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フジ

【受験生】文化祭・体育祭、全力で楽しもう!

2025年8月7日

【受験生】文化祭・体育祭、全力で楽しもう!

どうも、フジです。

今回は、夏休み明けに控える「文化祭・体育祭」に関する話。

高校によって多少時期の差はあるものの、多くの学校では9月の中旬に学園祭や体育祭が行われるのかなと思います。そしてその準備が、ちょうど夏休みの後半から本格的にスタートしますよね。

そんな中で、「今は受験が第一だから、準備に参加するのはちょっと…」と考える受験生も、きっと少なくないと思います。確かに、受験が差し迫ってくるこの時期、時間の使い方に神経質になるのは当然です。でも、だからといって「学祭なんて不要だ」と切り捨ててしまうのは、少しもったいないかもしれません。

「学祭にも全力」が、受験にプラス…ではない

最初に大切なことをひとつ。

「学祭の準備を本気でやることで受験にも好影響がある!」なんて話は、基本的には幻想でしょう。

私は高校生の時に、「受験で成功する人は何に対しても手を抜かない。学祭も全力で頑張った人が受験でも成功する!」なんて話を先生から聞かされたことがあります。なんだかもっともそうな雰囲気はありますが、正直無理がありますよね。

そもそも「学祭に全力」と「受験で成功」にはなんの因果関係もないですし、なんなら、準備を頑張る分だけ勉強に使える時間は確実に削られるわけですから、冷静に考えれば、受験勉強の観点だけで見れば「やらない方がマシ」です。受験勉強にフルコミットしたい人にとっては、どうしても“邪魔”に見えるのも無理はありません。

実際、私も高3のとき、学祭準備が始まる前は「なんでこのタイミングで…!今は勉強させてくれ…!」と内心ずっと思っていました。模試の成績も芳しくなく、客観的にみて勉強以外のことに時間を割く余裕なんてないような時期でしたからね。

でも。

それでも、私は全力で準備に取り組みました。

やっぱり「やってよかった」と思える

「学祭準備は絶対に頑張るべきだ!」とは言いません。

でも、私自身の経験として、「やってよかった」と今でも思っています。

さきほども言った通り、高3のこの時期の私に、成績の余裕なんてまったくなかったんですよ。夏休みの東大模試でも全然手応えはなく「東大なんて現段階ではまだ全然手が届くところにないなあ」と思いながらの準備期間だったので、「準備なんてしててほんとに大丈夫か…?」という気持ちは常にありました。

それでも、なんだかんだ最後まで全力で取り組んでいました。8月後半から9月半ばまでの約1ヶ月間、毎日放課後に残って小道具を作ったり、ダンスの練習に励んだり。帰宅はいつも20時を過ぎていて、本番直前なんかは、深夜に学校へ忍び込んで朝まで準備したこともありました。

ハッキリ言って、めちゃくちゃ楽しかったです。し、受験勉強では手に入らないような充実感や達成感を得ることができたなと思います。

これ、今思い返せば、「あの瞬間を逃せばもう二度と手に入らなかった青春」であって、死ぬほど貴重な経験なんですよね。大学生になってから、社会人になってから、高校の学祭のような「みんなで何かひとつの目標に向かって頑張る」機会なんて、まぁ滅多にありません。皆、あとになって気付くでしょう、「あぁあれは唯一無二の体験だったんだな」と。

せっかくだし、全力で頑張ってみても、いいんじゃないですか?

放課後勉強できないだけの話

ここで、肝心の「勉強への影響」の話にもどします。

私の場合、学祭準備期間中は、平常時と比べて明らかに勉強時間が減りました。放課後の時間は丸々準備に取られますし、帰宅も遅くなりがち。それでも、「9月は学祭準備に時間を取られて完全に学力の伸びが止まっていた」なんてことはありませんでしたし、知識が抜けてしまったという感覚についても全くありませんでした。むしろ、平常時と比べるとペースは落ちていても、ちゃんと伸びていました。

でも、よく考えたらそりゃそうなんですよ。

確かに放課後の時間は丸々なくなりますが、逆にいえばたったそれだけです。朝登校してから6時間目が終わるまでの8時間があるじゃないですか。1日あたり、最低でも8時間の勉強時間を確保できていたら、伸びないわけありません。もちろん、バッチバチに内職をする、やるべきことを授業時間内にやりきるってことが大前提にはなりますが。とにかくこの時間の密度を高めることが大切です。


受験のことだけを考えれば、文化祭や体育祭に時間をかけるのは“非効率”です。でも、それが「非価値的」かと言われれば、答えは全くの逆。高校時代の学祭は、人生で一度きり。しかも受験という緊張感と並走しながら、友達と何かを作り上げるという経験は、この先なかなかできるものではありません。だから、「受験のために不参加」なんて、そんな寂しい結論には飛びつかず、せっかくなら思い切ってやってみてほしいなあと思います。

というわけで今回は以上。

フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!

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