Follow Us!!:

アプリなら、たくさんの便利な機能が無料で使える!
今すぐアプリをダウンロードして、もっと自由に学ぼう!

履歴の確認
お気に入り・フォローの登録
通知の受け取り
ファイルの作成・追加・複製
メモの作成・確認
モチベボードの投稿
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
運営会社お問い合わせ利用規約プライバシーポリシー

© 2025, okke, Inc.

フジ

【受験生必見】正しく模試を活用できてる?模試の正しい捉え方 part2

2023年3月8日

正しい模試の活用法

みなさんは、正しく模試を活用できていますか?

模試といえば判定での一喜一憂だけ、といった人が多いんじゃないかとは思いますが、模試もせっかく受けているのですから、うまく活用していきたいですよね。そのためには模試の立ち位置を正しく知っておくことが大切だと思います。

前回の記事で、模試の判定は気にするに値するのかを考えてみました。
前回の内容を踏まえて、模試はどのように活用するのがいいのかを考えます。

受けっぱなしはダメ!

模試の復習はちゃんとするべきでしょう。

前回も書きましたが、中学受験や高校受験の時の私は、模試は受けたら受けっぱなし、判定を友達と比べて盛り上がるといった感じの使い方をしていました。志望校判定はこのくらいの扱いで良いと思いますが、やはり模試を受けっぱなしにするのは勿体無かったなと感じますね。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかをしっかり分析します。凡ミスなのか、知識不足なのか。凡ミスであれば、次回以降のテストでそれを再発しないように気を引き締める。知識不足なのであればそれは覚える必要があるので、ノートを作るなり、教科書や参考書に書き込むなり、何かしら後から見返すことができるような状態を作ります。

高校1年生、高校2年生の時に受けた模試は、基本的に教科書や参考書に載っている基本的な内容のことが多かったので、間違えた問題の説明がある部分に付箋を貼って後から見返しやすいようにしていました。

高校3年生で受けた東大模試では、教科書に載っていない内容や、教科書に載っていてもつながりが明示されていないようなものが問われていました。そのため、解答・解説は隅々まで読み込んで、自分に不足している知識はないかをチェックしていました。

英語であれば、英単語帳に意味を書き込む・単語ノートを作る、数学であれば、間違えた問題をファイリングする、世界史であれば、自分で作っていたまとめノートに書き込む...。そこに自分に不足している知識があることが発覚したのなら、それは余すことなく自分のものにする努力をしなければなりません。

模試だけをみないこと

「今回の模試ではしっかり点が取れている、志望校判定もA判定だ、模試の復習も間違えたところはちゃんとした。」
これは現状問題なく勉強に取り組めているということを意味するのでしょうか?
何の心配もない?

前回も述べた通り、1回の模試の問題は、その出題範囲の全てを網羅しているわけではないのです。自分の苦手な分野、単元が出題されていないから、高得点を取ることができたのかもしれません。

志望校が求めている知識量に対して自分が今9割の知識を有しているから、しっかり点が取れていてA判定が出ているのであれば、特に心配する必要はないでしょう。しかし、自分の苦手な分野、単元が出題されていないから高得点を取ることができたのであって、明らかに欠けている部分があるのであれば、それは安心できる結果とはいえません。模試の結果から、自分がどちらのタイプなのかを分析しましょう。

後者なのであれば、この模試の後に何に取り組むべきなのかは明確です。
「志望校に合格するために必要な勉強の完成度に対して、自分が今どのくらいの立ち位置にいるのか」「志望校が求めている知識量に対して、自分が今どのくらいの知識を有しているか」が大切だと前回言いました。自分の立ち位置を、志望校の合格ラインへと近づけるために、まずは自分に欠けているのは何なのか、どの部分なのかを明らかにしましょう。

数学であれば、全ての単元を把握して、できる単元・できない単元に分類する。英語や古文であれば、まだ覚えていない文法をはっきりとさせる。模試に出題されているいない関係なく、自分は何がわかっていないのか、何を知らないのか、何をまだ覚えていないのかをはっきりさせましょう。

次にやることは決まっていますね。
自分に不足しているとわかった部分を、ひとつずつ自分のものにしていくのです。そうすれば、自分の立ち位置は一歩ずつ志望校の合格ラインへと近づいていくでしょう。次の模試でまた判定が微妙だった?そんなの関係ありません。模試で点を取れなくても、あなたは確実に志望校の合格ラインへと近づけています。

目指すのは、受験本番までに「志望校が求めている知識量に対して、自分がその8~9割の知識を有している」状態になることです。

フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!

関連記事

#復習

【復習法】なにが忘却曲線じゃ!
絶対に忘れない!おすすめしたい復習の方法とは?
【大学受験】エビングハウスの忘却曲線とは
毎回紙に書いて問題解いてるの?効率のいい数学勉強法
東大生の単語帳の使い方

#模試

【受験生】模試はどのくらい受けるべきか?
【模試】知識の総量を見ろ
共テ同日模試を受けよう!
共通テスト模試をどうみる? part2
共通テスト模試をどうみる? part1

#受験勉強

科目を減らすのは「逃げ」ではないか?
「流れで覚える」歴史の勉強法
受験勉強とは「課題解決思考」の練習である
英文解釈に逃げるな!
「問題が解ける」に価値はない

#勉強法

都度行動を決めるのは愚策
「流れで覚える」歴史の勉強法
ノートはきれいに書くほど記憶に残らない!?
勉強モードに入るには「助走」を設計せよ
受験勉強とは「課題解決思考」の練習である