単語帳2周目に突入するならこのやり方でやってみて…!
どうも、フジです。
今回は、英単語帳の回し方を簡単に解説します。
英単語は受験英語の土台中の土台。これをおろそかにしていては、高得点など期待できないでしょう。だからこそ、取り組み方にはとことんコダワルべきだと思います。私が実際に使っていた回し方なので、是非参考にしてみてください。
あ、一応タイトルにも書いてますが、2周目以降の回し方です。1周目は死に物狂いで取り組む、それに尽きます。先へ先へ進む中で、前の方を忘れてしまわないように復習を心がけながら頑張るって感じです。頑張れ!
下準備
まずは下準備です。
いつもは、自分が愛用していた「東大英単語熟語 鉄壁」を例に説明するんですが、今回は気分を変えて「英検準1級EX」を使って説明します。
「英検準1級EX」は、早慶志望の人から人気な単語帳で、UNIT01~UNIT20の20のユニットで構成されています。収録単語数は約2,400語(関連語句を含めると約4,000語)らしいので、鉄壁よりやや少なめって感じですね。
ではいきましょう。
下準備として「あいまいな単語すべてに付箋(ふせん)がついている状態」を作りたいです。
所要時間の目安は…5日くらい…ですかね。1日目は、UNIT01-04の単語を全て確認して「これまだ完璧に覚えられてないな」って単語に付箋を貼りましょう。2日目は、UNIT05-08の単語を全て確認し暗記の必要なものに付箋を貼ります。3日目はUNIT09-12に付箋を貼る。4日目はUNIT13-16に付箋を貼る。最後5日目はUNIT17-20に付箋を貼る。下準備なので、あまり時間をかけたくありません。時間があるならもっと早いペースで取り組んでもらって構いません。
ただ、これよりペースを落として、例えば10日くらいかけて行うような場合は、絶対に「これまでに付箋を貼ってきた単語の復習を毎日やりながら(+もう覚えたなと思った単語からは付箋を外しながら)」先へ先へと付箋を貼り進めましょう。
2軸で回せ
では、本編。
私は「2軸で回す」のをオススメしています。
1つの軸だけで単語帳を周回するのだと、どうしても1周するのにも時間がかかるし、覚えられていない単語を覚えるまでにも当然その分時間がかかっちまうんですよね。単語帳の勉強の目的は「何周もする」ではなく「覚えられていないところを覚えていく」なので、そのために最適な回し方でやってかなきゃいかんと私は思います。
まずは、単語帳を何等分かしてください(※物理的にではない)。個人的には、5等分くらいがオススメ。英検準1級EXだとUNIT4個ずつの5ブロックに分割する感じですね。今から説明するやり方でやってみて、英単語学習にかかる時間と相談しながら、何等分するかを決めてください。
(軸1) 通常の周回
1日1ブロックのペースで、当該ブロックに含まれるすべての単語をチェックし、付箋の貼り替えを行います。
英単語を見て、ちょっと日本語訳を思い出そうとしてみて、思い出せたら付箋がついていない状態にする、無理だったらすぐに日本語訳を見て「あぁそうそうこれこれ」と思いながら日本語訳を頭の中で何度か唱えて付箋を貼る、これでOKです。
5等分して5ブロック構成にしていれば、5日で1周できて、ちょうど良いペースになるんですよね。
(軸2) 付箋の単語のみの周回
1日で付箋がついている単語を全て復習します。
毎日必ず、付箋がついている単語は全て復習です。英単語を見て、ちょっと日本語訳を思い出そうとしてみて、思い出せたら付箋を外す、無理だったらすぐに日本語訳を見て「あぁそうそうこれこれ」と思いながら日本語訳を頭の中で何度か唱える、これでOK。最悪、1日で1周できなくても良いんですが、毎日1周がベスト中のベストだと思います。
この2軸を同時並行で進めてください。そうすると、抜け目なく完璧な体制で復習していくことができるでしょう。辞書で調べて単語帳にメモしたような細かい事項も、これだけの厚みを持って復習していたら、思いの外容易に「ちょっと頑張れば思い出せる」くらいの状態は作れます。
私はこのやり方で「東大英単語熟語 鉄壁(すべての単語を辞書で調べて意味と使い方補強済み)」を回してましたが、5分割で取り組んで、1日あたり1h~1.5hの所要時間でした。「英単語に毎日1.5時間もかけるの!?」と思うかもしれませんが、これはハッキリ言って、やり過ぎてもなんでもないと思います。他の教科との兼ね合いで英単語にそんなに時間をかけられない?いやいやそれは言い訳です。勉強時間のトータルを増やして対応してください。
というわけで今回は以上!












