リスニングの上達法 part2
どうも、フジです。
今回は、前回日引き続き、リスニングの上達法に関する記事。
前回の記事はこちら。
どう練習すればいい?
さて、リスニングの上達のためには、どのような練習をすればいいのかという話。
(知識不足の方は、英語をリッスンする前に、頑張って単語や文法を覚えましょう。)
おすすめの勉強法は大きく分けて2つです。
1つ目は”精聴”。
英単語を一言一句聞き逃さないように、丁寧に音を聴くという練習法です。めちゃくちゃ集中して、何を言ってるのかをしっかりと掴む。これを行うことで、細かい部分まで聞き取ることができるようになるでしょう。何度聴いても構いません。「ん?今なんて言った?」と思ったらそこで音声を止めて少し巻き戻し、再び聴く…。聴き取れるまで、何度も何度も聴き続けるのが良いかと思います。私はそうしていました。
2つ目は”シャドーイング”。
シャドーイングはわりと馴染みのある練習法なんじゃないでしょうか。私の高校では、これを授業中に行うことが多々ありましたね。英語の音声を聞きながら、その後を追うように復唱するというものです。しっかり音を聞きながらすぐに復唱しなければならないので、音声を知覚するスピードを鍛え上げることができます。リスニングとは関係ないですが、個人的には、シャドーイングのおかげで英文を読むスピードもあがったなと感じました。
この2つの勉強法を組み合わせれば、リスニング力UP間違いなしです。
私はこうしてた
私は、もともとリスニングはめちゃくちゃ苦手で、センター試験の問題ですら微妙な点しかとれていませんでした。そんな状態から、高校3年生の1年間毎日練習し、なんとかセンター試験では安定して9割、東大入試でも約6割の点数を取れるようになったという経験があります。
高校3年生の1年間は、毎朝30分をリスニングに充てていました。たった30分かよと思うかもしれませんが、30分で十分。毎日続けることに意味があったように思います。
私が使用していたのは、東大の過去問や東大模試の過去問、その他東大関連のリスニング教材です。1日で扱うのは1題。ボリュームとしては、速読英単語の1章分くらいでしょうか。
まずは普通にリスニングをします。私が扱っていたものは問題がついていたので、その問題を解くようにしていました。3回英文を聴くことになりますが、これで10分程度ですね。
続いて、精聴を行います。当然最初の3回も全力で聴いていますが、それだけで完璧に聴き取れているのならリスニングに悩んでないはずです。精聴では、わからない箇所が出てくるたびに巻き戻して、なんとか1周、音だけで完璧に理解することを試みます。どうしてもわからなければ、仕方ないのでスクリプトを確認しましょう。これでまた10分。
そして、最後にシャドーイングです。英語でなんて言っているのかは精聴の段階ではっきりさせているため、改めてそれを確認しつつ、復唱していきます。こちらも10分で可能な限り繰り返して、ちょうど30分です。
NGな勉強法
最後に、NGな勉強法だけお伝えしておきます。
それはズバリ”聞き流し”。これはあまり意味がないかと思われます。聞き流しというのは、とりあえずたくさん英語に触れよう的な魂胆で、とにかく英語を耳に流し込み続けるというもの。適当な英文をBGMみたいなノリで聴き続けるみたいな。
全く理解できない英語を集中せずに聞き流したところで、いくらやっても無駄だと思いませんか?無駄なんですよ。このやり方は、集中せずに英語が聞き取れるというレベルになって初めて意味があるかなって感じです。
私も高校1年生、2年生の時に、速読英単語の音声を聴きながら通学していた時期がありましたが、まったく効果がなかったと記憶しています。やりがちなミスな気もしますので、みなさんはお気をつけて。









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