書を紹介していきます。
物理
おすすめ勉強法
物理の学習では、上でも触れた通り、イメージをつかむことがとても大事です。内容がよくわかっていないまま大量の問題を解くよりも、少なくても良いので良質な問題でじっくり演習しながら、何をやっているかを理解するようにするようにしましょう。
物理は、イメージを理解できて、計算力の土台があれば、短期間で一気に成績が上げられることも珍しくありません。
おすすめ参考書
良問の風 物理 頻出・標準 入試問題集(河合塾)
(Amazon、okke動画)
これは、基礎レベルではなく、学校で配られるリードαなどの網羅型の傍用問題集の基礎問題が解けるようになってから取り組む、受験標準レベルの問題集ですが、おすすめポイントはなんといっても問題の質です。
問題の出典が「〇〇大+〇〇大」のようにブレンドされていることも多く、1問から多くのエッセンスを吸収できるよう、汎用的な良問にアレンジされています。読む人を選ばないオーソドックスな解説で、問題数も154問に凝縮されているので、全て解いて物理の実力を引き上げるもよし、直前期に弱点分野だけ固めるのもよし、いろいろな使い方ができる問題集です!
さまざまな方が解説動画を出されていて、okkeでも検索できますので、ぜひ活用してみてください。
レベル的に難しく感じる人には、入門問題精講(Amazon、okke動画)がおすすめです。
また、物理については特に著者の先生によって解説に個人差があります。例えば漆原先生の参考書や問題集(明快解法講座など)も人気ですので、ぜひ本屋で見てみて、自分にとって解説が理解しやすい参考書で学んでいきましょう!
化学
おすすめ勉強法
化学の学習でも、物理と同様、イメージをつかみ、何をやっているかを理解して演習を進めることがとても大事です。ただ、物理よりは暗記しないといけない事柄も多いため、演習量は多く取る必要があります。
ここでは、イメージをつかみ、単元の内容を理解するためにおすすめな参考書と、演習を進める上でおすすめの市販の問題集を紹介します。学校で配られるセミナーなどの網羅型の傍用問題集もとても有用なので、自分に合うものを進めてもらえたらと思います。
おすすめ参考書
Doシリーズ 鎌田の理論化学の講義(旺文社)
(Amazon、okke動画)
最初に触れた通り、新しい概念を一から学ぶのであれば、映像授業を見るのが一番効率が良いと思いますが、テキストでも学んでいける人の独学用や、一通り習ったがよくわからない人の頭の整理用には、この参考書がとてもおすすめです。
単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか」という理由がなるべく詳しく書かれており、納得しながら進めていくことができます。理論化学以外にも、無機化学(福間先生)、有機化学(鎌田先生)版もありますが、全ておすすめです。
理科については、著者による説明の個人差があるので、もし理解しづらいようであれば、坂田薫のスタンダード化学(Amazon、okke動画)シリーズもおすすめです!
化学の新標準演習(三省堂)
(Amazon、okke動画)
いわゆる「新標準演習」です。各単元の要点のチェックから、受験頻出の標準問題の演習まで、これ一冊で完結するおすすめの問題集です。学校で配られるセミナーなどの網羅系の傍用問題集の問題数を少し絞り、解説を詳しくしたようなイメージです。
最難関大を目指す人は、1つ上のレベルの化学の新演習(Amazon、okke動画)もおすすめですが、多くの受験生にとっては新標準演習で十分だと思います。また、1つ下のレベルの化学の新基本演習(Amazon)も出ていますが、新標準演習とそこまでレベルの差は無いため、ピンとくる方に取り組むのが良いと思います。
問題数が多いなと感じる人には、入門問題精講(Amazon、okke動画)や基礎問題精講(Amazon、okke動画)をおすすめします。
また、化学の新標準演習と同じ著者の卜部先生が出されている化学の新研究(Amazon、okke動画)という参考書も、難関大を目指す人や、きちんと理解したい人にはとてもおすすめです。分厚いですし、一から全て読む必要はなく、映像授業や参考書を進める中で気になった点を辞書的に調べていくと、化学がどんどん好きになると思います!
生物
おすすめ勉強法
生物については、化学と基本的には同じ流れで進めていくと良いと思います。つまり、イメージをつかみ、何をやっているかを理解して演習を進めることがとても大事ですが、暗記しないといけないことも多いため、演習量を多く取る必要があります。
ここでは、演習を進める上でおすすめの参考書を紹介します。
おすすめ参考書
生物[生物基礎・生物]入門問題精講(旺文社)
(Amazon、okke動画)
まず前提として、学校で配られるリードαなどの網羅系の傍用問題集が最強です。解説も配られているのであれば、演習量は傍用問題集で十分確保できるので、ぜひ活用してみてください。
ただ、市販だとこのような傍用問題集がなかなか入手できないのが現状で、その場合には問題精講シリーズがおすすめです。解説が詳しく、ポイントを効率的に押さえながら演習を進めることができます。
生物についても、新しい概念を一から学ぶのであれば、映像授業を見るのが一番効率が良いと思いますが、テキストでも学んでいける人の独学用や、一通り習ったがよくわからない人の頭の整理用には、
・生物合格77講(Amazon、okke動画)
・大森徹の最強講義126講 生物(Amazon、okke動画)
などがおすすめです。それぞれ田部先生、大森先生の著書ですが、お二人とも問題集も出されているので、同じ先生の問題集で演習を進めていくのもおすすめです。
また、生物基礎に関しては、さらにわかりやすく、独学でも進めやすい参考書もたくさんあるので、また機会があれば記事を出そうと思います!
理科については、自分で理解できるかがとても大事なのですが、著者の先生によって説明の仕方が違うことも多いので、「周りがやっているから」という理由でやろうとせず、実際に本屋に行って、理解できるか、自分のレベルに合っているかなどを確認してから、買うようにしてみてくださいね。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました〜
次回は、社会のおすすめ勉強法や参考書の話をします。お楽しみに!
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