遊ぶだけ遊んでから勉強しろ
どうも、フジです。
タイトル、よくわかんないですよね。
今回は、勉強時間やら勉強量やらの話です。
「今自分は◯時間勉強してるけど、これで十分なのかな?」とか「どのくらい勉強したら受験で成功できるんだろう?」とか「自分は今高校1年生だけどどの程度勉強時間を確保すれば問題ないの?」とか。勉強時間についての悩みがある人、少なくないかと思います。
きっと、ネットで適当に検索をかければ、それっぽいアンサーが得られるはずですが、本当に「◯時間勉強してたら大丈夫」を信じちゃっていいのでしょうか。
勉強は時間で見るな
『高校1年生は平日に最低2時間、休日に最低3時間は勉強しなきゃダメだぞ!』という記事は、あなたに安心感を与えてはくれますが、受験の成功を保証してくれるわけではありません。「よし、ちゃんと2時間頑張ったぞ!今日はこれでオシマイ!」と、勉強に関する不安のない状態で1日を終えることができるようになるだけなんです。
そりゃそうです。
「高校3年間で、合計◯時間勉強することができれば確実に合格です!」的なのがあるわけではないので、「その2時間の”2”という数字は、何をもって算出された値やねん!」とツッコまずにはいられません。
まあ、放っておいたら1ミリも勉強しないような人が、「最低2時間は勉強しろ」と言われて2時間机に向かってくれるというのなら、それは意味があることなのかもしれませんが、受験勉強を頑張ろうという意思がある人にとって、勉強時間についてのノルマほど無意味なものはないでしょう。
ということで、「何時間勉強すればいいの?」という考えは根本的にオカシイので、今すぐ捨ててしまうべきです。
「可能な限りの時間を勉強に割く」が唯一の正解である
「◯時間勉強すればいい」じゃなくて「これだけこなせばいい」のタスク型だってことかと、そう思った人もいるでしょうが、これもまた間違いです。
事前に決めておいたタスクをこなして「はい、オシマイ」でも結局さっきまでと同じ話です。誰だけをこなせば合格できるのかが明確でない以上、最低限これだけをこなしておけば問題ないなんていうラインは、もはや誰にも引くことはできないのです。
ということで結論、大学受験で失敗したくないのであれば、可能な限りの時間を勉強に割くのがベストに決まっているということです。
これだけは確実です。
逆にこれ以外は不確実です。
『受験は量より質』なんてことをよく耳にしますが、『受験は量と質』が正しいということになりますね(ここでは量=勉強時間と解釈しています)。
可能な限り短い時間で特定のタスクをこなそうとすることで質を高め、可能な限りの時間を使って可能な限り多くのタスクをこなそうとすることで量を高めるってわけです。
あ、
勉強以外のことをするなと言っているのではありませんよ。部活をやりたいのならやればいいと思いますし、カラオケに行きたいのなら行けばいいと思います。文化祭の打ち上げをしたければすればいいと思いますし、疲れていて眠りたいのなら眠ればいいと思います。勉強だけやっててもしんどいだけですからね。でも、それ以外の時間はちゃんと勉強しろよってこと。
よく聞く「やることをやってから遊べ」っていうのは、実は逆でして。「必要なだけ遊んでから、残りすべての時間で勉強しろ」と言っているんです。














