間違えた問題はどうする?
どうも、フジです。
「問題演習をする中で、間違えてしまった問題をどうするかでいつも悩んでいます。問題を解いたノートにメモしておくだけだと、どこに何を書いたのかがわからなくなってしまいそうだし、かといって間違えた問題専用まとめノートを作るのも、それはそれで時間がかかりそうで…。」
という質問をいただきました!
これもなかなか難しい問題ですね。
「間違えた問題」をどう捉えるか
質問してくれた方は新高2生とのことでしたので、まだ入試に向けたガチの問題演習ではなく、「知識の定着を確認しつつ簡単にその運用方法を学ぼう」的な問題演習がメインなんだろうなと想像します。
その場合、質問文にあった「問題を解いたノートにメモ」「専用まとめノート作成」は、残念ながらその両方が、間違えた問題への対応としての最適解ではないと私は思います。
なぜか?
「間違えた問題をそれ単体で捉えようとしている」のが良くないからです。どこに何を書いたのかを忘れちゃうだとか、作るのに時間がかかるだとか、そういうデメリット以前の話です。
例えばですが、英語の問題を解いたあとに「no longerって表現が身についてなかったわ!覚えなあかんわ!」というふうになったとしましょうか。じゃあ、この「no longer もはや〜ない」というメモを、その問題を解いたノート、あるいは専用まとめノートに書き残し、そしてそれをあとから見返してみたときのことを想像してください。
ノートを開いたら、「no longer もはや〜ない」が、なんの脈絡もなく、唐突にドーンと現れるわけですよ。
これめっちゃ覚えづらくないですか?
めっちゃ頭に入りづらい形なのわかりますか?
「no longer もはや〜ない」っていう表現は、例えばNextStageの、仮定法の単元の中の、10個前後ある慣用表現のうちのひとつとして学習するものです。more thanとかless thanとか、比較級and比較級とか、そういうやつらの一員として押さえておくべき表現なわけです。なのにですね、「no longer もはや〜ない」単体をノートに書き記しておく形をとってしまうと、「no longer もはや〜ない」がどういう文脈で何と関連して出てくる表現なのかがわからなくなってしまう。ゆえに、覚えづらい、定着しづらい、引き出しづらい知識になってしまうんです。
網羅系参考書をベースとせよ
英単語なら「ターゲット1900」、英文法なら「NextStage」、古文単語なら「key&Point」、漢文文法なら「新明説漢文」みたいに、暗記すべき事項はこれに全てリストアップされてるぜっていう参考書、皆さん絶対に持っていますよね?
これを使ってください。
問題演習で間違えた。「no longerって表現が身についてなかったわ!覚えなあかんわ!」となった。ならば、NextStageの中から「no longer もはや〜ない」を探し出してそこに印をつけておく。
「知識の定着を確認しつつ簡単にその運用方法を学ぼう」的な問題演習を行なっている段階なら、知識不足が原因でのミスがほとんどでしょうし、その不足していた知識は、NextStageなりなんなりの網羅系参考書にリストアップされているはずですから、なんとかその網羅系参考書の中から探し出して、印をつけておいてください。
そして復習の時は当然、その網羅系参考書を使います。
皆さんきっと、網羅系参考書は勉強のベースとして据え置かれていて、常日頃からクルクル回しているはずですから、その際、印がついているところを重点的に復習するってことですね。間違えた問題に関する知識だけをピンポイントで復習したいなら、印がついているところだけを復習していくのでOKです。
こうすることで、覚えるべき知識の位置付け、つまり「どういう文脈で何と関連して出てくる知識なのか」を把握しながら復習することができ(もちろんその知識の位置付けの把握を意識しながら復習してくださいね)、それ単体で復習するときよりも覚えやすく、定着しやすくなり、さらに引き出しやすい知識として頭の中にブチ込むことができるのです。
「どの問題を間違えたのかがわからなくなるけど、それは大丈夫なんですか?間違えた問題とそれに必要だった知識をセットで確認できるようにしておいたほうがいいんじゃないですか?」という声が聞こえてきそうですが、これに関しては、大丈夫ってことでご安心ください。結局、この知識があればその問題は解けてたやろって話ですからね、間違えた問題を改めて解くことよりも、間違えた問題で必要だった知識をきちんとインプットすることのほうが1億倍重要なんですよ。
ちょっと長くなってしまうので、今回はPart2に持ち越そうと思います…!

















