テスト勉強しておけばよかったかもと揺らいでしまった瞬間
どうも、フジです。
皆さん、定期テストの勉強…頑張ってますか?
SNSの普及のおかげもあってか、今や「定期テストの勉強なんて時間の無駄!」という意見の方がマジョリティな気がしています。もちろん私も、定期テスト勉強(国数英に限る)は不要派です。高校生の頃からね。先進的でしょう。
え、私が高校生の頃(5,6年前)も不要派がマジョリティだったんですかね? 当時はほとんどSNSを見ていなかったので、そんなこたぁ全然知らないんですぅ〜。
ちなみに私は、マジで1ミリも勉強せずに定期テストを受けていました。赤点取ったらどうのこうの…なんて、漫画やドラマの世界の話だとと思ってましたから。なので、国数英は50点を下回ることの方が多かったかもしれません。「自分の目的達成のために定期テスト勉強は必要ない」と思っちゃったんだから、しょうがないです(先生には申し訳ないなあと思いつつね、頑張って作った定期テストをあからさまにないがしろにされたら、そりゃあ腹も立つでしょうし)。
こんな我の強い私ですが、実はちょろっと「うわ〜、定期テストの勉強しとけばよかったかも〜?」と思ってしまったことがありまして…。
諫
確か学校の授業で、漢文の問題を解いていた時だったかな。
「諫」っていう漢字が出てきたんですよ。
(たぶん)常用漢字ではないので、「なんて読むねん、この漢字」と私は頭を悩ませていたわけなんですが、なんと解説時、先生は「みんな知ってるよね」みたいな雰囲気でサラッと流したんです。しかも、周りの人たちも知ってる風な顔をしている…。「え?諫ってそんな常識?」と驚きました。
見落としがあったかなと思って、漢文の参考書をペラペラ捲ってみたところ、めちゃくちゃ端っこに小さく載っていましたね。「え〜、これは厳しいってさすがに」と嘆きつつ、自分の努力不足を反省していたんですが。
でもどうやら、教科書ではよく見る漢字らしいんです。
だから、ちゃんと定期テストの勉強をしている人たちは「諫」が「諫める」で「改めるよう注意する」の意であることを知っていたんですね。
頻出ではないので、参考書では隅にいるが…
「受験勉強的には頻出ではないため、参考書を開くと隅の方に記載されているが、教科書の文章を読んでいると、比較的よく出てくる」みたいなものが存在するようです。
前節で紹介した「諫」がまさにそれ。
まぁ、主に古文漢文での話ですね(英語ではあんまりないかな)。諫のような漢字、あるいは古文単語はもちろんですが、その他背景知識的な部分も役に立つことがちょいちょいあるっぽくてですね。
例えば、源氏物語が入試問題で出題された時のことを考えてみましょう。
源氏物語って、学校の教科書では結構ガッツリ扱われていますよね。なので、授業をちゃんと聞いて、定期テストのために読み込んでいると、参考書には載ってないであろう予備知識的なものをインプットすることができるわけです。「どんな感じの物語なのかな」とか「源氏物語に出てくる男の人ってよくこういうことするよな」とか…(もう4年前の話なのであんまり思いつかないけど他にもある!)。
源氏物語はかなり読みづらい部類に属するはずで、「文法と単語さえわかってたら読めるでしょ」で初見攻略するのはそこそこ難易度が高いです。そのため、学校の授業で得た予備知識が活きてくる部分が随所にあるのかな…なんて思います。
「学校の内容は受験に役立つから、ちゃんと定期テスト勉強もやれよ?」と言っているわけではありません。「学校の内容は一切不要と一括で切り捨てるのではなく、費用対効果を考慮しつつ、使えそうなものは取り入れていく必要があるかもね」という話です。
かくいう私は「教科書に出てきた漢字や単語を覚えるくらいはしてもええけど、やっぱりガッツリ教科書の勉強するのはコスパ悪すぎるわ」と思って、結局最後まで定期テスト勉強はしていないんですけどね(笑) 古文漢文が好きで、サラッと勉強できちゃう人とかだと、教科書もきちんと読み込んでおくという選択肢もアリなのかもしれません。



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