こんにちはyutoです!
今回は共通テスト現代文の勉強法についてお話しようと思います。
皆さんは現代文を勉強するときにどんなことに気を付けて勉強していますか?
現代文には暗記が少なく、具体的な解法もないため勉強に苦戦している受験生の方たちも多いと思います。しかし、あいまいに勉強しているだけでは現代文の点数は絶対に上がりません!!
今回は、現代文の勉強をより効果的なものにする方法をお教えしたいと思います。
私は2023年の共通テスト5教科6科目の合計で9割を取り、国語では200点中170点を獲得しました。今回は、その経験をもとに現代文の勉強法について重要なポイントを詳しく解説します。おすすめ参考書も紹介します!
現代文のおすすめ勉強法
現代文の文章問題の勉強において絶対に意識しなければならないことは、段落ごと、文ごとの役割を捉えることです。詳しくいえば、趣旨を述べたい段落、文章とそれに肉付けしているだけであまり重要でない段落、文章を見分けることです。
この、「文ごとの重要性を見分けて整理していく」ためのポイントを挙げていきます。
同値、対立といった並列項を捉える
同値、対立に関しては、例えば、対応している並列項の片方が趣旨になる問題、穴埋め問題の文章の答えを対応している並列項から導き出す問題など、多くの問題が出題されるので、捉えることを意識して読むことで、これらの問題に対応しやすくなります。
具体例と抽象(まとめ)の関係を捉える
この場合は、抽象の部分が趣旨になり、具体例はあくまで肉付けしているだけであまり重要ではないです。さっと読み飛ばしてしまいましょう。しかし、この対応関係から出題されることもあるのでその場合はしっかり対応を捉えることで問題を解きましょう。
現代文では、まずはこの二つをしっかり捉えるところから始めましょう。趣旨になる部分には線を引く、余り重要でない部分(具体例など)には( )をつけるなどするとわかりやすいと思うのでおすすめです!!
趣旨把握問題
現代文の問題で私が一番難しいと考えるのはこの趣旨把握問題です。普通に読んでいてはこの問題は文章全体から根拠を探さなければならないため、非常に時間がかかってしまいます。
個人的には、上記のことなどを見分けて整理していく過程で趣旨をまとめていくのがおすすめで、その中で、最も筆者が述べたいことが見えてきます。
このように読んでいく作業は、即効性のあるテクニック的な内容ではないためすぐに効果を実感することは難しいですが、実際に学習を続けていくことで練度が上がっていき、高得点につながります。
おすすめの参考書
「現代文読解力の開発講座」(著 霜栄)
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自分がおすすめの現代文の参考書を聞かれたら、私はこれ一択と答えます!!
この本の難易度ははっきり言って難しいですが、中級者くらいで伸び悩んでいる人には超おすすめです!!
問題の解き方というよりは本文の理解に重きを置いている一冊であり、テクニックのような具体的な解き方ではなくもっと本質的な解き方が学べます。
つまり、この本を何周も繰り返してマスターすればどのような文章にも対応できる力が身につけられます。
最後に
現代文は「ただ読むだけ」では点数が伸びにくい科目です。論理的な読み方を意識し、問題演習や要約練習を通じて解答力を磨くことが重要です。
これらの勉強法を取り入れて、共通テスト現代文で高得点を狙いましょう!皆さんの健闘を祈っています!















