共通テストを意識せよ
どうも、フジです。
今回は「共通テスト対策っていつから意識していたらいいの?」という話をしていきます。
7月も終わりましたね。夏休みが始まってから、人によっては少し時間が経ったころなのかなと思います。「ようやく生活リズムが掴めてきたかも」という人もいれば、「夏休みって思ってたより短くね?」と焦り始めている人もいるかもしれません。そんな今だからこそ、一度ちゃんと考えておいてほしいのが、共通テストの話です。
「いやいや、まだ夏でしょ? 共通テストは1月なんだから、さすがに早すぎるでしょ…」と思ったあなた。ちょっとだけ、私の失敗談を聞いていってください。
油断していた私の末路
私は東大志望だったので、共通テスト(私の時代はセンター試験)よりも二次試験を重視して勉強していました。「センター(今の共通テスト)なんて、二次試験に向けてちゃんと勉強してれば自然と点が取れるでしょ」くらいに思ってたんですよね。
たびたび行われるマーク模試でも、安定して9割を超えることができていたわけではない(というかほぼ9割に到達していなかった記憶すらあり…)。それでも「まあ、あとで詰めれば大丈夫でしょ」と、根拠のない自信だけで突っ走ってました。
そして実際に、共通テスト対策を始めたのはいつかというと……衝撃の「1月に入ってから」っていう……。そう、試験の1週間前です。そこから、国語の選択肢に頭を悩ませ、数学のスピードに追いつけず、理科基礎の暗記をゼロから始める羽目になりました。結果、国語も数学も8割前後しかとれず、理科基礎はなんとか9割いったものの、全体では765点。東大受験でで求められる水準には届かず、「やらかしたな…」と感じたのを今でも覚えています。
共通テストは「別物」として考えるべき
二次試験と共通テストは、見た目こそ「同じ教科」でも、問われている力まで同じとは言えません。
数学を例に挙げると、(東大の)二次試験は「思考力重視」で、1問1問をじっくり考えて解くような試験。逆に共通テストは「処理力重視」で、スピードと正確さが命。つまり、時間感覚や解答のスタイルまで、丸ごと変えなきゃいけないんです。私自身、東大形式の数学には慣れていたのですが、その分「計算スピード」の訓練は後回しにしてしまっていたんですよね。その結果、マーク式の数学では死ぬほど苦戦してしまいました。
「共通テストなんて後で詰めればいけるでしょ」と思っていると、私みたいに足元をすくわれる可能性があります。共通テストは、知識の量や質だけでなく、それを「どうスピーディに使えるか」を問われがちな試験なので、二次対策とはまったく別の視点が必要になるということです。
この夏に共テ対策は必要?
じゃあ、共通テスト対策っていつから始めればいいのか?
私は「夏の段階で“共通テストってどんな試験なんだっけ?”という視点を少しずつ持ち始める」のが、ちょうどいいと思っています。7月や8月はまだ「対策を本格的にやるぞ!」とまではいかなくていい気がしますが、いきなり12月や1月に焦って過去問を開いても間に合わないこともある、だからこそ、今のうちから軽く触っておくことが大切なのかなと思います。
「国語ってこんな雰囲気なんだ」とか、「数学って意外とスピード勝負だな」とか、ちょっとした感覚でもいい。それを夏の終わりに持っているだけで、秋以降の勉強の方針が変わってくるでしょう。特に、志望校が共通テストの配点比率を高めに設定している人は、二次試験の勉強と並行しながら、マーク形式の問題にも力を入れていく必要がありますね。
あ、少し前の記事で書きましたが、基礎固めがメインで、そこに共テ演習を添えるイメージですよ!
というわけで今回は以上。




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