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くま吉

ChatGPT超え!?噂のDeepSeekを解説!

2025年2月16日

皆さん、こんにちは。

突然ですが、昨今話題になっている中国の生成AI、DeepSeek(ディープシーク)についてどの様なイメージを持っていますか?

現在ニュースなどでDeepSeekについて数多くの情報が飛び交っているのも相まって、「DeepSeekについてよくわからない」方が多いのではないでしょうか?

今回は、中国製の生成AI、DeepSeekについて脅威的な実力と懸念点を踏まえて詳しく解説していきます。

そもそもDeepSeekとは?

まず、DeepSeekについて簡単に説明します。

DeepSeekは中国のDeepSeek社が開発した生成AIで、いわば中国版のChatGPTといった位置付けです。

ChatGPTと異なり無料で利用できる点やその性能、低コストでの開発が注目されている一方で、中国による言論統制やデータ管理の危険性などの懸念点が報告されています。

DeepSeekの脅威的な実力

DeepSeekの最大の特徴の1つは、開発コストの低さです。DeepSeekの開発には約560万ドル(約8億5千万円)しか掛かっていません。

この数字だけを見ると、「十分高額では?」と思うかもしれません。

しかし比較対象となるChatGPTの開発費用は約7800万ドル(約120億円)以上とされています。

つまり、DeepSeekはChatGPTの開発コストを大幅に下回るコストで開発されたことになります。

さらに、DeepSeekはChatGPT4と同等の性能を持つとされています。

このような低コストで高度な生成AIを開発できたことは、技術革新の観点から見ても非常に画期的な事例と言えるでしょう。

しかしDeepSeekには大きな懸念点もあります。

DeepSeekの懸念点

①中国による言論統制

DeepSeekの懸念点の1つは、中国共産党による言論統制です。

1月31日に行われた衆議院予算委員会で、自民党の小野寺政調会長がDeepSeekの問題点について指摘しました。

その中で、DeepSeekを試したところ、尖閣諸島に関する質問に対し「尖閣諸島は中国の領土である」と事実と異なる回答が返ってきたそうです。

これに対し、ChatGPT(OpenAI社の生成AI)は「尖閣諸島は日本の領土である」と明確に回答しています。

また、天安門事件や台湾に関する回答などでも中国共産党の意向に沿った事実と異なる回答が確認されています。

この様な事例からもDeepSeekが中国共産党の意向に沿った事実と異なる回答をするように設計されていることは明白でしょう。

中国によるデータ管理

次に中国によるデータ管理です。

DeepSeekの利用規約によると、利用者のデータは中国国内のサーバーで管理され、紛争などの問題が発生した場合には中国の裁判所で判断されることが明記されています。

この規約は一見危険そうには見えませんが、実は極めて危険な規約となっています。

中国は共産主義国家であり、裁判所などの司法機関も中国共産党の実質的な支配下にあります。

つまり、DeepSeekを利用することで収集されたデータが、中国政府の都合によって自由に悪用されてしまう恐れがあります。

仮にその様な事が発生し裁判で争ったとしても、中国共産党の都合の良い判決になることが予想されます。

また、DeepSeekに企業や個人の機密情報を入力した場合、その機密情報が中国政府に渡り悪用される可能性があります。

OpenAIの技術を不正流用した疑い

さらにDeepSeekには疑惑が浮上しています。それは、OpenAI社の技術を不正に流用した可能性です。

OpenAI社、マイクロソフト、アメリカ政府は、DeepSeekがOpenAI社の技術を不正取得した疑いで調査を開始しました。

DeepSeekは、オープンソースとして公開されているAIモデルを活用して新たな生成AIを開発したと主張しています。

しかし、OpenAIが外部に公開していない大規模言語モデルのデータがDeepSeekの開発に使われた可能性が指摘されています。

もしこれが事実であれば、DeepSeekの開発には不正な手段が用いられたことになり、国際的な問題へと発展する可能性があります。

まとめ

DeepSeekは、無料で使える高性能な生成AIという点で大きなメリットを持っています。

またChatGPTと比較して非常に少ない予算でChatGPTと同等の性能を持つ生成AIを開発したことは今後のIT業界の低コスト化が進む1つの転換点となり得えるでしょう。

一方でそれと同時に中国による言論統制や中国によるデータ管理などをいった大きな懸念点を持っています。

これらの懸念点を考慮すると、単に「無料だから」「便利だから」といった理由でDeepSeekを安易に利用するべきではないかもしれません。

少なくとも、機密情報を扱う企業や団体は、素直に課金をしてChatGPTを使用した方が無難でしょう。

皆さんも、DeepSeekのメリットとデメリットを理解した上で、本当に利用すべきかどうかをよく考えてることをオススメします!

また勉強におけるChatGPTの活用法はこちらの記事をご覧ください。

最後までありがとうございました。

くま吉

トヨタ自動車→N高→近畿大学 クルマが大好きです!自動車や政治のことなどわかりやすく書いています!

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