【受験生】夏休みの勉強量
どうも、フジです。
「夏休みの勉強時間の平均はどれくらいでしたか?息抜きはどれくらいしてましたか?」という質問をいただいていまして、前回の記事でそれについてはしっかりとお答えしたのですが、参考にできるものは多くあるに越したこともないかと思い、「夏休みの勉強量 フジの弟ver」を書くことにしました。
ついでに弟にも聞いてみた
私の弟は、今ちょうど東京大学文科II類の2年生で、彼も私と同様現役で合格を勝ち取っています。そんな弟にも、高3の夏休みの過ごし方を尋ねてみたので、ざっくりまとめておきました。
弟曰く「夏休みも学校があるときと同じようなスケジュールで動きたい」というのが一番にあったようで、
8:00 起きて朝食→準備して移動
9:00-12:00 塾の自習室で勉強
12:00-13:00 昼飯
13:00-18:00 塾の自習室で勉強
18:00-19:00 夕食
19:00-22:00 塾の自習室で勉強
22:00- 帰宅して風呂に入ってダラダラして寝る
といった感じのスケジュールをベストなものとして活動していたとのこと(移動時間は、自転車ならリスニング、送迎なら単語帳を見るなど、勉強にあてていた)。
「ベストなものとして」ですよ。要するに、このように動けたら最高だよねって話。弟曰く、これが達成できていたのは30日あったら6日くらいのようで、残りは、朝起きられなくて午前中が若干潰れたり、夕食後集中できなくて早めに切り上げて帰ったり、体調不良で1日倒れていたり…。
思い通りに勉強できないと「やばい、今日は全然勉強できなかった、もっと頑張らなきゃ」と自分を追い詰めてしまう人は少なくありませんが、私の弟は、こんな感じでも気にはしていなかったようです。
メンタルが強くて羨ましいって?
いや、そもそも、気にする必要がないんですよ。
なぜなら、大事なのは「時間」じゃないから。可能な限りの時間を勉強に割くことができていなくても、やるべきことさえこなしていれば、全くもって問題ないんです。これは前回の私のスケジュール及び勉強内容の話からも見てとれることだと思いますが、結局「最低限何をやるか」という部分が大事なんです。
私の弟も私と同様、ベストなスケジュールを念頭におきながらも、最も重視していたのは「最低限やらないといけないことを決めて、どんなにコンディションが悪くてもそれだけはこなす」ということだった、そういうことです。
毎日必ずすることは?
ちなみに弟が毎日やると決めていたことは以下の通り。
- 3h 英単語の復習 (単語帳の2分の1をじっくり)
- 1h 古文単語の復習(単語帳の2分の1)
- 3-4h 世界史の復習(1週間で1周のペースから逆算)
- 3h 地理の青本 (1日1年分を解いて解説をまとめる/地理が好きだったから楽しくて)
これは夏休み限定の特別仕様というわけではなく、いつも通りのメニューだということです。余った時間で、英語やら古文漢文の過去問演習をしていたようで、私とほとんど同じなのが、兄としてはおもしろポイントでした。私と同様弟も数学が大得意だったらしく、毎日やることの中に、それどころか、それをやり終えた後の演習の中にも数学が入ってきていないというのが、兄弟だなあって感じがしますね。普通ならもっと数学に時間を使うことになるのかなと思うので、ここだけは気をつけてもらいたいです。
弟は何故か地理が好きで、そのため趣味のようなノリで地理の勉強をしていたらしく、「青本1日1年分」の部分が私とは異なりますね(ちなみに私も地理は赤本じゃなくて駿台の青本を使ってました、解説がより丁寧です)。
最後に余談ですが、前回紹介した私の話と、今回の弟の話、その両方を見て「勉強時間の7-8割が”毎日やると決めていた暗記作業”である」という点に気がつけた人は素晴らしいなと思います。このバランスは夏休み以降、受験本番直前までずっとそうで、結局のところ基礎基本の部分が最も大切だというのが、我々兄弟の意見です。


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