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おなす

オーバードーズの危険性

2025年1月10日

みなさん、こんにちは。


今回の記事では、タイトルやサムネにもある通り、薬の過剰摂取 オーバードーズ(以下ODとさせていただきます)について扱っています。

そのため、こういった話題が苦手な方や過去の経験から辛くなる方はここでブラウザバックをしていただくことを強く推奨します。

※この記事はODを推奨するものではありません。

〇そもそもODとは

ODの正式名称をオーバードーズといいます。英語で書くとover doseです。
overは超過、doseは量という意味です。分かりやすく日本語にすると「本来飲む薬の量を超過して飲む」という意味です。

最近ニュースなどでよく耳にするのは、薬局などで処方箋なしでも買える咳止めなどの風邪薬によるODですね。ですが、ODは風邪薬以外の市販薬でも、処方された薬でもすることができてしまいます。

市販薬でできてしまうので、誰もが簡単にできてしまうものなのです。

〇ODを始めてしまうきっかけは

ODを始めてしまうきっかけについて、ここで一例を出してみます。

私の場合は、頭痛がひどいのでよく市販の痛み止めを服用していました。初めはもちろん用法を守って飲んでいました。しかし、ちょうど受験期でストレスがたまっていたこともあり、頻繁に頭痛が起こるようになりました。

頭痛は勉強の大敵です。なので、私は軽い薬を飲まなくても大丈夫なはずの頭痛でも、これからひどくなるかもと思い、すぐに薬を飲むようになってしまったのです。(続きは次の項目で書きますね)

一応書いておきますが、両親は毎日私が薬を飲んでいることも知っていましたし、ちゃんと止めてくれていました。ですが、頭痛がひどくなるかもという不安に勝てなくなってしまっていた私は両親の静止を振り切ってまでして薬を飲んでいたのです。

これは一例ですので、人によってODにハマる原因は異なると思います。

友達や先輩に誘われて自分から興味を持って始めてしまう人、脅されて始めてしまう人、ストレスを解消するために自ら手を出してしまう人。

やっぱり、SNSに「今日は◯◯を△錠飲んだ」など写真を投稿している人がいたり、市販薬でできるという始めやすさ、違法性の無さから、大麻などの違法薬物よりもハードルが低くなってしまいます。

また、私のように初めはそんな気がなかったけれど気づいたらハマってしまっていた、という人もいると思います。

〇ODが与える身体的影響

ここからは、ODによってどのような変化が起こるのかについてお話しようと思います。

薬や飲み方によって異なるので、私の場合を例にして話させていただこうと思います。

私は薬を毎日飲んでいると、頭がふわふわするようになりました。受験でストレスが溜まっていたのですが、それがスーッと消えて行って嫌なことを考えずにすみました。
受験生なら誰でも経験し得るであろう不安などを、その薬が効いている間は感じずに、落ち着いて勉強できるのです。

受験が終わり、ストレスから解放されたからか、頭痛も減り薬を飲むことはなくなりました。
ですが、高校に入学して慣れない環境のせいか、また頭痛が起こり始め、”鎮痛剤として”またたまに飲むようになりました。初めは頭痛の頻度もそこまで高くはなかったのですが、徐々に毎日のように頭が痛くなるようになってきたのです。そこで、私は連日頭痛薬を飲むようになりました。

そんな生活を続けて数週間。ある日、立つことができなくなりました。足に力が入らないというか、立ってもすぐに倒れてしまうのです。座っていても引っ張られることもありました。

そこで、私はもともと頭痛も多い方だったし、脳に異常があるのではないかと心配した母に連れられて、脳神経外科を訪れました。
そこで、言われたのが「薬の飲みすぎ」です。受験期は意図的に薬を飲んでいました。ですが、この時は本当に痛くて飲んでいたのです。それでも、オーバードーズになってしまっていたのです。私はもともと低血圧なので沢山の薬を飲むとしんどくなるため、15歳以上は1回2錠飲む薬を1回1錠にしていました。それでもダメだったのです。

そして、数週間ずっと頭痛が起こり続けていたのも、薬の飲みすぎが原因でした。頭が痛い→市販薬を飲む→薬が頭痛を誘発する→また薬を飲む。という悪循環にハマってしまっていたのです。

そして、立てなくなったのは薬をやめてから10日間ほどでした。その間ずっと、膝立ちで一瞬動いてはまた倒れるみたいな生活を続けていました。

1番はやっぱりとにかく体力が落ちていました。最寄りから学校までは歩きなのですが、今までは難なくこなしていたそれすらもできなくなるほどです。もちろん、体育の授業なんて初手でギブアップ。少しだけ参加して、ほとんどは休ませてもらっていました。

ODをしてしまうと、やっているうちはいい気分かもしれませんが、いつかはこうやって体に不調が出始めます。
また、私は少量を長期間だったので立てない程度で済んだのかもしれませんが、多量を短期間なんてしてしまうと、命の危機に関わってしまいます。

一気に1瓶などをしてしまうと、意識を失う、最悪の場合は死に至ります。

〇ODによる社会的影響

ODをしてしまうと、上で挙げたように自分の体がしんどくなるだけではありません。

まず、体調が悪くなるため、学校に行けなくなります。
また、家族や身近な人との関係が悪化してしまう人もいます。

そして、簡単にやめることはできません。一度快楽を知ってしまうと、それを手放すのは難しいのです。
例えば、SNSだったりスマホなんかもそうですよね。時間の無駄だって思いつつ、ついつい見てしまう。これと同じです。

しんどい思いをしたはずなのに、またやりたいと思ってしまうのです。私はそれ以降、病院で鎮痛剤を処方してもらっているので市販薬は飲んでいません。また、今まで薬は母に買ってきてもらっており、鎮痛剤に限らず自分で薬を買うこともないので、そういった点でもやめることはできました。

ですが、今でもやっていた薬を見ると、あのときの気分を思い出して、また味わいたいと思うことがあります。当時のように強いストレスがかかっているわけでもありません。

これが、自分で簡単に薬を買って、親にバレずに飲むことのできる環境だったら、間違いなくまたやってしまっていると思います。

また、今では風邪薬の購入に規制がかかったりと、ODをするための薬が手に入りづらくなっています。
そのため、薬局から万引きをしてまで薬を手に入れたり、違法なルートで購入してしまうこともあります。それが犯罪だと分かっていても、薬が無いと生きていけなくなってしまったら、違法行為だってしてしまうようになります。

〇最後に経験者より

今、周りの人に誘われて始めてしまいそうな人、少しでも興味がある人、絶対に手を出さないでください。

特に、自分の意志ではなく周りに流されて、なんてやめてください。最悪の場合、人生を棒に振ることもあります。

ストレスを解消したくて興味がある人、ストレスの解消法は他にもあります。それは人それぞれだと思うので、ここで一概に代替法を提案することはできませんが、

少なくともODでは本当に一時的にしか解消できませんし、OD後にはOD前よりも強いストレスがかかってかえって逆効果です。他の方法を探してください。

また、普段から薬に頼りがちな人も気を付けてください。私が飲んでいた鎮痛剤もごく普通の薬局で誰でも買えてしまう薬ですが、脳神経外科の先生曰くこの成分は麻薬のようなものなので、絶対に飲まない方がいいと言われました。

一度、自分が飲んでいる薬が、よくODに利用される薬にあてはまっていないか確認してみてください。知らない間にODと同じ状況に陥ってしまう可能性があります。

おなす

高校生。勉強に限らず生きていく上で知っていてよかったと思えるような記事を書いています。

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