勉強を頑張りたいけど、友達付き合いも疎かにはしたくない!
どうもフジです。
今回は「勉強を頑張りたいけど、友達とも遊びたい」という高校生の皆さんへ向けたお話です。
高校生活は、毎日が本当に忙しいですよね。授業に部活にテストに行事に…やることが山ほどあって、気づけば日々があっという間に過ぎていきます。そんな中で、勉強もしっかりやりたいと思う一方、友達とも楽しく過ごしたいという気持ちは、多くの人が抱えているのではないでしょうか。
「勉強したいけど、遊びに行かないと友達から距離を置かれちゃうんじゃないか」とか、「みんなが遊んでいるのを見ると、自分だけ我慢しているみたいでつらい」とか、そういう悩み、ありませんか? 勉強を頑張りたい気持ちはあるけれど、友達との時間をまったくゼロにしてしまうのは、正直きつい。それに、友達との時間って、ただ楽しいだけでなく、心の支えにもなる大切な時間ですからね。
今回は、そんな「勉強も大事だけど、友達とも遊びたい」と感じている高校生の皆さんへ向けて、勉強の妨げにならずに、友達とも良い関係を続けられるヒントを、私自身の経験も交えながらお話ししていきたいと思います。
必要な時間を友達と過ごそう
私が高校生の頃(特に受験勉強に本腰を入れた高2の頃)に悩んだのは、「どこまで友達付き合いをして良いのか」という問題でした。やっぱり、学校の中だけでの付き合いでは物足りなく感じるときもありますし、休日に遊びに行っている友達を見ていると、羨ましいなと思うことも多々ありました。
そこで私が意識していたのは「必要な時間を友達と過ごす」という考え方です。
「必要な時間」というのは、勉強をどれだけ頑張るにしても省略することができない時間のことです。たとえば通学時間や食事の時間がそうですね。学校の行き帰りには必ず時間がかかりますし、食事だってそれを抜くわけにはいきません。どれだけストイックに勉強を頑張る人でも、この時間はゼロにはできないんですよね。
もちろん、通学中に英単語を覚えたり、食事中に参考書を開いたりすることも可能ですが! でも、その数分や数十分をすべて勉強に当てたからといって、合否を左右するほどの決定的な差になるかというと、正直私自身は「そこまでではないんじゃないか」と思っています。だから私は、その「必要な時間」を友達と一緒に過ごすことで、気持ちのバランスを取っていました。
たとえば放課後、一緒に夜ご飯を食べに行くとかね。私は学校帰りにスタバへ行って、夜まで勉強してから帰宅するというのがルーティンになっていたのですが、スタバに行く前に夜ご飯を食べる時間はどうしても必要でした。もちろん一人でサッと済ませることもありましたが、友達を誘って替え玉無料のラーメン屋に行って爆食したり、CoCo壱で辛さの限界に挑戦したりと、いろんな過ごし方をしていました。たとえ短い時間でも、友達と一緒に笑いながら過ごすと、「よし切り替えて勉強頑張ろう」という気持ちになれます。私にとっては、それが心の支えでもありましたし、友達とつながっている実感にもなっていました。
休日にわざわざ丸一日遊びに出かけることはほとんどありませんでしたが、こうした隙間時間を活用するだけで、十分に友達付き合いは続けられると感じましたね。
学校にいる間も友達との時間は作れる
「友達と遊びに行かないと、仲間外れになりそう」と不安になる人もいるかもしれませんが、別に放課後や休日に出かけなくても、学校にいる間だけでも友達と仲良く過ごすことは可能だと思います。
私の場合、10分休憩の時間はほとんど英単語や古文単語の復習に充てていましたが、昼休みだけは別でした。お昼ご飯を食べる時間をわざわざ勉強に使う必要はないかなと感じていたので、お弁当を食べるときは必ず友達と一緒、他愛もない話をしながら過ごしていました。笑いながら食べるご飯はやっぱり美味しいんですよね。食べ終わった後もしばらく雑談を続けて、息抜きの時間にしていました(勉強してた時期もありましたが、絶対に勉強しなきゃいけない時間という認識にならないようにしていました)。
また、授業と授業の間の移動時間も、友達とのコミュニケーションのチャンスでした。私は移動中に単語帳を開くのはあまり意味がないと思っていたので、友達と談笑しながら歩いていることが多かったです。わずか数分の移動時間で新しい知識を頭に入れようとするより、リラックスする方が、むしろ頭の整理がつくと感じていました(こちらももちろん場合によっては勉強に充ててはいましたけどね)。
こうした短いけれど必ず発生する学校生活の中の時間を、友達との時間に充てるだけでも、友達付き合いは十分に続けられると思います。ちなみに、当時これくらいの付き合い方をしていた人の中でも、いまだに仲良くしてる人はいます。
勉強も大事
でも友達も大事!
勉強はとても大事です。特に高校生活では「将来のために頑張りたい」という思いを抱えている人も多いと思います。けれど、勉強ばかりに偏ってしまうと、どうしても孤独になりやすいのも事実です。だからこそ、通学時間や食事時間、学校の中での雑談など、絶対に削れない時間を友達とのコミュニケーションに充てるというやり方は、勉強と友達付き合いのバランスを保つうえでとても大切だと思っています。
大事なのは「遊ばないこと」ではなく「遊びすぎないこと」。勉強を最優先にしつつも、友達との時間も上手に作っていくことが、高校生活を後悔しないためのポイントだと私は思います。ちなみに、友達との関係は、ただその時期だけのものではなく、人生の中で大切な宝物になることも多いですからね。実際私は、大学生になってからできた友人よりも、中高時代の友人の方が繋がりが深いなあと強く感じていますよ。
というわけで今回は以上。




