【教科別】学校の授業って真面目に受ける必要ある? part1
学校の授業って真面目に受ける必要ある?
どうも、フジです。
みなさんの高校の先生は、どんな生徒が受験で成功するとおっしゃっていますでしょうか。「学校の授業を真面目に受けて、課題を毎回きちんと提出する生徒」ですか?
私の高校でもこれはよく言われていましたね。更にこれに「部活も頑張ってる文武両道」なんてフレーズが追加されていることもありましたっけ。自称進学校で耳にしがちなこの決まり文句、果たして本当なのでしょうか。
今回は「(自称進学校における)学校の授業」にフォーカスしていきます。
高1は聞いた方が…
まずは高校1年生です。
個人的には、どの教科も、授業はそれなりに聞いておいた方がいいんじゃないのかなという気はします。
私自身は、高校1年生の頃は聞いたり聞かなかったりって感じでしたね。私は塾で先取り学習をしていたので、一応学校の授業はその復習という形となっていたんですよ。
塾の授業はただ座って受講していただけだったのもあり、ぼんやりとしか頭に入っておらず。なんとなく知っているという状態で学校の授業を受けて、そこで「あぁこんな単元もあったなあ」となる…みたいな。
塾の授業できちんとマスターできていれば、学校の授業は不要だったような気もしますが、高校1年生の時からそれほどのガッツを持って勉強に取り組むのはなかなか現実的ではないような気もしますので、個人的には「塾で1度目、学校で復習」のスタイルが深い内容理解につながったなと思いますね。
ということで、塾に通っておらず、高校内容は学校の授業が初見だよという人であれば、尚更聞いておくべきなんじゃないかなと思いますね。自分で先取り学習を行なっている場合でも、参考書だけでは見落としがあったり、解釈間違いがある可能性も捨てきれませんので。
あと、あくまでも受験のことだけを考えるのであればですが、国数英理社以外の授業はほぼ受ける意味はないかと。強いて言うなら、体育が気分転換やストレス予防に繋がりますね…くらいでしょう。
高2は教科によりますね
高校2年生は、(自分で勉強を進めていることが前提ですが)学校の授業はあまり必要ないかもしれませんね。もう11月ですから、志望校もある程度固まってきているでしょうし、自分のレベルに合った内容をひたすらに突き詰めていく必要があるかと。
まず、国数英の3教科から。
国語
現代文は、自身の志望校のレベルと授業のレベルを照らし合わせて、大きく乖離しているようであれば、受ける意味はないかなと思いますね。私は東大志望でしたが、非常にレベルの低い冊子を解かされて不快な思いをしていました。「これなんの意味があるの?」と思ったのなら、それはその通りです。
古文もわざわざ真剣に聞くほどではないです。が、教科書の文章はきちんと読めるようにしておくべきでしょうね。私は、一応事前に読めるかを軽くチェックしておいて、「ん?」となった部分だけ授業で確かめる…といった感じでした。
※授業をきちんと聞いて、古典常識や作品の背景的な部分の把握ができていれば、源氏物語などの難解な作品の一部が入試で初見で出てきた時に、少しは読みやすくなったのではないかという説は少しだけあります。
漢文も古文と同様ですね。しっかりと自分で文法書で勉強していれば、ある程度は読めるようになるはずなので、教科書を軽くチェックするくらいで十分かと。ただ、文法書には隅の方にチョロっと載っているくらいの漢字が、教科書ではよく出てくるなんてことがたまにあるので、そういった漢字はきちんと覚えておかないと他の生徒と差がつきますよ…というのは言っておきたいですね。
長くなってしまったので、次回に続きます。