社会は「まとめる」が最強
どうも、フジです。
今回は本番間近の受験生ではなく、高校1年生及び2年生へ向けた記事です。現在高1、高2だと、受験までまだしばらくあるということで、時間をかけてでも質の高い勉強をしたいという方は多いはず。そんな方は是非、最後まで読んでいってください。
時間があるなら「まとめる」一択
社会の勉強方法は、大きく分けて2通りだと思っています。ひとつは「一問一答等を用いてひたすらに暗記する」というやり方、もうひとつは「まとめる」というやり方です。
前者は、書店に行けばテキストを買うことができて、それさえあれば取り組むことができますから、やりやすさで言えば圧倒的ですよね。しかしその反面、質は微妙かなというのが正直なところです。
一問一答形式だと、歴史の流れや知識同士の関連性を把握しづらくなってしまうというのもありますね。これらを無視して勉強を続けてしまうと、問題のレベルが上がるに連れて対応が難しくなっていくでしょう。共通テストで6-7割取れればいいかなレベルであれば、一問一答形式の勉強だけでもなんとかなるような気がしますが、そもそも一問一答形式自体に暗記しづらさがあるのは否めません。効率よく暗記をするという観点からも一問一答の一刀流はオススメできないですね。
これに対して「まとめる」というやり方は、質という観点ではピカイチです。教科書や資料集、用語集に授業プリント、様々なテキストを参考に、自分の手でまとめるわけですから、歴史の流れ等を十分に理解する必要がありますし、それに伴って知識同士が綿密に絡み合う形でインプットされていくことになります。一問一答と比べると、はじめるハードルが高いというのが難点ですかね。
「まとめる」はコスパが悪い?
まとめるのは時間効率が悪すぎて、なんだかんだ一問一答のほうが効率がいいのではと考える人もいるはず。「まとめる」という作業と「おぼえる」という作業が完全に独立しているのであれば、その可能性も否定しきることができません。しかし、「まとめる」という作業自体が、既に片足を暗記作業に突っ込んでいるようなものでして、まとめているうちに、実はかなり頭に入っちゃうんですよ。
覚えながらまとめようと意識すればするほど、時間効率はアップしていくんじゃないかなと思います。私はまとめる過程で、何度も何度も頭の中で復唱するようにしていました。「これがこうなってこうなって、その結果こうなって…」みたいなのをひたすら繰り返すんです。そうすることによって、まとめ作業が終わるころには、「あとは聞き馴染みのない小難しいワードを覚えるだけ」くらいになっています。
まとめ方は自由です。自分にとってわかりやすいようにまとめることが重要です。まとめる際に意識してほしいことを1つ挙げるなら「階層構造」ですかね。これについては、詳しく解説している記事が別でありますので、そちらを参照ください。
どうでしょうか、参考になりましたか?











