私の英作文対策 part2
どうも、フジです。
今回は、前回に引き続き、英作文対策についてのお話。ここからは「英文法」と「英単語」という基礎がバッチリで、英作文の対策に進めるという人へ向けた内容になっています。
英作文対策はガッツリやるべき?
「英作文の対策に進めるという人へ向けた内容」とは言いましたが…。まずは「そもそも英作文のための対策をガッツリやる必要があるのか?」という話をさせてください。
皆さんの志望校の二次試験において、英作文の配点は何点になっていますか? 全体の得点に対して、英作文はどのくらいの割合を占めていますか? 正直、そこまで比重は大きくないのでは? 加えて、英作文は、どれだけ英作文のための対策をしても、満点解答を作れるかどうかは当日の運次第な部分が否めない。これらを踏まえると、”英作文のための勉強”をガッツリやるのはコスパが悪すぎるなあと、そう思わざるを得ません。
前回の記事の最後で述べましたが、「英文法」と「英単語」がしっかりとマスターできていたら、英作文はある程度できるようになっているはずなんですよ。それこそ、それなりに書けば全体の半分くらいの点数はもらえるような状態にはなっているはずです。ここから先、”英作文のための勉強”をどれだけする必要があるのでしょうか。
正直なところ、私は、このある程度できるようになっている状態と若干の+α(次節で説明)で試験に臨み、試験時間中は短時間でサラッと記述、最低限半分以上の点数を狙う(運が良ければ満点近くいくイメージ)…くらいが、受験英作文の最適解なんじゃないか、と思うんですよね。はじめから「英作文は半分の点しか取れない(半分を超えたらそれは有利差異なので嬉しい)」という前提で、それでも合格できるよう他の勉強を頑張るというのが、賢い選択な気はしています。
ちなみに東大の場合だと、英語120点満点のうち30点分が英作文になっています。たぶん他大学と比べると英作文の比重は大きい方なんじゃないかな。それでも当時の私は、やはり「時間をかけずにサラッと書いて、半分以上の点数がくればそれでオッケーかな」程度の認識でいました。
長くなりましたが、要するに、英作文のための対策はガッツリやる必要はない(時間に余裕があるならガッツリやってもよいが優先順位は低い)ということです。次回で説明しますが、若干の+α分くらいの取り組みをしておけば十分。さらに言えば、高3の7月、高2の7月、高1の7月の段階で、英作文のための対策を始めるというのは、若干早すぎるとも取れますね。実際、私が英作文のための対策を始めたのは、高3の夏休み明け頃。あまりに早くから気にしすぎるのも良くないのかもしれません。
本当は今回の記事で受験生時代の私がどんな英作文対策をしていたのかを紹介しようと思っていたのですが、英作文対策について深く考えれば考えるほど、前置きが長くなってしまうという…。次回こそ、私が実際に行っていた英作文対策を紹介します(明日公開)。












