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アフリカの発展途上国におけるカーボンニュートラルへの挑戦
皆さん、こんにちは。以前、カーボンニュートラルを達成するための様々な選択肢についてお話ししましたが、今回はその具体例として、発展途上にあるアフリカの国々に焦点を当てたいと思います。
カーボンニュートラルへの道のりは、地域によって大きく異なります。先進国である日本やアメリカといった国々では、高度な技術やインフラを背景に異なる方法も選択肢の一つになってきます。しかし、今回私が取り上げたいのはアフリカのような発展途上国です。
数十年前の日本車が主役?!アフリカの自動車事情
アフリカの多くの国々では、30、40、50年前の日本や他の国で使われていた中古車で日本メーカーのガソリン車やディーゼル車が今でも広く使われています。この現象の背後には、経済的な制約と技術的なインフラの不足があります。
最新技術を搭載した電気自動車やハイブリッド車は、電力供給の問題や高度なメンテナンス要求のため、広く普及していません。特に電気自動車に至っては、電力が通っていない地域では絶対に利用できませんし、ガソリン車のように数十年使用することは不可能です。
しかし、カーボンニュートラルは世界中のどの地域でも避けて通れない課題です。特に発展途上国においては、現実的な解決策を模索することが急務です。私が考えるに、これらの地域で最も実現可能な選択肢は、カーボンニュートラル燃料の使用です。
これは、既存の車両を使い続けながらも、より環境に優しい燃料に切り替えるというアプローチです。(カーボンニュートラル燃料についてはこちら)
(アフリカ大陸を走行するクルマ)
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アフリカでの主役はカーボンニュートラル燃料?!
この方法であれば、新たなインフラを大規模に整備する必要もなく、既存のガソリンスタンドをカーボンニュートラル燃料へと変換するだけで済みます。もちろん、これにはそれなりの挑戦が伴いますが、高度な技術や複雑なインフラを必要としないため、発展途上国にとって現実的な第一歩となり得るでしょう。
クルマはお客様のインフラであり、生活を支え、命を預かっている側面もあります。「誰1人取り残さない」「全ての人に移動の自由を」これを一番に考えたなかでカーボンニュートラルを進める必要があります。
次回は、アフリカよりも少し発展していますが、まだまだ発展途上にある「タイ🇹🇭」や東南アジアの国々を例に、カーボンニュートラルへのアプローチを探っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
















