年内で＋1000単語を目指そう

どうも、フジです。

今回は「英単語や古文単語の勉強をする際に使える効率のいい暗記法」について、短期間でガッと詰めたい方へ向けて。中3の冬に1ヶ月でターゲット1900の前半700単語を詰め込んだ経験や、高1の夏に1ヶ月で東大英単語熟語鉄壁を覚え切った経験をもとに、大学受験で戦えるだけの単語力を短期で身につけようとしている受験生にお力添えができればなと思っています。

私は過去にも同様のテーマで記事を書いていますが、それは時間に余裕がある方向けになっておりますので、高校1年生や2年生の方はそちらをご参照ください。当記事の末にリンクを載せてあります。

では、いきましょう。

隙間時間だけでなんとかならないか？

この時期まで英単語や古文単語があやふやな人はおそらく、他の教科もまだ基礎が固まっていないのだろうなと、そう思わざるを得ません。もしそうなのであれば、英単語やら古文単語やらの暗記に毎日数時間も費やすなんてことをするわけにもいかないと思います。隙間時間だけでなんとか頭の中に叩き込みたいところです。

不可能ではないでしょう。

少なくとも「中3の冬に1ヶ月でターゲット1900の前半700単語を詰め込んだ」時の私は、隙間時間だけでそれをやってのけたはずです。高校3年生の皆さんなら、ここから先の1ヶ月で、英単語なら+1000語くらいを目指せるんじゃないですかね。1日あたり30単語前後を目安に、単語知識を増強していくことができるかなと思います。ちなみに、私はどんなに頑張っても1日あたり50単語(50単語全て新しい単語)の暗記で限界、これ以上のペースでやるとどこかで破綻するなあって感じだったので、1日30単語いけたらいい方ですよ。

※次節では英単語の暗記の話であることを全体に暗記方法を説明しますが、同様のやり方で古文単語なども暗記可能です。

寝る前の時間とその翌日の隙間時間で

「寝る前の30分と、その翌日の隙間時間」を使って、1日あたり30単語前後の新規単語をインプットしていきます。

まずは、寝る前の30分で、覚えたい30単語を死に物狂いで覚えましょう。雑紙に殴り書きするなり、声に出しまくるなり、ありとあらゆる方法を駆使して、とにかく一旦全て覚えます。30分で「英単語を見て(悩みながらでも)日本語を思い出せる」という状態を作りましょう。「30分じゃ厳しいのでは…」と思うかもしれませんが、やってみれば意外とできますし、時間設定はタイトなほうが記憶に残りやすかったりするんですよね。そして、寝る前ってのもポイント。寝てる間に記憶が整理されるので、暗記ってのは寝る前に取り組むのがベストなんです。

んで翌日の隙間時間。朝起きてすぐの時間や登校中、1限が始まる前の時間、10分休憩、昼休みなんかを使って、昨晩暗記した英単語を何度も何度も繰り返し復習します。1日に3回か4回はあるはずの10分休憩、これを活用するだけでも、おそらく前日の夜に詰め込んだ30単語くらいならほぼ完璧に覚えきることができるはずです。少ない時間であっても、何度も何度も繰り返し復習をしてあげるってのが大切です。

そして、その日の最後の隙間時間に最終確認。「英単語を見てパッと日本語が思い出せるかな？」というのを確認をしてあげてください。思い出せなかった単語には付箋(おすすめは何度も使いまわせるフィルム付箋)をつけておきましょう。

というわけで、ここまでがワンセット。

2セット目以降も、寝る前の30分で「新規30単語の暗記」、翌日の隙間時間に「昨晩覚えた単語の復習(最後の隙間時間には付箋を貼る)」というのを繰り返します。加えて、毎日どこかしらの隙間時間を使って「付箋がついているすべての単語の復習＋完璧に覚えた単語から付箋を外す」を行いましょう(昼休みがおすすめ)。

これを続ければ、30単語×30日で900単語、年内に900単語は追加で覚えることができるはずです。


というわけで今回は以上。

最後に注意点です。

皆さんが忘れてはならないのは「英語や古文の勉強の6-7割は単語の暗記」だということ。どんなに文法を勉強しても、どんなに演習を積んでも、単語の知識がなければ文章なんて読めるようになるはずがないのです。ゆえに、単語の暗記をおろそかにしてしまったらもうオシマイ。今回紹介するやり方で覚えきることができないようなら、きちんとまとまった時間を暗記に費やすしかありません。私は受験当日まで、英単語については、隙間時間に加えて毎日1.5時間の復習を行なっていましたよ。

【高1/高2向け 単語暗記法】
難関大学合格のための英単語復習法 part1
※ part2以降の記事のリンクはpart1の記事の中にあります