アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

帰宅部だった私が部活をしとけばよかったなと思う理由


体験記
2023年8月5日

帰宅部だった私が部活をしとけばよかったなと思う理由

どうも、フジです。

私は高校1年生の夏にサッカー部を辞めて以降、帰宅部として受験勉強に励んだという経験があります。部活を辞めた甲斐もあって、東大文IIに現役で合格することができたので、自分の選択は間違っていなかったなと思っている一方で、部活に入ってたらよかったなぁと思うこともしばしばあるわけです。

今回は、そんな私がなぜ部活をしてたら…と思うのかを紹介しようと思います。皆さんが、自分が高校生活をどう過ごすのか、その選択をする際の参考になれば幸いです。

なかなか得難い経験

私は現在大学4年生ですが、いまだに「高校の時部活してたらよかったな…」と思うことがあります。私がそう思う最大の理由として、高校の部活で得られる経験は他で代替し難いものだというのがあります。

よく聞きますよね、「高校生のうちでしかできないことがある」みたいなセリフ。まさにそれです。

ひとつの大きな目標に向かって友達と一緒に努力するという経験は、高校の部活でこそ得られるかけがえのないものだったんだなと大学生になってから気がつきました。大学でも部活はあるのですが、高校で部活をしてない身としてはなかなか入りづらい部分がありまして(部活には上手な人たちが集まるため、気が引けてサークルに入ってしまう)。社会人になろうもんなら、もうどう足掻いてもこんな経験はできないんじゃないかなと思います。

高校では部活に入っているだけで、メンバーみんなで一丸となって、全国大会出場を目指して頑張る…なんていうアツい青春のような経験ができるわけですから、お得極まりないですよね。私もしてみたかったなぁと思うわけです。

グループで仲良く

友人関係についても思うことはあります。

私は部活を辞めたことで、人間関係からくるストレスから完全に解放され、自分が関わりたいと思った人間とだけ関わるという高校生活を送りましたが、高校を卒業してみて思うのは、部活のメンバーで集まっている人たちが楽しそうだということです。

私にも、卒業して4年目でもなお帰省時には必ず会うような友人は何人かいますが、大人数で集まるということは全くありません。せいぜい2、3人で集まって、しっぽりとご飯を食べるだけ。高校の時に部活をしていたら、部活のメンバーで集まってワイワイできるのかぁと思うと、羨ましくなってしまいます。

同じ目標に向かって共に頑張った仲間たちなわけですから、末長く仲良くできるでしょうね。「受験は個人戦だ!」なんて言って、四六時中机に向かってカリカリやってた人同士では、グループと言っても本当に2、3人が限界です。

高3まで部活やってたの?

私の高校はいわゆる自称進学校だったので、高校3年生の夏まで部活を続けているだけで文武両道だと言われるんですよね。文武両道こそが至高みたいな風潮がそこにはあり、私はそれが嫌いでした。だからこそ、帰宅部として勉強に専念する自分自身に誇りを持っていましたし、東大に受かることで万年帰宅部だってカッコイイだろと思わしめようと頑張っていたんです。

なのですが、いざ大学生になってみると、やっぱり高校3年生の夏まで部活をしていた人に会うと「おぉ、すごいね」となります。ずっと部活をしてきているだけあって、サークルでも一際上手にプレイしますし。

変なプライドを持って帰宅部を貫きましたが、私も高校3年生まで部活を続けていたら、何か違ったのかなぁと思ったりしますね。まぁ、部活を続けていた場合、東大に合格できていたかはわかりませんけど(笑)

この記事の著者

profile-img
フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!