こんにちは、Harunaです!
今回は「絶対に忘れない!おすすめしたい復習の方法とは?」というテーマでご紹介します。
テストや大事な試験などの時に「あれ…?習ったはずなのにでてこない…」といった経験はありませんか?
Harunaもこのような経験が何度かあるのですが、これは“復習不足”が原因の1つだと言うことができます。
脳は「特に重要だ!」と判断したものしか長期で記憶しません。
すぐに忘れてしまったり、覚えていなかったりするものは脳が「別に必要のない、重要ではないものだ」と判断してしまっているのです。
テストや受験でパッと記憶の中から覚えているものを取り出すためには“日頃からの復習”が必須になってきます。
「復習が大事なのは分かっているけど、どうすればいいのかわからない…」
「自分のしている復習の方法が効果あるのかな…」
など、“復習”に対して心配や疑問がある方は今回の記事必見です!
テストでも受験でも役立つ“絶対に忘れない復習方法”を4つのポイントでご紹介します!
それでは、まず“記憶とは何なのか”について説明していきます。
まずはここを知ろう!“記憶とは何?”
「記憶」と調べると出てくるのが、“ものごとを忘れずに覚えていること、また覚えておくこと。”
“ 過去の経験の内容を保持し、後でそれを思い出すこと”と出てきます。
そして、記憶には“短期記憶”と“長期記憶”の2種類あります。
日常的な出来事や勉強などを通して覚えた情報(記憶)は、「海馬」と言う場所で一度ファイルされて整理整頓されます。
その後に必要なものや印象的なものだけが残り、「大脳皮質」と言う場所に溜められていきます。
つまり、海馬で作られた短期記憶のうち、必要と判断された物が大脳皮質に貯蔵され長期記憶となります。
具体的に“短期記憶”と“長期記憶”とはどういうものなのかご紹介します。
短期記憶とは。
“短期記憶”とは瞬間的にある内容を認識し行動するために行われる記憶作業です。
例えば口伝えで友達から電話番号を聞いた時、それをスマホに登録するまでの間とどめておきたい時などに短期記憶が利用されます。
これは、スマホに登録したらすぐ削除されてしまう記憶です。
一時的な記憶のため、何もしないと1分ほどで忘れてしまいます。
長期記憶とは。
一方、“長期記憶”とは取り込まれて記憶として保管された情報の中から、特に重要なものが長期的に保持される記憶として定着したものです。
英語でりんごは「Apple」。
これを私たちはこれをいつでもどこでも、思い出すことができますよね??
これが長期記憶です。
受験で役立つのは“長期記憶”の方なので、ここを安定させる必要があります。
嫌な体験や出来事ほど意外と“長期記憶”として覚えていることが多いです。
ここから分かるのは、嫌なことは脳にとって「重要だ」「忘れてはいけない」と判断しているということです。
捉え方を変えれば、重要であるものを活かすために“長期記憶”として保存されているのです。
長期記憶に保存する!4つのポイント
ここからは“長期記憶”として保存するためにしたい、4つのおすすめ復習ポイントをご紹介します!
1.少し時間をおいて復習する。
復習するときに押さえておきたい1つ目のポイントが「少し時間をおいて(間隔)を開けて復習する」ことです。
心理学者のP・B・バラード博士と共同研究者ウィリアムズ氏が発表した、実験結果によると一気に行う集中型の学習方法より、間隔を開けて行う分散型学習方法の方が記憶の定着率が良いと証明されているそうです。
そのため、忘れかけているタイミングでもう一度復習することにより記憶定着により良い効果をもたらします。
大体どのくらいの間隔、頻度で復習するのがおすすめかというと…
1回目:学習した次の日〜3日後
2回目:1週間後
3回目:3週間後
4回目:1ヶ月後
5回目:2ヶ月後
これくらいの間隔と頻度で行うのがおすすめで理想だとされています。
意識することで、苦手としていたものも長期で記憶することができるのでぜひ参考にしてみてください!
2.起きてすぐと寝る直前の朝と夜にする!
復習に限らず、暗記をするのに最適な時間が朝の起床後すぐと夜の就寝前と言われています。
朝は「ゴールデンタイム」と言われるほど、脳が疲労を蓄積していない状態にありリフレッシュした状態です。
また夜はすぐ“睡眠”という体制になるため、就寝前に勉強を行うことで睡眠を経て覚えたいことが記憶として脳に定着しやすくなります。
就寝前に学習したことが、睡眠を通して脳に蓄積され、朝の起床後すぐリフレッシュな状態で思い出す。
この流れが“長期記憶”で保存するために最適な復習方法です。
3.アウトプットをしっかりする!
Harunaはアウトプットの重要性を英語を通して学びました。
例えば、英単語などインプットのみしていると「いざ!英会話で喋るぞ!」となった時にすぐパッと出てきません。
ただただインプットに専念してもアウトプットできず、活かされなければ意味がありません。
そのためにはアウトプットもインプットとともに、日頃から行う必要があります。
インプットとアウトプットのバランスは「3:7」が黄金比 だと言われています。
アウトプットの方がインプットよりも4割多くすることで、効率よく学習の成果を“復習”であげることができます。
4.復習ノートを作る!
ここからは、Harunaの体験を添えてお話します!
実際にHarunaも復習ノートを作って、テストに挑んだことがあるのですがノートを作らなかった時と比べてテストの点数が15点程上がったことに加え、一度間違えた問題を二度間違える確率が減っていると実感することができました。
復習ノートを作ったことで挙げられるHaruna的2つのメリットがあります。
1つ目は「一冊持ち運べばどこでもいつでも復習ができること」で、復習に特化したノートなので、特にテスト期間にすごく役に立ちました。
2つ目が「自分が苦手とするところが一目でわかり、重点的に見直しができること」もメリットの1つとして挙げることができます。
「自分がどの分野で間違えやすいのか。」
「どのように間違える癖があるのか。」
など、重点的に自分の弱いところを改善できます。
また、日頃の勉強だけでなく、“定期テストや試験の直しを復習するためだけの専用ノート”を作成することもおすすめです!
最後に・まとめ
“復習”は「授業で頭に入れた内容をアウトプットする機会」ともいえます。
先ほども述べましたが、アウトプットすることで自分が「本当に理解して覚えているか」をしっかり確認することができるとともに、理解度をより深めることもできます。
また、勉強の面で役立つだけでなく、日頃の私生活での「改善したい」「活かしたい」を振り返って復習することもできます。
そのため、“学んだ内容や経験・知識を現実の問題に応用する能力を高めるために復習をする”と言うこともできます。
繰り返し復習することで、情報やスキルをより深く理解し、柔軟に応用できるようになるので新しい状況や問題に対処する際により効果的に知識を活用することができます。
勉強に限らず、色々な場面で活用できる“復習”を繰り返し行って効率や能力を高めていきましょう。
そして、“長期記憶”に保存してテストにとどまらず受験にも活用できるようにしていきましょう!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
また次回の記事でお会いしましょう。


















