え、まだ内職やってないの?
どうも、フジです。
高校生の皆さん、内職、してますか?
内職というのは、授業中に、授業とは関係のない勉強を自主的に行うこと。まぁ説明しなくてもわかりますよね。
内職と言われると、あまりいいイメージを持たれないような気がしていますが、受験のことだけを考えるならば、ぶっちゃけ内職はアリです。アリどころか、やらない理由がないと言ってもいいくらい。
高校の授業って効率悪いじゃん
私は地方の公立高校から現役で東京大学の文科2類に合格しているのですが、凡人の私がこれを成し得たのは内職のおかげなんじゃないかなと思ってしまうほどに、私は内職に重要性を見出しています。
理由はひとつ、高校の授業があまりにも非効率的だからです。
高校の授業は、当然ですが集団授業です。少人数で行われる授業もあるかもしれませんが、それでも1対1というわけではありません。これ、無駄な時間が多すぎるんです。「このくらいなら教科書読めばスッと理解できるな」ということを長々と説明されたり、「この問題、自分は全然難しいと思わなかったな」という場合も解説を聞かなければならなかったり、「これやって意味があるのかな?」ということをやらされたり。要は、その授業の100%が自分の実力向上につながるとは限らないということです。
これは別に高校側に非があるわけではありません。あれだけの人数を抱えながら、各人にとって最適化された授業を提供することは、もはや不可能な領域。だから我々は、授業中に内職を行うことで、この無駄を可能な限りなくす努力をしなければならないという話です。
逆に言えば、良質な授業を提供してくれるような進学校に通っていて、かつ自分のレベルに偶然にもマッチしているような場合に限っては、内職をする必要はないということになりますね。
あ、なので、今回の記事で言う”内職”というのは「他の教科の課題の提出締め切りが迫っていて、授業を聞かずにそれをする」といったタイプの内職ではありませんよ(このタイプの内職はオススメしません。というかむしろ、その課題は本当にやる意味があるのかという話をしたくなってしまいます)。無駄な授業時間を今自分が最も必要としている学習にあてることで、効率よく実力を伸ばそうという趣旨なので、英単語の暗記をしたり、数学の問題を解いたり…とかが該当しますかね。
内職否定派の意見はこんな感じ
受験のことだけを考えれば、もはや内職をしない理由などほぼないんじゃないかと私は思いますが、内職を否定する人たちも当然一定数存在します。
「そもそも、授業中の内職では集中できないので、どっちつかずになってしまい逆効果」という意見は、一理あるのかなと思いますね。私は授業中でも平気で内職をして、しっかり集中できるタイプだったので気になりませんでしたが、人によってはそうもなるのかもしれません。
「先生に申し訳ない」「真面目に授業を受けている人の気分を害する」的な意見が最もよく聞くところなのかなと思いますが、皆さんはどう思いますか?この辺りは、倫理観の問題ですよね。ちなみに私は「先生には申し訳ないが、自分の目標達成のためには必要なことだから!」と思っていました。「真面目にやっている人の気分を害する」という意見については、「自分が授業を真面目に受けたくてそうしてるんならそれでいいじゃないか、直接的に害を及ぼしているわけでもない他人の行動に対して文句を言うこと自体が意味不明」と私は思います。









