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計算ミスを減らす実践的な勉強法


数学
2023年6月23日

数学の計算ミスを減らす勉強法とは?

計算ミスを許すな

「今回の模試、計算ミスでめっちゃ点数落としちゃった」
「計算ミスさえなければあと10点はとれたのに」
こんな風にして、計算ミスをしてしまったから数学の点数が低かったのはしょうがない、と言い訳をしていませんか?
計算ミスさえなければもっと点数が取れたのに、と悔しい思いをしていませんか?

そんな人のために、数学の計算ミスをなくす勉強法について今回の記事では解説していきます。

結論、
「計算ミスを記録し、傾向と対策を練ること」
これによって計算ミスをなくすことができます。
その具体的な方法についてこれから解説していきます。

この記事を読めば、

  • 計算ミスによって点数を落とすという悔しい思いをしなくて済む
  • 苦手な数学を克服し、志望校合格に一歩近づくことができるようになる

このように計算ミスによる悩みを消し去り、自分の目標に自信をもてるようになります。
ぜひ、最後まで読んでいってほしいです。

計算ミスを放置するとどうなるか?

「この失点は計算ミスのせいだ! 今回のテストでは本来の実力を発揮できなかった!」と思っている人へ、

計算ミスもあなたの実力です

数学が得意な人、数学を苦手から得意に変えた人はみな、計算ミスをなくし、正確に計算できるようにする、という努力を経ています。
計算ミスのせいで、点数を落としたから仕方ない、という考えはやめましょう。
入試本番でも計算ミスをしたら点数を引かれます。その結果合格最低点を下回れば、ただ不合格になるだけです。

なので、

計算ミスに特化した対策を行い、計算ミスによる失点を防ぐ勉強法が必要になります。

計算ミスは、最優先で対策していかなければならないのです。

計算ミスを減らす勉強法の手順

計算ミスを減らす勉強法、その第一歩は「計算ミスを記録する」ことです。
これについて、ステップごとに詳しく解説していきます。

STEP1.計算ミスをした箇所に赤ペンで印をつける

問題を間違えたら、計算用紙を見返して、どこに計算ミスがあったのか?を探し、赤ペンで囲ったり下線を引いておくなど印をつけましょう。

STEP2.計算ミスの内容を赤ペンで書き込む

どんな計算ミスだったのか?を簡単に赤ペンで書き込みましょう。

例)
マイナスがついたカッコを外すときに、符号を変えるのを忘れていた
計算結果を写すときに、写し間違えた

STEP3.計算ミスの箇所を切り取り、ノートに貼り付ける

計算ミスの箇所に赤ペンで印をつけ内容を書き込んだら、その部分をハサミで切り取りノートに貼り付けましょう。
こうすることで、「あなただけのミス記録まとめノート」が完成します。
ちなみに、筆者の私はノートではなく壁に貼り付けていました。
受験気直前には、壁一面が計算用紙で埋め尽くされるというカオスな状況になっていました……笑

STEP4.計算ミスの傾向を分析し、対策を立てよう。

ミスまとめノートを見返していくと、自分のミスに傾向や特徴があることに気づけるはずです。
よくあるミスや、ミスをしやすい状況を分析し、それに応じて対策を立てましょう。

例1)
ミスの内容:マイナスがついたカッコを外すときに、符号を変えるのを忘れていた。
対策の方法:カッコの前にマイナスがあるときはマイナスの符号に波線を打っておき、後から見返しやすいようにする。


例2)
ミスの内容:計算結果を写すときに、写し間違えた。
対策の方法:他の計算結果を写してくるときは、写してくる数字を丸で囲み、写す先まで矢印でつなぐ。


ちなみに、ノートではなく壁にミスした計算用紙を貼り付けておくと、一面で見渡せたり貼り付けた紙を移動したりできるので、この分析がしやすいです。


以上のSTEP1~4を実践し、計算ミスの傾向を分析、対策を立てることでミスを減らしていくことができるはずです。
ミスを減らせば、数学の点数は確実にアップします。
計算ミスは多くの人にとって課題となっているはずなので、ぜひ実践してみましょう!

この記事の著者

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フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!