夏休みも終わりに近づき、学校が再び始まる時期になってきました。
長期休暇明けというのは、学校に行きたくない、不登校になる生徒が増える時期でもあります。場合によっては、命を絶つという選択をしてしまう方も、毎年一定数出てしまっています。
もちろん全員がそうではありませんが、その大きな原因の一つとして挙げられるのが「いじめ」です。
今回は「いじめが辛い時どうしたらいいのか」について解説していきます。
まずは抱え込まないこと
一番大切なのは「深く考え込みすぎないこと」です。先生や先輩などから何を言われても、必要以上に自分を責めないようにしましょう。
「何言ってんだよ!」「ふざけんなよ」と腹を立てて言い返すのは良いですが、「自分はダメだ」「生きる価値がない」とまで思いつめてしまうのは絶対にやめましょう。そして信頼できる人に相談することがとても大切です。
相談できる場所
とは言っても「どこに相談すればいいのか分からない」と思うのでここではいくつかの相談先を紹介します。
例えば…
- 24時間子供SOSダイヤル 電話番号0120-0-78310(文部科学省)
- チャイルドライン 電話番号0120-99-7777(民間)
- みんなの人権110番 電話番号0570-003-110(法務省)
- 警察相談専用窓口 電話番号#9110(各都道府県警察)
- 弁護士会やNPOなどの無料相談窓口
他にも相談できる機関は沢山ありますが、こうした機関は無料で利用できるので、ぜひ気軽に相談してみてください。
証拠を残すこと
もし直接的ないじめ(暴力や暴言)がある場合、証拠を残すことが非常に大切です。
今の時代、スマホやApple Watch、ICレコーダーなどで録音が出来ます。もちろん学校に許可を取る必要はありません。暴言や暴力の証拠をしっかり残してください。
もし身体的な被害があった場合は、病院に行って診断書をもらいましょう!
診断書があれば警察に被害届を提出しやすくなります(傷害罪などでの立件につながる可能性が上がります)。また刑事裁判で有罪に持ち込めたら、民事での損害賠償請求にも良い影響が期待できます。
学校や教育委員会の限界
いじめにあった場合、学校に相談するのも一つの手ですが、最善策ではないかもしれません。
最近では、広島県のとある私立高校のいじめ問題が記憶に新しいのではないでしょうか。日常的なハラスメントや暴力が「いじめ」と表現されていましたが、実際には暴行罪や傷害罪にあたる事案が多く存在していたとされています。
とにかく
もし学校や教育委員会に相談しても隠蔽されるような状況であれば、SNSを使うことも有効な手段です。実名や顔を出さなくても構いません。
事実をSNSで発信し、拡散すれば多くの人の目に触れることになります。 また影響力のある政治家やジャーナリストに直接DMを送れば、取り上げてもらえる可能性もあります。
最後に
このようにいじめで困っている方は決して自分一人で抱え込まず、周りや相談機関に相談してください!そして、もし学校が隠蔽するような場合でも、SNSという選択肢もあります。
いじめで悩んでいる方がこの記事をきっかけに、事態が好転することを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。









