闇バイトや殺人事件、強盗事件が発生している昨今、日本も、なかなか治安が物騒な時代になってきたと感じます。
ところで、「泥棒が入りやすい住宅の特徴」、皆さん知っていますか?
「うちは大丈夫」「防犯対策をしているから安心」と思う方も多いかもしれません。
しかし、実はその“防犯対策こそが盲点”になっているケースもあるのです!
今回は、泥棒が入りやすい住宅の特徴3点について解説していきます。
泥棒が入りやすい住宅の特徴
①窓が多い家
まず1つ目の特徴は窓が多い家です。この特徴、一見すると、明るくて風通しの良い家は泥棒が入りにくいイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、泥棒にとって“侵入経路を確保しやすい家”でもあるのです。
といっても、泥棒は窓ガラスを割って入るというより、「人がいない時間帯」を狙うのが理想的。
また窓が多いということは、単純に“閉め忘れの確率”が高くなるということです。
例えば、窓が10個の部屋と窓が20個ある部屋では、どちらが閉め忘れのリスクが高いかは明白ですよね。
リビングの小窓、浴室の窓、2階のベランダ窓など、つい閉め忘れがちな場所がある家庭は要注意!
泥棒からすると、鍵を壊すことなく“すんなり侵入できる家”になってしまうのです。
② オートロック付きの住宅
次はオートロック付きの住宅です。
そう聞いて、「オートロックだから安全じゃないの?」と感じている方もいると思います。
もちろん、オートロック自体は優秀な防犯システムですが、真の問題は使い方にあります。
それは「オートロックがあるから安全」と思い込み、自宅の玄関ドアに鍵をかけないことです。
今、この記事を読んでいる方の中にも「オートロックを過信し自宅の玄関ドアに鍵をかけない」方はいるかもしれません。
実はオートロックというものは意外と簡単に突破することが可能になっています。例えば誰かの後ろに付いて入ったり、宅配業者を装って侵入するなど、突破の手段はいくらでも存在します。
そして、一度建物内に入ってしまえば、「玄関の鍵がかかっていない部屋」を探すだけで侵入が可能になってしまいます。
これが、泥棒が入りやすい住宅の2つ目の特徴です。
③塀が高い家
泥棒が入りやすい3つ目の特徴は塀が高い住宅です。
外の塀は「高ければ高いほど安全」と思われがちですが、それが“逆に危険”になることもあります。
確かに、塀が高いほど外から中へ侵入するのは難しくなります。ただし一度中に入ってしまえば、外から様子が見えにくくなるため、“泥棒が見つかりにくい環境”にもなってしまうのです!
実際、防犯会社なども「高い塀や植栽で囲まれた家ほど狙われやすい」と警告しています。
外から見えないということは、泥棒にとって「バレるリスクが低い」ということにもなり得るのです。
まとめ
このように、一見「防犯に良さそう」と思える要素が、実は、泥棒が入りやすい住宅の特徴になってしまっているかもしれません。
そして大切なのは、「防犯対策をしているから安心」と油断しないこと。
どれだけ設備を整えても、鍵を閉め忘れたら意味がありません。
日頃から
- 窓の鍵をしっかり確認する
- オートロックでも必ず玄関を施錠する
- 塀や植栽を高くしすぎず、適度に視線を確保する
などの基本的なことを意識するだけで、防犯効果は大きく変わります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。









