「見るだけ」で覚えられると思う?
見るだけで覚えられると思う?
どうも、フジです。
今回は「暗記法」について。
受験勉強に暗記がつきものであることは、皆さん当然ご存知のことかと思います。最近は「丸暗記じゃなくて理解が大事」みたいな風潮がはびこっているような気もしますが、なんだかんだで受験勉強のベースは暗記です。
で、私が気になっているのは…
皆さん…どうやって暗記しようとしていますか…?
繰り返し「見る」ので覚えられるのか?
何度も何度も繰り返し「見る」という暗記法、これを実践している人が多いんじゃないかなと思います。夜寝る前に見て、朝起きてから見て、日中見て。接触回数を増やすことによって記憶に焼き付けようというやり方ですね。
一見、問題なさそうに見えますが
このやり方で本当に暗記ができるんですか!?
少なくとも私は、この暗記法じゃあ全然覚えられない派でした。理由は単純、見てるだけだからです。あれ、感じたことはありませんか、「繰り返し見るってだけで覚えられるなんて楽やなぁ」と。そうなんです、楽なんですよ。そりゃそうです、見てるだけで全然負荷をかけてないんですから。
「繰り返し見るってことしかしてないから、頭にもあんまり入んなくて、その分楽に感じる」ってのが正しいところかと思います。残念ながら、そんなに都合よくはいかないってことですね。もちろん、このやり方がめちゃくちゃハマるって人が全くいないとは言いませんが、本人がハマってると思っていても実はもっと効率よくできることに気がついていないだけってケースは少なくない気がしますね。
「思い出そうとする」がカギ
暗記作業においてカギを握るのは「思い出そうとする」ことです。以前インプットしたことを、頭の中の引き出しから引っ張り出す練習をするんですよ。これを意識してやってあげることで、どんどん「思い出せる」ようになります。
例えば、英単語の勉強。英単語とその意味をノッペリ見るだけというやり方ではなく、英単語を見て日本語を思い出そうとするやり方に切り替えましょう。
例えば、世界史の勉強。教科書をダラダラ読むだけというやり方ではなく、教科書を暗唱する(教科書をチラチラ見ながら)やり方に切り替えましょう。
「覚えられた=スムーズに思い出せる」だと私は思っています。だから、思い出す練習をすることこそが、暗記作業の本質なんじゃないかなと。これを意識して取り組むことで、格段に効率は上がるはずですよ、間違いないです。「読むだけ」と比べると頭にかかる負荷は大きいので、ちょっとしんどいかもしれませんが、そこは踏ん張るしかありません。
というわけで今回は以上。