【参考書大全③】数学のおすすめ勉強法&参考書
ばってんです♨️
7個の記事にわたり、参考書選びのポイントや進め方のコツ、各科目の勉強法やおすすめ参考書を詳しくまとめていっていますが、今回は第3弾で、数学のおすすめ勉強法&参考書を紹介します。
数学の参考書は分厚いものも多く、レベルもさまざまなので、挫折してしまう人も多いと思います。
また、学校で配られる教材は、解説が簡潔なものも多く、全員に同じものを配られるため、自分にとって最適ではない場合も多いと思います。
学年問わず、自分で学んでいきたい方や迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
- 参考書の選び方や進め方のポイント
- 英語のおすすめの勉強法&参考書
- 数学のおすすめの勉強法&参考書(← 今回)
- 国語のおすすめの勉強法&参考書
- 理科のおすすめの勉強法&参考書
- 社会のおすすめの勉強法&参考書
- 情報のおすすめの勉強法&参考書
数学のおすすめ勉強法
数学は、大まかに解法の定石と計算力を身につけることで結果が付いてきます(最難関大の場合は、そこに発想力の上積みがより必要になってきます)。ですので、
・自分のレベルにあった参考書を選ぶこと
・最後の答えが合うまで自力で解き切ること
がとても重要です。
特に数学の場合、難しい参考書に手を出しがちなので要注意です。青チャートが配られる学校も多いかと思いますが、特にコンパス4以上の問題は、多くの方にとって解説を理解するのが難しいと思います。できるようになる方法は1通りではないので、「周りがやっているから」という理由で選んだりせず、無理せず自分が理解できる参考書で学んでいきましょう。
また、わからなければ答えを見ますが、見て終わりではなく、自力で考えて最後まで解き切れるかをサボらずに確認することが大事です。これにより、解法が本当に身についているかを自分で確認できますし、計算ミスの場所を自分で特定して直していくことで計算力も上がっていきます。地道ですが、ここに近道はありません!!🏃
では、いろいろな用途別におすすめな参考書を紹介します。
数学のおすすめ参考書
okke上の動画検索へのリンクも紐づけているので、使い方などもしっかりと動画で確認してみてください!
入門問題精講シリーズ(旺文社)
(Amazon、okke動画)
この参考書は、問題演習だけではなく、各単元の導入から詳しく解説されているのが大きなおすすめポイントです。各単元の内容を理解した上で、取り組みやすい問題かつわかりやすい解説で知識を定着させていけるので、先取り学習や、弱点克服にとても役に立ちます。
全然理解できていない弱点の単元だけ取り組む、といったピンポイントな使い方もおすすめです!
10日あればいい!大学入試短期集中ゼミシリーズ(実教出版)
(Amazon、okke動画)
頻出テーマの問題がぎゅっと厳選されており、例えば模試の前にざっと全分野を演習したり、過去問と併用して苦手分野だけを特訓したり、さまざまな使い方ができる名脇役的なポジションの参考書です。
何より他の参考書と比べてめちゃくちゃ薄いのがポイントで、途中で挫折してしまうリスクが低く、取り組みやすいです。
理系数学の良問プラチカ 数学IAIIBC(河合塾)
(Amazon、okke動画)
学校の傍用問題集や、黄・青チャートの例題がある程度解ける方が、過去問のレベルとのギャップを埋めていく上で、とてもおすすめな問題集です。
応用レベルの頻出テーマの良問が必要最小限の問題で網羅されており、解説も詳しく、別解もたくさん紹介されているので、1問からさまざまな学びを得ることができます。汎用的ではありつつもほどよく難しい問題が多いので、解法の定石をひたすらストックする段階から、それらを用いて発想力を鍛えていく段階に、スムーズに頭を切り替えてくれます!
なお、「理系数学」の良問プラチカ 数学ⅠAⅡBC よりも、「文系数学」の良問プラチカ 数学ⅠAⅡBC の方が難しいので、注意してください。最難関大を目指す方以外は、文系の方であっても「理系数学」の良問プラチカを使うのがおすすめです。
また、同じくらいのレベルで、さらに問題数が欲しいという人には、毎年4〜5月頃に出版される新数学スタンダード演習(Amazon、okke動画)がおすすめです。大学への数学シリーズで、解説に若干クセはありますが、問題なく読みこなせるようであれば、数多くの良問で鍛えることができます。数学IIICに関しては、個人的にはプラチカよりもスタンダード演習の方がクセのない問題が多い印象です。
微積分 基礎の極意(東京出版)
(Amazon、okke動画)
数学Ⅲの微積分に特化した、理系の方にオススメの参考書です。128ページと薄いのですが、第1部ではタイムトライアルもできる計算訓練、第2部では微積分のさまざまな知識解説、第3部では微積分の頻出テーマの問題演習が盛り込まれていて、1冊でいろんな使い方ができて、一気に実力を引き上げられる参考書です。
メインは第3部の厳選された良問による演習を通じて、微積分の解法の定石を押さえていくことですが、計算が怪しい人は、まず第1部から取り組み、必ず計算力を強化しておきましょう!第2部は読み物的に使うのがおすすめです。
ただ、大学への数学のムック本であり、読む人を選ぶ解説ではあると思うので、読みこなせるかの確認は必要かと思います💦
冒頭にも書いた通り、さまざまなレベルの数学の参考書があるので、「周りがやっているから」という理由でやろうとせず、実際に本屋に行って、レベルや続けられそうなレイアウトかなどを確認して買うようにしてみてくださいね。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました〜
次回は、国語のおすすめ勉強法や参考書の話をします。お楽しみに!
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