【参考書大全④】国語のおすすめ勉強法&参考書
ばってんです♨️
7個の記事にわたり、参考書選びのポイントや進め方のコツ、各科目の勉強法やおすすめ参考書を詳しくまとめていっていますが、今回は第4弾で、国語のおすすめ勉強法&参考書を紹介します。
国語は学校の授業以外何もやってない!という人や、後回しにしてしまっている人も多いのではないでしょうか。学校で体系的に古典文法(古文文法・漢文句形)を学んでいない人も多いと思います。
ですが、特に古漢文は時間をかけずに得点源にできるので、うまく参考書を活用して、効率よく実力を上げちゃいましょう!
国語の参考書は、本によって目的がさまざまなので、学年問わず自分で学んでいきたい方や迷っている方は、この記事をぜひ1つの参考にしてみてください。
記事一覧
- 参考書の選び方や進め方のポイント
- 英語のおすすめの勉強法&参考書
- 数学のおすすめの勉強法&参考書
- 国語のおすすめの勉強法&参考書(← 今回)
- 理科のおすすめの勉強法&参考書
- 社会のおすすめの勉強法&参考書
- 情報のおすすめの勉強法&参考書
それでは、現代文・古文・漢文に分けて、おすすめの勉強法と参考書を紹介していきます。参考書によっては、okke上の動画検索へのリンクも紐づけているので、使い方などもしっかりと動画で確認してみてください!
現代文
おすすめ勉強法
現代文の力を伸ばすには、基本的に
- 読み方の型を学ぶ → 実際にその型を使って問題を解く
- さまざまなテーマに触れて見識を広げる
- 現代文に出てくるキーワードを押さえる
といったことが必要になります。このうち上の2点について、おすすめの参考書を紹介します。
キーワードについては、マンガでわかる現代文重要単語(Amazon)やゆる語訳現代文単語(Amazon)といった理解しやすいものもたくさん登場してきているので、ぜひ本屋で手に取って自分に合うものを探してみてください。
おすすめ参考書
入試現代文へのアクセス(基本編)(河合塾)
(Amazon、okke動画)
問題数は限られていますが、一つ一つの文章に対しての解説がとても詳しく、読み方や解き方が実践的に学べる、使う人を選ばないおすすめの参考書です。頻出キーワードについてのまとめもあり、語彙の知識も確認することができます。
難関大を目指す人には、発展編や完成編も用意されているので、さらにステップアップさせていくこともできます。
入試までに必ず読んでおきたい 現代文テーマ別頻出課題文集(駿台)
(Amazon)
英語の長文でも同じですが、内容や背景について知識があるテーマが出た方がもちろん解きやすくなります。なので、現代文の解き方をある程度押さえた後は、色んなジャンルの文章を読んで、知っているテーマを増やすことが大事です。そこでとても役に立つのがこの参考書です。
入試で頻出のテーマの文章とその構造解説が、見開き1ページに簡潔にまとまっているので、ガッツリ現代文の問題を解く時間のない日でも、文章を読んで、重要テーマの背景知識の確認と構造把握の練習ができます。少し古く、知る人ぞ知るマイナーな参考書ではあるのですが、なかなか他に似た参考書を探すのが難しく、個人的にはめっちゃおすすめです!
古文
おすすめ勉強法
古文を読めるようにするには、英語と同様、
古文文法のルールを覚える → 読解で内容を理解できるようにする
というのが基本的な流れになります。これに、古文単語の知識を足すことによって、古文は読めるようになります!また、余裕があれば古文常識までやっておくと、現代文と同様、背景知識があることにより長文が読みやすくなります。
古文文法は正直なところ何を使ってもあまり差はないと思いますが、冒頭でも触れた通り、アウトプットが無いと知識が定着しないので、ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(Amazon、okke動画)など、演習問題がある参考書の中から自分に合ったものを選ぶと良いと思います。
ここでは、長文読解系のおすすめの参考書を紹介します。
おすすめ参考書
古文上達 基礎編 読解と演習45(Z会)
(Amazon、okke動画)
古文読解の参考書では、英語の長文問題集と同様、一つ一つの文の品詞分解の解説がついていると、どこで読み間違っていたかがわかり、とても復習がしやすいです。その意味では、この参考書の他にも、
・岡本梨奈の古文ポラリス(Amazon、okke動画)
・古文レベル別問題集(Amazon、okke動画)
のシリーズもおすすめです。
そんな中、この古文上達基礎編を取り上げたのは、文法事項の復習ができる点が優れているためです。それぞれの長文読解の問題の前に、文法事項のチェックが付いており、知識の抜け落ちが無いかを確認することができます。
また、古文読解の参考書の中には、古文の読み方を学ぶ古文解釈系の参考書もたくさんあるのですが、英語と違って、あまり解釈の勉強に時間を掛けなくても、文法を覚えて読解演習に取り組めば十分かなと思います。ですので、上で紹介した長文読解系の参考書をやってみて、もし厳しいようであれば解釈の参考書を挟むのが良いかもしれません。
その場合は、例えば
・富井の古典文法をはじめからていねいに(Amazon、okke動画)
・マドンナ古文(Amazon、okke動画)
・岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本(Amazon、okke動画)
などがおすすめです。
漢文
おすすめ勉強法
漢文も、古文と同様、
句形などのルールを覚える → 読解で内容を理解できるようにする
というのが基本的な流れになります。
古文に比べると覚えなければならない知識の量が多くないので、1冊で知識と読解の勉強が網羅できる参考書も多いです。ここでは、そんな中からおすすめの参考書を紹介します。
おすすめ参考書
岡本梨奈の1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほど身につく本(KADOKAWA)
(Amazon、okke動画)
この参考書は、2つの部分に分かれており、前半で漢文の句形などの知識、後半で実際の読み方をまとめて学ぶことができるようになっております。
他にも、漢文道場(基礎編)(Amazon、okke動画)なども同じコンセプトで知識と読解を合わせて学ぶことができるようになっているため、ぜひ自分に合ったものを選んで取り組んでもらえたらと思います!
さまざまな目的やレベルの参考書があるので、「周りがやっているから」という理由でやろうとせず、実際に本屋に行って、レベルや続けられそうなレイアウトかなどを確認して買うようにしてみてくださいね。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました〜
次回は、理科のおすすめ勉強法や参考書の話をします。お楽しみに!
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